bakabon1115さんの映画レビュー・感想・評価

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怪物(2023年製作の映画)

3.8

いやおもしろかった。坂本裕二のセリフ回しが濃すぎず、しかしここぞというときにバンと。田中裕子の『しょーもない。幸せは誰でもなれるものじゃないと。しょーもない』(ちょっと忘れた)が、きたーっという感じ。>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

父親として観てしまった。一度自分の恋のために逃げたとはいえ、娘にお金を貯めて渡したり、死ぬ前に自分の得意なことで何かを教えてやりたい、という素直な気持ちは共感できる。それを非難する妻の気持ちも。
さて
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

安楽死を願う父と娘の物語。自分が受験生の頃は積極的安楽死は倫理的に認められていない、と教わった。でも実際に働いてみて生き場を失った高齢者を見ていると、『どのように生きるか』のグラデーションの中に安楽死>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.6

ニューシネマパラダイス と海の上のピアニストしか知らなかったが西部劇の時代からさまざまな映画音楽を手掛けていたことを知る。
アカデミックな音楽家から見れば言わば外道ととらえられていた土俵で、自分の能力
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そばかす(2022年製作の映画)

3.5

無駄がなくくすりと楽しめるセリフ、俳優たちの自然で味わい深い立ち振る舞い、楽しく観させてもらった。個人的に印象的だったのは妹からお姉ちゃんは本当は何がしたいの?と問いかけられるシーン。音楽の道に自信を>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.3

認知症の症状をミステリー映画のように再現していて観やすい。演技力も確かに最高。しかし、、だからなんだ、と思ってしまう。起承転結が好きな日本人だからしっくり来ないのかな。。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.4

島で起こった一連の事件の凶々しさと、思春期のつけ抜けるようなエネルギー。祭りや鳥居で祀られる神さんと、青空の下海岸線を走りながらバイクで叫びあう神さん。別に自分との共通点はないのに、なぜか何度もリフレ>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.0

ラタトゥユを食べる批評家の表情の変化が素敵。パリの街並みもきれいでよかった。

ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー(2014年製作の映画)

3.1

予想以上に面白かった。マダガスカルスタッフの作品はみんなギャグ満載で良い。

ウォーリー(2008年製作の映画)

3.0

よかったけど笑い場面が前半にももっとあると楽しい。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.3

結構面白かった。社長さんもカッコよかったし秘書さんもキレイだった。

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.5

変わらず映画全体として見応えある。脚本、演出、演技。テンポもよく飽きがこない。1,2で強い男としてのしあがったマイケルの苦悩と救済が描かれている。家族のために茨の道を進んだマイケル。その先は結局茨の道>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

俳優、演出、脚本、音楽、すべてが度肝を抜くクオリティ。2世代にわたる壮大なファミリーの軌跡を堪能できた。

オルガの翼(2021年製作の映画)

3.4

ウクライナのマイダン革命と祖国の危機を知りつつ懸命に前に進む若い体操選手の物語。ロシアが悪い、首相が悪い、というのも嘘ではない。みんなそれぞれ未熟でみんなそれぞれ誰かを害しているものだから。でもどうし>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

堅気を貫いていたマイケルが、父を襲撃され、最愛の妻を殺され、マフィアのボスとなる覚悟を決める中でどんどん顔つきが変わっていく。圧巻の演技だった。
脚本もサスペンスとして素晴らしく裏切りに次ぐ裏切りが明
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東京物語(1953年製作の映画)

3.3

書籍ですすめられ視聴。
カット一枚一枚の精緻さが際立っていた。
夫の淋しい背中が印象的。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

緑がきれい。切ない夏。音楽も洗練されている。思春期の美しさや痛々しさ、凄まじいパワーが混ざり合ってエリオに表れている。そして父母のエリオにかける言葉が素晴らしい。こんなおしゃれで温かい事言えたら。。良>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.2

面白かった。大迫力とユーモア。めちゃくちゃアーティストの特徴を掴んでいる。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本初のアカデミー作品賞ノミネート作ときいて映画館へ観に行ったが思ったよりも難しかった.音は,自分が浮気をしていること,子供を作りたくないといったことに対して家福に怒って欲しかった…らしい.ぶつからな>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今年のベスト。ろう者の家族の中で唯一聴者である主人公の巣立ちの話。進学や恋と家業との葛藤はよくあるテーマだが、通訳という、社会との架け橋となる役割が一緒にあることですごく味わい深い話になっている。また>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

10代で愛する人に旅立たれその父親を殺し、住む世界が変わってしまったまま中年になったレオン。親からはネグレクト気味で麻薬取締班に弟を殺されてしまった今まさに10代のマチルダ。殺しの世界で必死に生きなが>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『一人の人間の人生は、大勢の人に影響を与えているんだよ。』よかった。改めて人生の豊かさに感じ入った。結婚式当日に恐慌で大枚はたいてしまったのにボロ家で待ってくれた奥さんに感謝。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.4

数えきれない多くの命が無造作に失われる中で、一人一人の命に向き合うシンドラー氏に心を打たれた。

ハッピー フィート(2006年製作の映画)

3.0

かわいいポップなお話かと思いきや、人間をエイリアンと表現したり、水族館に行かせたり、GPSつけて返したりと恐ろしい場面がちらほらと。。絵もすごくリアルでアザラシがめちゃ怖い。。不思議なテンポで進んでい>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

フィッチャー先生の狂った怖さと音楽への情熱が痛々しいほどに表現されていて魅力たっぷり。先生の演技だけでなく、教室に入ってきたときの生徒のピリッとした雰囲気が心地よい。生徒同士の会話がほとんど描かれない>>続きを読む

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