このレビューはネタバレを含みます
あらすじからもう泣ける物語で、山田太一の原作で日本のドラマによくある設定のような〜と思って油断していたら、両親が出てくる場面はずっとボロボロ泣いてしまった。
12歳って親とうまく関わるのが難しい時期>>続きを読む
あのシーンで泣いてしまった、日本人としてどうしても辛かった。
ハイゼンベルクをリスペクトしていたブレイキングバッドのウォルターとも重なる状況が幾つかあった。科学者として思ったものを具現化させたいあま>>続きを読む
ノラが作家で、自分の言葉を持っているのがいい。夫も作家だから、この状況を適度に2人は客観視しつつも、感情が勝る場面も。
ノラは韓国生まれながらカナダ育ちで、夫との英語での会話とヘソンとの韓国語の会話>>続きを読む
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韓国映画というよりはホラーなのかブラックコメディなのか、まるでA24ホラーみたいな肩の凝る不穏さ。あのピアグループのおばちゃんですら怖く見える。
ムンジョンのような素人さんが思いついたことが偶然が続>>続きを読む
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目的からだんだん巧妙にズレてって…あれって気づいたら詰んでて、面白かったー。
子供たちの夏休み穏やかな描写から始まり、子供たちがサイコパス岡田くんとの対立する場面が全部いい。予告の岡田くんの「お前何>>続きを読む
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集中力が必要だけど、面白かった。脚本がよく練られている。
最初はさも普通の家族に起きた事件とミスリード(リゾートのような住居に見え良い暮らしをしており、夫も一見明るい写真が多いとか)しながら、サンド>>続きを読む
はぐれもののふたりと、孤独な牛の生の瞬き。
自然に囲まれ、細々と生活して、物がない中で、小屋も手作り、お菓子を作る道具も手作り。ふたりはいつも手作業をしていて、意味もなくスマホを触って生活する現代よ>>続きを読む
イ・ビョンホン演じるヨンタクの狂気が恐怖。
パラサイトのように悪くなる選択をし続け、嫌なことしか起きない雰囲気、練られている分入り込めてしんどー。予告はさておき、映画のティザーヴィジュアル(白頭山大>>続きを読む
年末に見た時はピンとこなかったが、いろんな不可抗力で不条理なことがおき、ずっと続くと思われた日常が違うものになってしまうことがある…そう、実は日常は脆い。
日々の生活が安定して続くことが一番尊いとは>>続きを読む
仏教では、生きることは苦しみ。
ラウは善人へとやり直しを求めるも、そもそもマリーに仕組んだことを思えば罪深い。この若者時代のエディソンがまた悪そうに上手く演じてるんだよね、まるで罪の意識がないかのよ>>続きを読む
とにかく最高!!トニー・レオンって若い頃も今もずーっと素敵!!
あの頃、2000年代リアルタイムで見たけど、全く色褪せない、緊迫感あってヤンとラウの気持ちの揺れがいい。トニー・レオンを贔屓目にしてし>>続きを読む
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3時間半って感じがない位、この時代に浸れた。白人男性がグズに描かれるのって、最近のハリウッドのトレンド…!?
モリーを含めオーセージ族は信じるものがあったり、行動に一貫性があり、誇り高く描かれる。一>>続きを読む
90年代香港映画が好きで、香港のザワザワして色んなものが入り混じった街並み、広東語の響きがまたいい。
さて本作。コロナ真っ只中の香港ではいろんな出来事があり余裕がある人は移住を望む中、余裕がない人は>>続きを読む
あの本ポスターから想像がつかず、本編の明るい雰囲気の中にさまざまな思想が入れ込まれた映画。昔リカちゃん人形で遊んでいたけど、そこまで考えたことなかったよ…なんだか自分の薄っぺらさにショックを受けてしま>>続きを読む
とにかくしんちゃんが好きで、しんちゃんの良さが出る作品は贔屓目。
偏った思想はなく、無知ながらも、善悪をかぎ分け、優しく男気があってユーモアもある、そんなしんちゃんが大好き。
しんちゃんの将来の夢>>続きを読む
全然怖くなくって、所々笑えて安心して見れる悪魔祓い映画。最近のホラーって、怖くないことを音響や間でビビらす(nopeとか)感じだけど、本作は昔ながらの演出でそのまま描くから逆に怖くないのかな。
ラッ>>続きを読む
トム最高。
後編ありきなので謎も残るしはなしはあちこち行くけど、そんな事気にならない位、トムが最高。トムが観光地で片手運転したり、高所でトム走りしたり、(空港の上とか、列車の上とか笑)、渓谷飛んでパ>>続きを読む
人生のうち煌めいた瞬間を切り取った、まるで親子版の 「call me by your name」「before〜」シリーズのような雰囲気。
