Forrestさんの映画レビュー・感想・評価

Forrest

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RRR(2022年製作の映画)

4.5

多少のご都合主義も一切気にならないほどの圧倒的な熱量で、胃もたれしかねない程の高カロリー映画。最初20分程のイントロダクションでめちゃくちゃに心鷲掴みにされた。ここがクライマックスでそろそろエンディン>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

滑り込みで映画館で鑑賞。既に高評価ばかりの中ハードル上がりきった状態で観たけれども、それを余裕で超えてくるくらい面白かった。戦闘機操縦の緊迫感と臨場感がすごく、一緒にGを感じたし、息苦しくなったし、身>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ストーリーはっきりと分からないまま話がどんどん進んでいくものの、スクリーンに惹きつける力は強かった。バイオレンスに溢れていて、血は飛び散りまくるし、人も死にまくるけど、妙にエンターテイメント性は高い。>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.6

ラブストーリーではあるが、正直なところ、小難しく純文学の匂いがする。走るシーンが何度も映し出されるが、恋をすると無性に走り出したくなるよねというところは共感できる。主演男女ともに特別の美男美女でないと>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

なんか良い映画だなと感じさせる雰囲気がふんだんに盛り込まれていたが、家族的な繋がり・絆というテーマでは『万引き家族』とテイストがかなり近く、既視感ありという感じになってしまった。ただ、ソンガンホの存在>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

上映予告で期待値がだいぶ高まってたせいもあって、思ってたより…という感じでした。バットマンだから仕方ないのだけど、映像がずっと暗くて、何が起きているのかはっきり見えない部分もあった。というか、内容の割>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

耳の聞こえない家族の支えとなるか自分のやりたいことを追い求めるかの葛藤がありながらも、最後は娘のやりたいことを家族みんなが後押しするという家族愛の物語。夢×家族愛は『リトルダンサー』を彷彿とさせる。>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.7

基本的にこの類のあからさまなお涙頂戴的映画はあまり好みではないのだけど、久しぶりにこういった映画を映画館で観てみた。
ストーリーはベタのど真ん中を清々しいくらいに突っ走っていて、泣かせにきてるのも分か
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.7

今の自分の状況と照らし合わせて、刺さるところが多かった。最後にファンタジー要素強めに出てきたのが自分には少しハマらなかった。また、まだ自分はうつ病の手前の手前で踏みとどまってるんだなということも確認で>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

2人の出会いから別れ、そして今現在を、誕生日を切り取って断片的に見せていく構成が面白い。それがまさしく、ちょっと思い出しただけ、になっている。と言いながら、その構成に気付くのに少し時間がかかってしまっ>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

大学生の頃に出会い、それまでの映画観をガラッと変え、鑑賞する映画の幅を一気に広げてくれた思い出深い作品。
CGドーン、ハッピーエンドでわーい🙌映画とはそういうものだと思っていた自分にとって、派手さがな
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

皆様のレビューでそれほど怖くないと高を括っていたけど、ホラーのジャンルに入るくらいのホラー要素はあった。ホラー要素の強さとサスペンス要素の混じり具合で言えば「シックスセンス」といったところ。ただ、映像>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.7

グレイトじいちゃんクリントイーストウッド監督主演作品。正直、ただ歩いている姿すら見てて疲れてしまうぐらいで、そりゃ追っ手もあっさり引き下がりますわ、と色々無理ある部分も見られる。他の主演俳優を起用すれ>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前2作とテイストが全く異なり、半分は普通に戦争映画で、銃撃戦シーンには生々しさと重々しさがあった。それでもやはりアクションシーンはかっこいいし、後半はキングスマンだなというイメージに近づいてきた。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

理想的に始まり現実を見て終わる。恋愛ってそういうものかもなと、甘々なラブストーリーを見させられるより、すっと腑に落ちる感じ。
麦くんイタイくらい人変わりすぎやろと思うけど、社会人になるというのは、それ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

-

映画館でしっかり眠りに落ちたことについての記録。途中のストーリーすっ飛ばしてしまった。
ただ、帰り道にHIPHOP聴きたくなったので、雰囲気だけはそれなりに持ち帰ってるつもり。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

予告編観てコメディ色強いのかと勝手に期待して鑑賞したけれど、予想以上にシリアスな内容。ホワイトパワーvsブラックパワーを交互に見せるシーンが印象的。
多様性が謳われる世の中になってきているけど、最後に
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

