辛子蓮根さんの映画レビュー・感想・評価

辛子蓮根

辛子蓮根

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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.1

20年前近くとは思えない近未来感。今見ても決して古臭くないSF作品。シリアスで見ていてスリリングになる展開はさすがスピルバーグとトムクルーズ。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

ただの殴り合いの脳筋映画で最後まで行くのかなと思ったらとんでもない展開が待っていた。破天荒なアクションシーン一つ一つに伏線や主人公の心理的な変化、成長(?)シーンが埋め絡まれているって分かるともう何回>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.4

ディカプリオの爽やかさと気品がなければただのわがままな連中ばっかの道楽映画やな。ただキャラウェイの立ち位置と雰囲気がすごい好き。

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.7

世界で一番危険な国と言っても過言ではないスーダンの若者たちがアメリカに行って一般社会に揉まれながら成長していく映画。
スーダンの現実をかなりリアルに切り取っているシーンもあり、精神的にかなりくる場面も
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

前から気になっていた映画を18年越しに
鑑賞笑
最初から最後までずっと楽しい。やってることは犯罪だけど自由で大胆だけどなんかロマンあふれる生き方に憧れる。
ルパンと銭形警部の掛け合いみたいなのをディカ
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チャーチル ノルマンディーの決断(2017年製作の映画)

2.3

演技力はよかったけどこんな感情的で腰の座ってない首相がいるのかなぁって思ってしまった笑
本当に最高のイングランド人として扱いたかったのかよくわからない映画でした。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難しいけどすごい癖になる映画。
1回目は起きるイベントにポカーンとしながら見てた笑
2回目は解説のサイトを見てなんとなく中身が見えてきた。。
どのシーンも見逃すとすぐ分からなくなるから頭使う。。
でも
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王様になれ(2019年製作の映画)

3.4

ライジングサンで初めて見た時の「この世の果てまで」でボロ泣きしたことを思い出した。女の子と女の子の好きなバンドどっちが先に好きになったかもいうエモさとどことなく不器用でダメな男を岡山天音さんが甘酸っぱ>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.0

ブラックジョーク満載で終始笑ってしまった。本人達は知識のある人たちなのに、すること一つ一つがトラブルに繋がってて結局「真面目系バカ」になってるのが面白い。イタリアンコメディ最高!

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.7

原作読んだ時はなんか大した印象は残ってなかったような気がする(10年前くらいかな)そこに瑛太と松田龍平のけだるさのなかにどこか感情的にも見える仕草やセリフが入って、程よいゆるさと人間臭さが入って気楽に>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.7

若者が街を練り歩いて人と話すだけの映画だけど、そのセリフや仕草がすごく印象に残ってストーリーではないところ雰囲気で映画の構成を作り出してるところが素晴らしい。怪しげな音楽もふわふわしてて漂流している若>>続きを読む

俺たちニュースキャスター(2004年製作の映画)

3.2

アホなコメディで勢いに笑ってしまった。
字幕が下ネタ満載で和訳者は爆笑しながら訳したんだろうな。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.4

戦争映画の初鑑賞としては素晴らしいものを見た。CG使用していないとは信じられないほどの臨場感。陸海空それぞれの戦闘の緊迫感が痛いほど伝わってくる。
ただ淡々と戦闘シーンを描く中で人間の生や希望への渇望
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

リリーという女性として一生を生き、アルベという男、そして夫として社会的に死ぬ強い覚悟を持ち、終盤に行くに連れて仕草がどんどん女性らしくなっていく演技力に引きつけられる。そして夫を失う決心を持ち、リリー>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

世間の偏見や血筋、生まれつきなハンディキャップを乗り越えようと本当の愛を築いていった主演3人の名演技が光る。ルディの本当のの愛、悲しみを叫んだ名ボーカルシーンが神がかっていた。
その一方で世間の偏見や
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ボビー・フィッシャー 世界と闘った男(2011年製作の映画)

3.2

冷戦時代アメリカの威信をかけて戦ったチェスプレーヤーの半生を書いた作品。ドラマなような展開もなく彼と関わった人物のドキュメントのように展開していく淡々とした内容。
その卓越した才能の裏には精神的に他人
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冷たい水(1994年製作の映画)

4.1

初期衝動って感じ。青春映画だけど終始どこかしら閉塞感に包まれている映画。その壁を破ろうとする少年少女の若気の至りの芽生える瞬間がリアルに伝わってきた。乱雑気味のカメラワークがこの作品を世界観を更に引き>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

4.1

ギズモが可愛い。これなら子供でも見せられると思って見せたらやっぱグレムリンに怖がってた笑

パプリカ(2006年製作の映画)

3.2

鑑賞している間、夢と現実が溶け込む感触ってこんな感じなんかなぁ、と気持ち良さと気持ち悪さの間を行ったり来たりしてた。時田くんのロボのセリフの言い回しが独特すぎる笑
でも時折でてくるおっさんの顔が苦手だ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.2

50年前でCGがここまで進化してるとは思わなかった。当時の人類の宇宙への思い、理想図が垣間見える作品でした。
ただ解説サイトとかで見ないと監督が何を伝えたかったのかわからなかった。あと宇宙ステーション
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

いじめられっ子で家庭環境も良くない主人公の成長を淡々と描いた作品。周りの環境に左右されて心身ともに強くなる一方で不正に走っていく姿に悲しくなってしまった。主人公に少しでも救いがあればいいな。

セルラー(2004年製作の映画)

3.6

爽快感マックス!
王道な展開で何も考えずに観れるね!

シングルマン(2009年製作の映画)

4.5

恋人を失った悲しみは主人公から直接語られることは少ないが、わずかな表情や描写の変化からどれほど深い悲しみだったのかが伝わってくる。
ストーリー性は少し物足りないと思ったが主人公の周りの人達達と交流して
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

旦那からモラハラを受けフラストレーションが溜まり、何か満足感や幸福感を得るための手段が「異物を飲み込み、それを出す」という切り口は新鮮。後半に行くに連れて明らかにおかしなことをやっている主人公の方が正>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

4.4

青春映画の金字塔。スーパーカーのBGMも最高。
10年ぶり鑑賞したけどドラゴンがトイレに篭ってる意味がようやくわかった。ただのストイック系だと思ってたけどプレッシャーに弱いところがあって彼に一番共感出
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.3

「最高の人生の見つけ方」を更に尖らせた、死に際の生き様を描いた作品。
終始ドンちゃんやってる賑やかな二人のおかげでコメディ映画のように見える一方で、その賑やかさが忍び寄る死期の演出を更に際立たせてたよ
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.4

バラバラの時間軸が巡り巡って徐々にジグソーパズルのように埋まっていく展開が楽しかった。

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

4.4

目的のないダラダラした会話やそれに対してのツッコミがいちいちシュールすぎる。冒頭の演出が気になってモヤモヤしてるのでもっかい見たいところ。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

登場人物のなんとか辻褄を合わせてバレないようにするやりとりがシュールで終始ユーモアに包まれつつも根幹にある主人公の母親への思いやりに心が温まる。母親の当時の強い考えが上手く掴めなかったのはもう少し勉強>>続きを読む

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.8

後から見たらすごいベタなストーリーなんだけどパンクロックが世界を救うって素晴らしいと思った。

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