睦さんの映画レビュー・感想・評価

睦

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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.8

何十年ぶりかの鑑賞、
あれ?なんだか全く古くない、映像も何もかもが新鮮!

物語の話はさておき、実の親子がこんな素敵な映画を2人じめにしちゃうなんて贅沢ですね。
役柄としては親子じゃないんだけど、でも
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.5

ルキノ・ヴィスコンティはとても好きな監督です。
その中でも特に好きな作品。

モデルがマーラーということなのかな、どこまでがリアルかは知らないが、主人公がある美少年に恋をしたところからの映像と音楽が何
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

次の休みにオッペンハイマーを観ようと思い、その前にこの映画を改めて観ていこうと思って観ました。

あの日、その日に至るまでにもたくさんの人の人生が普通にあり、まさかこんなことになるなんて想像もせず、も
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

ずいぶん以前に観たものをもう一度観てみようシリーズですが、この映画はとっても好きな映画です。
山田太一脚本、大林宣彦監督とくれば面白いに決まってる✨
 
浅草でのシーンはただその風景だけでなんだか泣け
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地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

3.8

メトロに乗って

かなり前に観たのに、なんだか印象にしっかり残っている映画だったので改めて鑑賞、
やっぱりタイムスリップものはなんだか好きだな。
浅田次郎原作なのでそれなりに面白い時代設定とストーリー
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

邦題 はじまりのうた
英語題 Begin Again
この日本題名はどうなのかな🤔

にしても最高にいい映画👏
こういう楽しい映画は不滅であり鉄板ですね
やっぱり音楽がハッピーな映画は観ていてハッピー
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

高得点ではないけど好印象で素敵な映画といった感じ✨✨✨
ウディ・アレンはいろんな映画を作ってきたけど、自分はやはりこの手のが好きです。
そしていつもこんな感じで楽しませてくれる。
これもお決まりだけど
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二つの光(2017年製作の映画)

3.8

短編というものについ目が入ってしまうくらい好きです。
この映画も短編らしく無駄がなく良い映画でした。
いろんな事が隠されているから、なおのこと、こちらで勝手に想像して完成させましょう。

光と映像がき
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

罪の声

泣けました。
とってもいい映画です。
日本の迷宮入り事件史上、とても有名な事件がベースになっていて、これがサスペンスでもあるけど、この事件の裏にある人間の悲劇をとても上手に描いてます。
特に
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0

ブルースブラザーズ

この響きがたまらない‼️

ジョン・ランディスといえばアニマルハウスなんだけど、でもやっぱりこの2人のカッコ良さには敵わないですね〜って、ベルーシは同じなんだけど、黒服ダン・エク
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

全編通してほとんどが甲子園のアルプススタンドの端の方でのシーンが中心の映画です
演劇脚本のようで
マジか?ちょっと、えっ?
こういうのありかっ😳

でも大丈夫です、面白いです✨

まるで"12人の優し
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

ロバート・ゼメキス&トムハンクス
フォレスト・ガンプコンビ、
マチガイナイですね

面白かったです‼️

ウィルソンに対する感情移入、わかる気がする。
ああやって友達を作りたくなるんだろう、ましてや名
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カラスの親指(2012年製作の映画)

3.5

始まりから終わりまで、ずっと穏やかに観ていました。
詐欺師のお話なのに、結局は日本的な心温まるヒューマンドラマな感じ。
ほとんどドキドキすることもなく、かと言って退屈でもなく。

コンフィデンスマンJ
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still dark(2019年製作の映画)

4.0

40分があっという間でした。 
3人の無駄のないセリフや、やり取りの軽妙さが観ていて気持ち良かったです。 

ただ、あまりにもそれらの事が自然に描かれ過ぎていたので無意識に普通に観てしまったけれど、あ
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.8

アルツハイマーが愛し合う2人の仲を、、、
よくありそうなストーリーだけど、やっぱりやられますね、観てる方は。
チョン・ウソンとソン・イェジンがカッコよくてとかわいくて。
バッティングセンターでの2人の
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.9

