ケーケーさんの映画レビュー・感想・評価

ケーケー

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暗黒女子(2017年製作の映画)

4.0

ドラマや映画のような主人公になりたいと誰でも一度は思ったことがあると思う。
でも、言わば自分自信の人生のドラマの中で、配役はその時その時で変わっていく。
その荒波の中で揉まれる事によって、成長して行く
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

人とのぶつかり合いがあるということは幸せなことだと思う。
でもそれに気づくのは、輝かしい時間が過ぎ去った後になる事が多い。
人とのぶつかり合いがなければ、何も成長しない。何も得られない。
少しの勇気で
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

現代の日本の問題を作品の中に取り入れ、僕たちに訴えかけてくれた。
擬人法を取り入れ僕たちの未来を予想してくれている。
もしかすると近い将来、環境問題や自然災害が起き日本が壊滅状態になるかもしれない。
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.8

もしかしたら、この世にも他人の事を気にかけているのに、このことを隠して悪役を演じている人はいるのではないかと思った。これも、他人の事を考えての行動だと思う。
こう言う人たちは、一生を等して見ると自分を
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

ダンブルドアは人としても魔法使いとしても偉大な方で、この作品の主人公も前作どうようにダンブルドアのお気に入りだった。
今となっては、ダンブルドアが何を基準に生徒を選んでいたかは分からないが、1つだけ言
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

四季折々の姿を目で見て、肌で感ることが出来る。
日本の四季をこんなに身近で味わう事が出来る作品はなかなか無い。
役者さんの芝居もそうだが、カット割りや場所が風情があるのだろう。
素朴な作品でナチュラル
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

子供の頃は鋭い感性を持っていたのに、大人になるにつれて無くなってしまう。
実は、失ったわけではなく皆忘れてしまっているだけだと思う。
子供の時は無限大の可能性があり、それは経験値も少ないせいかかもしれ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

桜の花びらが落ちる速度が秒速5センチメートルなら、人と人とが恋に落ちる速度は一瞬で、出会った時には、恋に落ちたか落ちていないかを瞬時に判断しているのかもしれない。
しかし、恋に落ちたことに気づくのには
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告白(2010年製作の映画)

4.0

森口先生は分かっていたと思う。計画を実行して行くうちに、自分自身の中に喪失感が少しづつ芽生え始めて、自分の中の全てが音を立てて壊れて行くのが。
でも自分では止めることが出来なかったのだろう。
人間は感
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

人を愛する事と、人を憎むことは紙一重だと改めて感じた。
1つの小さなキッカケで歯車が狂ってしまう。そして、愛から憎しみへと変わってしまう。これは僕らの世界でも起こっている事。
でも、歯車が狂ってしまっ
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.2

子供の頃は出来ていた事が、大人になるに連れて出来なくなってしまっている事がある。それは悪い行いだけでは無い。良い行いもだ。そういう忘れてしまっていた記憶を思い出させてくれる作品になれば良いと思う。
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

3.5

初MX4Dでの鑑賞。
映画も本格的な体験型の時代に変化していっていることに驚きを隠せない。
ジャンルはアクションだが、物語自体は繊細な作り。そして中世の時代背景を勉強して観ると物語と自分とが「シンクロ
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.0

勇気とは自分の意思で考え行動し目標を成し遂げるまでの過程に存在していると感じた。
今、何か迷っている人は勇気がある人なんだと思う。

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.5

人は生まれてきた時から、自分の道を見つける旅に出る。
しかし、真実を自分の目で見ようとしない。すべて他人の見た景色を真実だと信じてしまう。
探してみよう!自分の目で、真実を。
そうすれば、道は自分の目
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

登場しない主人公の言動1つで周りの状況が180度変わっていく様子や心理描写が映画界に新しい風を吹き込んだ。
物事を決めて行動に移す時、周りの事も考え行動しなければならないと考えさせられた一本。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

もし、この上司が現実に存在するのなら共に仕事をしたいと感じた。
人として一枚も二枚も成長させてくれるに違いない。頭脳的にもそうだが、感情的にも精神的にもそして身体的にも昔の自分より強くなれる。
自らが
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.2

息を殺し、瞬きするのも忘れ、観入っていた。
ふと気付いた時、災厄な結末を『期待』したのは、僕だけだろうか?
それは1つの作品を作る時のワクワクと紙一重なのかもしれない。

何者(2016年製作の映画)

4.0

人は誰しも自分の価値観をもっているが、時として他人に自分の価値観を押し付けてしまっているのかもしれないと怖くなった。
今の時代特有の問題を直視して作られているからこそ心に響く。
また観たいではなく、必
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怒り(2016年製作の映画)

3.5

ナチュラルな芝居の奥には僕たちには想像も出来ないようなキャラクター作りの努力が垣間見える瞬間がある。
キャラクターがしっかりしてるからこそ嘘の世界が鮮やかな発色で現実の世界へと変化する。
『怒り』とは
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.1

空気が肌を伝っていき、匂いが鼻を刺激したように感じる。
人との出会いの中にも、会った瞬間に懐かしさを覚えるのはもしかすると、どこかで会ったことがある人なのかもしれない。
そういう出会いは、良い出会いの
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リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

3.0

少女が抱えていた闇。
その闇の呪縛から解き放たれた時の清々しさが、何とも言えない懐かしさを感じさせてくれた。
この映画の時代背景をしっかり掴んでいると尚、物語に広がりが生まれ、蜂の様に自由な発想が生ま
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

毎回、アクションシーンのテンポが良くて、映画館にいても実際にその場所にいるかのように錯覚してしまうシーンが沢山ありました。
お子さんを産んだ直後にここまで体を張って、アクションに熱意を込める姿勢にアッ
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ヒミズ(2011年製作の映画)

5.0

ストレートに伝わってくる感情や、奥行きのあるキャラクター。
お芝居の固定概念を一気に良い意味で壊された!