りすざかさんの映画レビュー・感想・評価

りすざか

りすざか

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.7

頭も心も綺麗に整う、鑑賞後の心地良さが凄い

追記:ベテラン揃いの安心感の中、原さんだけが心揺らぐ要素だったけど終盤のあるシーンで唯一共感の声が漏れてしまった、私負けましたわ

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.9

岡田麿里200%濃縮還元、使用上の注意をよく読んでご鑑賞下さい

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.9

実写で見ると確かにカツアゲは極悪だな笑
広瀬すずさんは本当に演技がお上手

怪物(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

初めから怪物なんていなかった。どこにでも怪物は潜んでいた。怪物になるのも幸せになるのも自分次第。幸せの定義?しょーもない。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.8

「生きる」意味を感じられるのは死が隣り合わせにあるからこそ、そして「生きる」ことに本当は意味なんかなくて、「生きる」こと自体がその意味なのかもしれない

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.8

生きる勇気をくれたのは生きることを止めてしまった貴方でした

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

何だよお洒落ぶりやがって、普通に泥臭くて良いじゃねえか

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.9

デザインを極めるということ、美の本質
そして狂気こそ究極の美

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

エンタメとして素晴らしかったし没入したし感情移入したし満足感も十分得られた
それなのに何かがもやもやして感想が書けない

'90以降のサザンは大ヒットにふさわしいクオリティの曲を作り続けてるしいつ聴い
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

某ラブストーリー映画にて京都在住の北白川さんが新幹線ホームで激しく主張されていた「東京遠いよ!」という仮説が本作にて見事に証明された(Q.E.D.)

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

5.0

およそ人の為す業で「作る」ことこそが最も神聖であるとストーリーに加えて「作品」自ら立証してみせた

犬王(2021年製作の映画)

4.8

アニメ鑑賞の醍醐味とは経験の蓄積による「類型の判別」と「特徴たる差異の発見」にこそあると勝手に悟ってたけど、次元を超えた「面白さ」とは圧倒的に未知で新奇な経験に宿ると知った

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

疑う必要もなく「普通に」面白かった、その上で過去作のみならずファンへのリスペクトが徹底して貫かれており「仕事」の極みを見た

ノイズ(2022年製作の映画)

-

未知の要素が存在するプロジェクトにおいて、全ての判断を間違えないことなど人間には不可能、関係者が複数ならばなおさら

あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

4.6

水彩でパステルな恋模様。眩い光に焼き付けられる瞬間と感情。すべてが美しくて優しい世界。そして好きと不安が混ざり合った感情を見事に表現した佐倉さんの演技に惹き込まれて何度でも観たくなる

BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!(2022年製作の映画)

4.5

何度でも劇場に足を運びたくなるライブシーンだけで十分だが、夢を追いかけていた時間こそが夢のように素敵という答えも素晴らしいと思う

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.9

全体通してとても良く作られた物語な分だけ、クライマックスの舞台を作るための悪役・主人公両サイドの行動に説得力がない点が悪目立ちして惜しかった印象
なお序盤で二人が歌うシーンは尊すぎ

劇場版 きんいろモザイクThank You!!(2021年製作の映画)

4.2

特別なキャラではなく普通に自分か親しい人の娘さんの卒業・進学そして成長を見届けた感慨に包まれた、これぞ日常系の極みなのでは

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.8

青春=恋愛という風潮には断固…という冗談はさておき、パテマと違って先に原理がほのめかされていた方がさらに感情移入して観られた可能性

時をかける少女(2006年製作の映画)

5.0

久々にBD引っ張り出して観たけど、切なさの密度と純度の両方がこんなに高い作品って他に知らないかも

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.6

「ネットでバズる歌姫」の条件として意外性も大きな要素だと思うけど、本作は歌姫の映画であると堂々予告した上で、ちゃんと歌唱シーンで魂が震えるようにキャスト・ストーリー・映像そして音楽が作られていて、結果>>続きを読む

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.9

レヴューは登場人物の心情を表すメタファーであるにも関わらず、演出・演技・楽曲・アニメーション、全てが洗練されているため解釈に頭を使う必要が全くなく、安心して見たものを見たままに受け止め、揺さぶられる感>>続きを読む

BanG Dream! Episode of Roselia I:約束(2021年製作の映画)

-

ブシロードの音楽シリーズは全てのキャラに他者をリスペクトする心が標準装備されているのが良い
そして宇田川に原点の探し方を教わった

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

テーマ、ストーリー、伏線回収、とにかく訳が分かりすぎる…これは我々の知ってるエヴァじゃない、新しいエヴァンゲリオンという大傑作。
同じ時代に生きたとある制作者の半生そのものを見届けることが出来た、その
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

5.0

こんなにも自信をもって万人にお薦めできると確信したアニメ映画はかつてなかった、アニメの勝利に乾杯

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.6

今より少し前の時代を代表する日本アニメの数々によって培われた魂が激しい郷愁と共鳴でぶるぶる震えた、アニメが国を渡ったのかもしれないし、そも人の魂に国境はないのかもしれない

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

人生に真理なんて一つしかなかった、そう思わされてしまう圧倒的熱量
この国のために戦ってくれた方々、ちゃんと思いは受け継がれています

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

作画はもちろん心理描写や感情表現も含め、今まで観たアニメ映画で一番リアリティがあり、実在した人物の大河ドラマを観ているようだった

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.3

人生とは自己完結するものではなく他人と関わって生きることであり、そしてそれは偶然でも運命でもなく、自分自身が選択してきたことの確固たる積み重ねである。そんな原作に込められた読者の人生を祈るような強いメ>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.3

いつだって一番大事なものは目の前にあるってことを

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

4.0

みんなシンプルに愛されたいだけなのに何故かそれがシンプルには言えなくてそのうち愛が見えなくなって

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