あやなさんの映画レビュー・感想・評価

あやな

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ファウスト(1926年製作の映画)

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私が見たのはオーケストラ版だった。ピアノ伴奏も気になる。
絶対てきとーに観る映画ではなかった。解説読んでなるほどぉとなったけど、正直分かってないなー。
たしかに100年前にこんなに迫力のある映像を撮っ
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麦秋(1951年製作の映画)

4.4

好き!!!
舞台が北鎌倉と身近に感じられる場所で嬉しい。江ノ島が見えるみのるちゃんがいじけてるシーンとお父さんがひとり線路脇で座るシーンが印象的。

笠智衆が原節子のお兄さん役!東京物語では夫婦だった
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.7

私には怖かった!
面白いという意見も分かるけど、カメラ視点の歩みとか、目だけを映す演出とか、ずーーんって音響とか、必要以上にハラハラさせられるのがどうしても苦手。映画には基本的に心または頭への栄養を求
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団栗と椎の実(1941年製作の映画)

4.3

めっちゃ可愛くて面白かった。
30分の小さなストーリーだけど、とっても印象的。

恋文(1953年製作の映画)

3.7

美しい印象的なシーンが所々。
当時の女性の生きづらさ。
とにかくキャストが豪華。
笠智衆が出てきて嬉しかったのは束の間、こっこれだけぇ?!なるのは不可避。

ひなぎく(1966年製作の映画)

3.8

「サラダを踏みにじられて、怒る人たちに捧げる」

とんでもなく強烈。
破壊的な描写を支離滅裂な"カワイイ"に被せつつ、強力な社会的メッセージを含む。

社会主義国家である60年代のチェコにおいて、自由
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美しき仕事(1999年製作の映画)

3.8

こんなに笑顔とか幸せなシーンがないのに、見ていて居心地が悪くない映画は初めてかもしれない。けど、ストーリーをしっかりとは汲み取れなかったし、メッセージとかも分からない。ただ、広大な自然の中で、自由の効>>続きを読む

午後の網目(1943年製作の映画)

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理解できないことに対してはやっぱり、なんとなく怖いって感覚を覚える。日本的な音楽が余計怖いって感じた。ループする度に増えていく自分。キーとなる演出はたくさんあるけど、どれも不穏な感じ。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.3

う〜わがまま〜!相手の優しさに気付かず甘えて変に強がってあと引けなくなってるやつ〜!こうはなりたくない笑
と思って見ていたら、最後はちょこちょことご主人についていっちゃって。可愛かった。
台所の長回し
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

静かでのっぺり、だけど心地いい映画。
わざわざフィルム調にしてるわけでもないが、色味が素敵でおしゃれ。印象に残るカットも多くて、左右対称みたいな、中心にメインを置く画が多かった。
映画館満席で、けっこ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

色々考えさせられるなぁ
どんな環境に生まれても、いろーんなことに縛られて、気付いた頃にはがんじがらめ。そこから放たれたいと思うなら、強く自分を持って自分から動かないといけない。

水原希子の顔の余白な
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彼岸花(1958年製作の映画)

4.3

いつの時代どの家も娘にとって父親は"言っても分かってくれない"存在なんだろか。それが娘を思う故というのをこの映画では不器用で頑固な父親を通して上手く描いてるけどね。そしてやはり娘に向ける笑い顔も式のシ>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

ええええめっちゃ良かった泣いてもうた、子供達が紅葉歌ってるBGMにノスタルジーを感じてしまったよ、まだ19だよ、、

現代とは全く異なる縁談の進み方だけど、親の気持ちはおんなじなのかな。儚いもんなのか
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恋に踊る(1940年製作の映画)

3.8

セリフが多くて完全には理解してないけど、想像以上に軽くて面白かった!出てくる女性みんな美しい。

ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)

3.9

これまたスペイン語字幕でちゃんとは理解できてないけど、言ってることが理解できても全体のメッセージみたいなのは理解しづらい映画だと思う。
それよりも雰囲気とか色彩はめっちゃ良くて、キティちゃんがいっぱい
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残菊物語(1939年製作の映画)

3.8

初溝口作品。
最初から最後まで、1シーン1カットの長回し、角度のついた引きのアングルなど独特の画角に惹かれた。
芸のシーンは、白黒だからこそ実際の彩りを自分で想像しながら見れたり、女形の所作の美しさに
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ジャズ・シンガー(1927年製作の映画)

3.5

初のトーキー長編映画
といってもトーキーになっているのは歌のシーンだけで、あとは台詞もワンカット使って文字起こしされている。綺麗な英語だ。
時代も時代、仕方がないのは分かるが見ていて気持ちのいいもので
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.9

今実際、言語が通じない地で生活して、自分を見つめ直す時間がたくさんあって、主人公と重なる部分が多かった分、学びになるセリフがいっぱいあった。
それにしてもヨーロッパの人たちの生き方考え方はいいよなぁ。
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.7

ほんと〜に絵が綺麗だね〜
頬骨は気になるけど、ちゃんと意味があるとのこと。

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

4.1

13分とは思えない見応え。
常に相反する二つが同時に描かれてる。
生と死、整頓と混沌、無邪気さと悲哀さ、、怖いっていうかなんというか。

ボクと空と麦畑(1999年製作の映画)

4.1

題名も知らないまま鑑賞
スペイン語字幕で、たまに英語が聞こえるなぁと思ってみてたらまさかの全部英語だった訛り恐ろしい笑

なんだこの映画は〜と思いながら見てたけどけっこう好きなシーン多かった。麦畑のシ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.6

分かる、言いたいことは分かるんだけどぉ
全体を通して好きなキャラが永束くんとゆづるしか出てこん

でもホント、小学生くらいだとほぼ本能で行動する上にコミュニティはとっても繊細なのよね。ただ、高校生にな
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.2

ほっこり温かく時に切ないクリスマス前の9つの物語!
今年のクリスマスは本当にロンドンにいれると思うとウキウキが止まりません!
実らない恋の切なさって映画とかだと美しく儚く、魅力的に描かれるけどこれって
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ザ・ウォーター・ウォー(2010年製作の映画)

3.6

留学先の授業で視聴。
時代は変われど弱者の人権を侵害する強者の欲と、それに命をかけて対抗する弱者の対立は変わらないのだということを、映画の中で映画を撮影しているという設定で上手く表現しているように感じ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.8

モロッコ旅行を控えているので鑑賞(残念ながらカサブランカは行けなそうだけど)
とにかくイングリットバーグマンが美しすぎる。淡く儚い美しさがとんでもない。
ホントに、名言ぽんぽん出てくる。個人的には"君
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

雰囲気好きだけど、なんかあんまり刺さらなかったなぁ。
でも、孤独を抱える人たちを繋ぐちひろさんは他の人にはない魅力があって素敵。

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