父カラムは所々生活力がない感じが出てるけど、良い人でとにか>>続きを読む
全く音楽のことは詳しくないが、音響や物語がサスペンスのようで、そして、ターの美しさや品のある佇まいにうっとりしながら見てた。
ターは唯一無二の天才でカリスマ性もあるけど、世間の印象や権力や人事に忖度>>続きを読む
衝撃だった。映画レスラーの印象に近い。中年の、ここまで自分が元いたところから逸れてしまい、自分で自分を追い詰めてしまう悲しさよ。
200キロ超えの人物の生活がこうも細かく描かれたろうか。生活のどんな>>続きを読む
1950年代のロンドンが舞台でまるで昔の映画のような雰囲気に音楽。ほとんど背中で語るビル・ナイが本当に素敵。
脚本のカズオ・イシグロの小説が好き、どこか共通して世界は実は厳しく、なにか掴めるようで掴>>続きを読む
映像も設定もユーモアなところもあり、目新しいのは分かる。ただ、途中、えっ!?てなるB級テイストな下品なところがあって引いた。
これ中国系移民って設定じゃなかったらどうだったのかなぁと思う。個人的には>>続きを読む
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刑事と容疑者が惹かれ合うってよくある物語。
だけど、やっぱりパク・チャヌクは一筋縄でいかず、粘着質で狂気で、時々ブラックユーモア。凝ったカット、美しすぎるタン・ウェイ。
日本版のビジュアルは、本編の>>続きを読む
とにかく鈴木さんがすごかった。浩輔が、女性的でもあるし男性的でもあるし、そもそもそういう表現は古いのかもしれない。
人生のうち、満たされていると思える時間って、ひとときなのだろう。引き受けたくとも、>>続きを読む
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なんなんだこの映画。ある事件を機に、関わることがなかった人たちが関わり、前に向かっていけスリービルボードとは真逆のベクトル。
パードリックの生きづらさで息が詰まりそう。この時代に生きていることは辛い>>続きを読む
何かに打ち込める人が、羨ましい。
コロナ禍での生きづらさや、仕事でのモヤモヤ、
ただ楽しく打ち込めたボクシングが、結果が伴うにつれて重荷になっていく。聞こえなくて、全部通じてなくても、距離感が心地よ>>続きを読む
期待せず見に行ったら3時間飽きずに見れた。物語が分かり易く、そんな!?ってふと笑ってしまう突然の展開も多く、発想の豊かさに脱帽。内容に加え出演者も濃厚、ナトゥダンスのあたりは最高すぎる。
監督が「モ>>続きを読む
今泉作品はやっぱり好き。今回は結構セリフが難しく哲学的で大人っぽい作品だった。
設定はドライブ・マイ・カーや永い言い訳みたいだけど湿っぽく暗くならず、むしろ清々しかった。市川と久保が気が合っている会>>続きを読む
若い頃見て、とにかく“香港“に憧れた。重慶ビルにも行った。湿気あって雑踏な雰囲気が最高。
今思うと、雰囲気ありきで、倫理観がずれた変な登場人物ばっかなんだけど全て「夢のカリフォルニア」で許される。フ>>続きを読む
昔手話を習っていた。先生に手の動きだけじゃなく、表情もかなり大切って言われたのを思い出す映画だった。言葉が同じでも分かり合えない人もいるし、なんなら言葉のニュアンスで傷つけ合うこともある。同じ言葉を覚>>続きを読む
語りたくなる映画!覚悟して見に行ったが、そこまで尾をひく怖さではなかった。
私的にはホラー?サスペンス?このなんとも言えないごった煮さ、オンリーワンなところで「コクソン」的なような。。。
劇中で使>>続きを読む
カラっとした映画かと思ったらなかなか大人になれないって映画だった。ユリアのように奔放じゃなくてもこういう人いるかも。全て共感できないけど、共感できる部分はある。
賢いけど、何も続かない。ふわっとした>>続きを読む
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バズ・ラーマンの映画って話が苦手なんだけど、これはよかった!オースティン・バトラーの艶感
!昔のハリウッド・スターのような古風なスタア感。
鑑賞中は大佐が嫌いで腹立っていたけど(ハットかぶっている様>>続きを読む
いつもの是枝監督の擬似家族映画なんだけどあまりハマれなかった。是枝監督ならではの語られない季節感の描写や、絶妙なユーモアが、外国だからか少なく、物語と登場人物の設定頼みになっているように感じた。
孤>>続きを読む
題材によってはどこまででもライトに見せられる映画だろうけど、さすが吉田監督!滑稽で皮肉なんだけど、どこかピュアなところもあるというなんというバランス。
誰もがイラッとさせる軽くて道徳心のないゆりちゃ>>続きを読む
昔見た、青春時代のベストムービー。
「世の中の人間の大半がビッグマックとナイキで満足なんだ」
個性的であることが今より生きづらかった時代の
イーニドのもがき感。いけてる人たちに毒突き、自分たちはそん>>続きを読む