Ayaneさんの映画レビュー・感想・評価

Ayane

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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

50-60'sの世界にいる気持ちになれるような映画。
明るいばかりではない、薄暗さも滲ませるような、今よりだいぶ治安悪そうな、古き(良きではない)ニューヨークだ!って思いながら見てた。
決して生きてき
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

ルビーの力強くてまっすぐな歌声が心にすっと入ってくる。
家族に寄り添うがために周りに異質な存在とされてきたけど、最後は家族を想う気持ちで歌うことで、夢を勝ち取ることができた。
板挟みになりながらも全て
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

ようやく見れた!
きょうだいがいるので、認められないとは思いながらも許さないといけなくて不満を覚えたり、ふとした瞬間に思いの外味方してくれたりしたことを思い出して懐かしい気持ちになった。
ジョーを見て
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

音楽って良くも悪くも人を変えられるし、政治や権力に負けない力がいつでもある。時として知らない文化に触れられたり、分かり合ったりいがみあったりするきっかけにさえなる。青春時代にのめり込んだ音楽や歌詞って>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

韓国映画初めて見た。文化の違いとか日常会話の中身とか見れておもしろかった。話の内容はまさかまさかの…って感じで見応えある作品でした。サントラもよい。お金ないのに髪染める?面接の時のきれいな服装買える?>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

この映画の世界から75年が経とうとしているいま、また世界が行ってはいけない方向に行こうとしているこの時に公開してくれてありがとう。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの映画、それも邦画。見れてよかった。
クラシックギターの音色にはまっていて、たまたま福田進一さんのアルバムを手に取ったことが鑑賞のきっかけ。

言葉で纏められそうなので、長々と書きます。

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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

映像と音楽!エンターテイメント!ニューヨーク行きの機内にて鑑賞。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

起承転結とか物語要素とかそんなのはないけどノンフィクションを滲ませるフィクションが心を抉ってくる。よかった。

人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.3

なかなかうまくいかないのだけど、うまくいってほしいと思わせる。幸せで居続けるって難しい。けど紆余曲折があるからきらめく瞬間がある。
音楽も映像も見やすいし、ざらつくところのないストーリー。誰かの日常に
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

地元から出る時、親がどんな気持ちで送り出してくれたか考えもしなかった。
憧れや見栄だけでは恋も友情も本物にならないね。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

違いすぎるふたりが互いを知る。歩み寄りはじめやがていろんな感情を分かち合うようになる。旅が終わるとともにこれまでの自分にとっての「普通」という価値観が塗り替えられる。日常のなかの偏見や孤独に気づいてし>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

2.5

同じ畑にいたので粗探しばかりしてしまった。技術は根性では伸びない。熱血でジャズはやれない。なんて連帯感のないビッグバンドなんだろうと見てしまった…

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.4

まだわからない部分が多いのとこれからの期待を込めた評価。
まだ旅の途中のような感じがしたのでお話は置いておくと、今作はニュートとティナのもどかしい感じがすごくよかった。そして動物が前作よりもかわいく見
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ありがとうQUEEN。そしてこれからも。ここであの曲が流れたらいいな〜ってところでまさにそれを突いてくるよさ。QUEENは登場するのが早すぎた。今だったら苦しむことなく受け入れられたかもしれない。でも>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.0

すばらしい曲たちと語り継がれるいくつかの逸話しか知らなかったから、平気な心持ちでアビイ・ロード・スタジオへ赴いた二十歳の自分が恨めしい。
キラーチューンだらけのまぶしさと、時代に飲み込まれる切なさを真
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殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

3.0

ドタバタコメディ。浮気男も妻がいちばん。ピザ屋の店員のディーボがいちいちかわいい。収監されるときにマスコミに「ノーコメント」って伝えて去る姿が、すごくメタっぽくておもしろかった。

後から追いかける身
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恋のドッグファイト(1991年製作の映画)

4.5

心が温かくなりました。きっかけこそ良くないふたり。おずおずと心の距離を縮めていく様子がどんどんお似合いに見えてくる。かわいいカップル。
今の時代、容姿が物を言う社会に、ローズのような女の子が過小評価さ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

両親をはじめみな素敵な心持ちで彼らを見守る。
やさしさと切なさに包まれる。
題名は魔法の言葉。
彼を照らす暖炉の灯に温度を感じる。

色使いや情景が夏休みに避暑地に出かけた幼い頃を思い出させて苦しくな
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

おもしろいっていう声と、差別がひどいっていう声と、両方を聞いていたのでどうなるかなって思ってたけど、、、どちらの声も分かる。

最ももやもやしたのは、変わってる人たちを寄せ集めて「サーカス団」にして見
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

バーフバリができた人すぎて、なんでそんなすごいんや?って思ってしまった。
兄弟で性格や戦闘能力あんな変わるもんなのかな…?
こんな理想的な人いるわけないからこその面白さなのかな、と。

バーフバリはと
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.9

幸せの思い出と切ない気持ちを、
クローゼットに閉じ込めて生きていく
ブロークバックの景色とともに

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.5

祖父母みたいだなって思いながら見てた。
あれくらいラブラブな元サヤにおさまってくれたらどれだけありがたいか……

ずっと隣にいて近すぎる夫婦は「がんじがらめ」だったんだろう。
ちょっと離れてお互いを見
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

お互いを想っているからこそ本音を言い合える。
変わらない生活を決めたふたり。
けど、このローラーコースターのような数日間を超えたふたりは、少し若返って見えた。
塗り替えられた壁のように。

キャロル(2015年製作の映画)

4.2

美しいまなざしとひたむきな瞳。

キャロルは女性の中の女性。
常に美しく化粧をし、身なりを整え、優雅に振る舞う。
ミステリアスさえも自然体。社交的ではなく、自分の愛するものに囲まれて密やかに過ごしたい
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作既読 解釈違いだったので残念。

まず、ポアロってこんな人?
武器を振り回したり、犯人を直接的な言葉で追及したりしない。
まるで売れてる映画の主人公みたいにかっこよく振舞ったりしててこれは誰?って
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

アクションものをひさびさに見て吃驚してる人の感想です。

嫌いじゃないけど、いいかどうかは分からない。結構えげつなくて、皮肉めいてて、痛そうなんだけど、悪いやつをこてんぱんにしてやれるのは爽快。

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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

「彼は最初から愛してくれた」
っていうメアリーの言葉に愛おしくなった。メアリーが節々に言う台詞にたまらなく愛おしくなる。そしてそれを見るフランクのまなざしが全てを語る。

普通が一番いいけど、その普通
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.8

ゴッホの言葉が深く刺さって、弾が抜けない亡骸になってしまった。

映像美はもちろん、話に感動して震えて立てなかった。

今は居なくてもいい人間と思われているかもしれない。
でも、後に作品を見た人に「暖
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

2.9

終わり方はよかったけどリアリティがないぶん、各楽団員の国民性だけじゃ片付けられない不真面目さにいらつくところがあった。

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.2

COCO ”avant” CHANEL です。avantはbeforeの意味。自分を持ってる人って辛いんだろうなあって思う。それでも、ココの周りには見守ってくれる人がいて、それだけ魅力的な女性だったん>>続きを読む

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