かなりコメディ寄りホラー要素薄めで気楽に楽しめる。人格入れ替わり系ストーリーは日本だけで流行ってるわけではないのね。
連続殺人鬼ブッチャーが可愛く見えてきて、どんどん愛着湧いてくる不思議。あの体格の良
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

コミュ障気味の成田凌と厨二病気味の清原果耶のコミカルな会話が面白い。ただ、まともじゃないのはこの2人だけでなくて、小泉孝太郎も泉里香もだった。特に小泉孝太郎の役柄はしっかりとキモチワルさが出ていて新し>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の視点が入れ替わったり、時間軸を行き来したりしつつ、ストーリーの結末に収斂されていく構成で、どことなくLock,Stock〜やSnatchを思い出した。ただ、コメディ色はなくオトコくさいストー>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ゲーマーではないので世界観にハマるか不安ではあったけど、ストーリー明快、映像も楽しい、エンターテイメント性高い良映画だった。誰にでもオススメできる。是非もう一度映画館で観たい。
再起動によって初期化さ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

中盤で予想を裏切られ、そこから迎える終盤はあれ、これどうなるの?という感じでハラハラする。胸スカではないけれど、これはこれで良い結末だと思う。ただ、ヒロインの頭の中ではどういう展開を予期してたのかよく>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

どうやっても抜け出せないタイムリープの中で、同じ今日をどう楽しむかにフォーカスしてるうちに、新しく明日を迎えることを無意識のうちに恐れるようになっていた主人公。人生に期待するのをやめて今の環境で満足す>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.6

解説サイトの助けなしにこの映画のオチを理解して満足感に浸れている世界線が存在しているかもしれない。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

医師が諦めずに治療を行うことで、レナードが長い麻痺状態から目覚めるハッピーエンドの映画と思い込んでいた。そのせいもあって、中盤で急にレナードが快復してからの思わぬ展開に一気に引き込まれる。
一度自我が
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

料理×家族愛×ロードムービー。元嫁とその元旦那と愛人?とみたいな関係性が若干複雑だったが、フードトラックを開店すると決意してから、波乱なくエンディングまで一直線。安心して観られる心温まるストーリー。子>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.7

自分が生まれた時に、このような体制の国があったことを改めて思い知らされる。権力者の意向次第で白も黒になりうる理不尽さ。その結末は悲しいものであるが、体制崩壊後に迎えるエンディングは綺麗にまとまっている>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

映像は明るくて美しいのに不気味さと緊張感が終始漂っている。世にも今日な物語超長編といった感じ。今現在も世界或いは日本のどこかに、自分の持っている一般常識とかけ離れた規範・風習に従う小規模集落は存在しう>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

アメリカの雄大な景色とともにゆっくり流れるストーリー。個人的にはバッドランズ国立公園に行った時の感動が蘇った。美しい風景の映像を楽しむ映画かもしれない。音数も多くなく、一時も目を離せない展開でもないの>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

グラウンドに立つ野球部員ではなくスタンドでの会話劇でちょっとした人間模様を描いていく構成が『桐島、部活やめるってよ』を彷彿とさせるが、より青春要素が強く、カルピスソーダのような清涼感と透明感がある。部>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

ストーリーが特別面白いわけでもないオシャレ雰囲気映画だけど、香港の熱気と空気感が感じられるし、どこかクセになる魅力がある。
フェイウォンのやってることはただのストーカーのはずなのに、恋してる表情・仕草
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.6

マーティンスコセッシ&ロバートデニーロのタッグ作品ということで鑑賞。実在するギャングの半生を描いているが、主人公ヘンリーおよび嫁によるナレーションを中心にストーリーが展開していくためか、なんとなくスピ>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

ザ・キューブリックワールドで意味は全く理解できない。嫁の性癖を聞かされ悶々とした夜に、色々と誘惑が襲ってきて、最終的には郊外に佇むハプニングバーに辿り着くお話。
その館内の描写が妖しく美しかった。不安
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

この設定考えつくなんてもはや狂人。クリストファーノーラン色がしっかり出ていて、スクリーンに釘づけにさせられるのだけど、途中から脳がパニック起こして訳が分からなくなる。理解することを放棄してもなお、ちゃ>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

色彩豊かだけどVividになり過ぎない色使いが絶妙で、全体的にオシャレで綺麗な映像世界に魅了される。AIに恋するというストーリーにはやや入り込めなかったが、考えてみればアイドルや2次元に恋するのと感覚>>続きを読む