Unoさんの映画レビュー・感想・評価

Uno

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異人たち(2023年製作の映画)

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かなり特殊な話だと思うのですが、山田太一の原作も、大林版も知らない海外の人はどんな気持ちで観たのでしょう。
上手く言葉にならずなのですが…
山田太一がずっと描いてきた、様々な人の孤独や生きにくさが時代
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

超人版「ヴァージン・スーサイズ」やったよね…🥺✨
今年1番楽しみにしていた作品のひとつでしたが、観に行って本当に良かったです。

「子供に子供自身の人生を生きさせないこと」
それがどれだけ罪深いことか
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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原作未読で、事前情報もほぼ無し、いい意味で「?????????」のまま、圧倒されて映画館を後にしました。
後編楽しみです。
どんどん蝕まれていくのに日常は続く感じって、舞台が日本だからこそ現実味ある。
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海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

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あーーーーー観に行って良かった!
再上映の映画って、「言うても観たことあるしな…」と新作優先してしまうのだけど、
1回目感動した映画を数十年ぶりに観る時のセロトニンの量、いっぺん誰か計ってみて?って思
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

解決しても傷は消えないと実感するところ、辛かった。母息子には「と、いうことは…」っていう後悔や悲しみがこれからジワジワ襲ってくるのだろう。
観客の立場では、やっぱりほんとのほんとのほんとのところはわか
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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観に行って良かった。
若いころ、みんながあっと言うような作品を作った監督達が、いい意味でそういうところが無くなって(丸くなると言うのか)メッセージ性が強くなってくるの、社会の中での自分は…みたいな気持
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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自分たちが受け入れている世界だって、これくらいには異常なのかもしれない。

パレード(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い映画なのかもしれないけど、
「革命は起こせなかったけど」と結局は個人的なテーマを描こうとすること、そしてそこに誰も疑問も葛藤も無いこと。あまりにも日本人的で本土的で特権的で、自分たち過ぎて悲しい。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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思ってたんと違う…。
途中までずっとそう思ってた。
売れない小説家である主人公、海辺の別荘、家族との確執と和解、恋愛要素…。そしてまあまあ深刻な問題を抱えながら生きる物語をなんとなくフワフワとライトに
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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今年一番楽しみにしてたのに、なかなか行けず、今日晴れて鑑賞できました!
生まれてこのかたずっとモヤモヤと頭に渦巻く不条理感、不合理感をこれだけわかりやすく全て「言葉」にしてくれた映画って、私の観てきた
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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間に合った!
観れて良かったー!
じっと座って観るのが大変。みんな「スタンディングで観せてくれ!」って書いてるの納得、そらそうだ。
楽しかった、最高でした!

デヴィッド・ホームズ 生き残った男の子(2023年製作の映画)

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人にものすごく影響を与えられる人ってこういう人なのかもと思いました。

「みんなには僕の回復を願ってほしくなかった。僕が幸せになることを願ってほしかった」

ダニエル・ラドクリフくんの仕事への姿勢や私
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ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

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コーエン兄弟がホラーを撮ると聞いて。(「次に撮るホラーは『ブラッド・シンプル』好きなら好きだと思う」ってイーサンが言うてましたんで✨)
長編デビュー作でこれだけのものを撮るってやっぱりすごい…🥺
人を
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昨日「Perfect Days」観て、「もっと!役所広司をもっと!!!」となりまして。

みんなでご飯食べてるシーン。
みんなからのアドバイス、まっすぐ受け止めない、見ない聞こえない、勇気ある撤退…
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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素敵な作品でした。

帰宅後のルーティン、休日のささやかな楽しみ、ふと自分も人と繋がれているんだなと感じるような出来事など、お金では買えない、小さな幸せの積み重ねこそ人生の素敵さなんだなということをこ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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早くも自分の今年ベストに入れそうな予感。
日々の慎ましい生活。これ、ともすれば「つつましくも美しい生活」が描かれがちな映画世界の中で、ちゃんと「その状況ならまあそうだよね」というしんどい生活が描かれて
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Saltburn(2023年製作の映画)

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バリー・コーガン、「聖なる鹿殺し」のそれを大きく更新してくる気持ち悪さ!(褒めてます!)

各登場人物が、ド庶民陰キャである自分の中の卑屈さや無力感、劣等感をこれでもかと刺激してくる。なんか忘れてたし
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後のブレンダンのセリフに涙腺崩壊。トミー、ずっとこれを言って欲しかったんだよね!
回想シーンが一切無い作品好き、演出の力量を感じる。
なんか私にも一気に年末来た感じするぞー!

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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10歳と一緒に観てきました。
PG12ってきっと「親の自己責任で」くらいの意味ですよね😂
反対どなりに未就学だろう男の子+お父さんがいて、ちょっと「大丈夫かなぁ…」と思ったけど、エンドロール終わってか
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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いよいよクライマックスに向けてオールスター感謝祭みたいになってきた!前作は家族で映画館へ観に行ったけど、今回はやっと配信で。結果家でわいわいやいやい言いながら観るのが1番楽しい気がしました。我が家にと>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

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「やっぱり今劇場で観よう」と思ったのは、昨日、吉村萬壱さんの「虐殺される恐怖にしか想像が及ばず、自分が虐殺する側に立つなんて考えも及ばないとすれば、被害者意識を抱いたままいつの間にか虐殺する側に立って>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

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ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケヴィン・ベーコン…。豪華キャストに惹かれて早くからクリップしていた作品でしたが、忘れたころに…😌
自分はすごく好きでした!
「自分はただ普通
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(2023年製作の映画)

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監督の初期作に受けたような衝撃はありませんでしたが(自分が慣れてしまっただけかも)、漂う切なさ、諦観、執着、それらを纏った滑稽さを「お笑い」に昇華するような作りは、76歳になられてこそのものであるよう>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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観れて良かったー!
念願の初鑑賞✨
観るまでは「リアルタイムで観たかったなー」なんて思ってたけどとんでもない!リアルタイムで観てたら私みたいな思春期を送ったタイプは苦し過ぎて死んでた。
劇場公開に尽力
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

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どの時代にも、ああいう雰囲気の人いるもんね、と今未来から観ていて思う。

ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

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正直「何を見せられてるんだ…」感はすごいし、笑いのツボみたいのも自分のものとはちょい異なるのですが、こういう「女性によるお馬鹿映画」はもっともっと作られていいよねと思った!
ずっとハチャメチャのようで
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