一人の男の一生を割とコミカルに描いてはいるものの、実は時代背景はシリアスで、'50代辺りから激動の朝鮮半島が舞台なのでそれはやっぱり激動なわけです。
でもあえて役者は明るく演じているからつい笑ってしま
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

ドキハラおつかれ様って感じでした。
韓国は警察内部の犯罪が割と蔓延っているのかな、よく映画やドラマである気がする。

それにしてもこの一件、全部を隠蔽しちゃう幕引きってすごいな〜本当にやってそう。
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

究極の、人は外見じゃなくて最後には中身だよ、ってことなんだけど、流石に観ていてこりゃないよ、いくらなんでもってね。

ファンタジーだと思えばありだけど、普通の世間で生きてる人の物語だし、なんと言っても
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

痺れました、すっごく面白かった〜✨
全く期待せずだったので、ビックリ‼️
サスペンススリラー、スペクタクル、権力闘争。
日本が江戸時代に入って間もなくの頃、明から清に変わろうとする清朝勃興期に隣国とし
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.8

1人の少女がひと夏の間だけ、田舎のおばさんのお家に預けられるって話。人も環境も違うところへひと夏。
子供にとってはこの変化は大変なんだろうけど、でも大人が観た時になんと何でもない、環境音楽的な映画な感
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

とにかくカッコいい、みんながカッコいい、俳優も曲の使い方もセンスの塊。
タランティーノってどこのどいつ?ってビックリした。
タランティーノはとにかくこれ観ないと先いっちゃダメだからね、そこのところよろ
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セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

4.0

とっても甘酸っぱくてキュンとしっぱなしの自分にとっての名作青春映画。
若かりし頃のロブ・ロウとデミー・ムーアがいいんだけど、でもやっぱりエミリオ・エステベスがなんだかんだと言ってもいいんです☝️
あ〜
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

西川美和って怖い、、、そしてうまい‼️
こんなにも人間の深いところをあぶり出してしまうなんて。

この映画での香川照之はとにかく終始気持ち悪い、名演です。
一番ビビったのは、智恵子とメシ食べて帰った弟
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

ヘップバーンの金字塔的な映画ですね。
レビューなんておこがましい、そんな存在ですね。

初めて見た時は別として、のちに自分が美容師になってから観た時は、バッサリイメチェンってこういうことだなぁって思っ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

子供の頃、まだJRが国鉄だった頃、毎年春闘の頃にストライキで電車が止まって、さぁ、今だ‼️って川口と赤羽を結ぶ京浜東北線の鉄橋を友達と数人でおっかなびっくり歩いたのを思います。
BEN E KINGの
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

3.8

色んな意味でダニエルとジュリエットの絡みがすてき。
ジュリエットはレオスカラックスがステキに描いたけど、この作品の監督も引き出し方が秀逸でした。
ダニエルはこの後しばらくしてマイレフトフットやるんだけ
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

4.0

主人公の男があまりにも切なくて悲しい。
最後まで観て辛かった。
2度と観ないかも。

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.0

全編通して程よく暗く程よく明るい空気感の映画、髪結いの亭主っていいもんだなと思った。
音楽がいい。
ラストはちょっとツラい。

シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

3.6

重苦しい感じの印象だけが残っている、でもいい映画だったような、、、
映像が綺麗でした。

シャンドライの恋(1998年製作の映画)

3.8

シャンドライが素敵でかわいかった、かなり前に観たけど印象はとてもいい映画です。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

始まってすぐに感じたのは、ピーター・グリナウェイ的なやつ?かなって思いましたが、グロさ以外は全体としては全然違いましたね。
内容に関しては色々あるけれど、あまり深読みせず観ました。俯瞰してみると割とわ
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.8

トランスジェンダーの問題を絡めてるのは間違いないんだけど、そんなこと何も気にしない、気にならないくらいに生田斗真の演じるリンコに吸い込まれた

あんな女性だったら誰だってやられてしまうだろう

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

僕はゴールデンカムイに関することは一切何も知らないで鑑賞しました。
ヤンジャンに掲載されていたことも、むしろ存在も、ましてや金カムと言われていることなんて全くです。

そのうえで、、、
とっても面白か
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