beatonさんの映画レビュー・感想・評価

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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
かつてソ連に実在した性行為を手段に暗躍したとさる特殊工作員の話をベースに、元CIA職員が創作した小説が原作。訓練や拷問等、現在のモラルや常識ではありえないが、今でもあり
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夢みるように眠りたい(1986年製作の映画)

3.8

Amazonプライムにて鑑賞。
全編ノスタルジックな夢の中にいるような映画。はじめは面倒くさいなぁと思っているうちに、映画の世界に迷い込んだような感覚に。大泉滉さん懐かしい。

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.8

Amazonプライムにて鑑賞。
映画を前提として書かれた脚本に比べて、小説として書かれた物語を映像で表現するのは難しさがあると思うが、映画好きらしい凝ったカットも上手く溶け込んでおり、ストーリーに引き
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

Amazonプライムにて鑑賞。
久しぶりの内海刑事登場にも二人とも自然体すぎる。映画版は悲しい物語が基本なので、二人が活躍する明るいストーリーも観たい。東野圭吾の原作に期待。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.2

Amazonプライムにて鑑賞。
全編通じて小ボケ満載で無茶苦茶笑った。フランス映画らしさが皆無で、フランス人にこんなお笑いセンスがあるなんて!チャウ・シンチーに通じるオタクノリで、映画の地域差がなくな
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
名声を得た監督が失敗を恐れずに、よくこんな映画を撮ろうと思ったものだと思う。天性のビジュアル感覚を武器に映画に挑み続けたキューブリックの野心作。

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.5

Amazonプライムにて鑑賞。
ドラマ版同様のゆるいノリとはっきりしない二人の関係が持ち味。

キング・コング(1933年製作の映画)

4.5

Amazonプライムにて鑑賞。
90年前の作品とは凄すぎる。ピーター・ジャクソン版の忠実な再現ぶりに現れていたよう、内容が古びてない。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

Amazonプライムにて鑑賞。
映画は凄いが、エンタメとしてアメコミのヴィランキャラを人間的に描き、正当性を与えるのはまずいと感じる。トランプが大統領になったら、ゴッサムシティは架空の世界ではない。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

Amazonプライムにて鑑賞。
リアル未来すぎる。妻を一人にするのが怖くなる。

A2(2001年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
見たいものだけを見て、都合の悪いことには無理なロジックで蓋をする。政治家含めてどこか欠落した思想が日本だけでなく世界全体に蔓延している。

「A」(1998年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
監督の正義をかざさないニュートラルで忖度しない姿勢だからこそ見られる映像。彼等は悪い人ではないかもしれないが、無関係ではない。働かない彼等の資金は誰かのお金でしかない。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.8

Amazonプライムにて鑑賞。
偶然、列車から目にした光景が本来は交わることのない3人の女性の運命を交錯させていく。記憶の欠落がもたらす古典的なミステリーだが、三人三様の秘密に引き込まれていく。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
親が子を守る物語から、子が親を守る物語へ。単なるホラーで無いところがよい。

ハイキック・ガール!(2009年製作の映画)

3.5

Amazonプライムにて鑑賞。
内容は二の次に、スラリとした長い脚から繰り出される美しいハイキックに魅了されるための映画。師匠が最強すぎて、やられるためだけに存在している敵キャラはご愛嬌。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.9

Primeビデオにて鑑賞。
何が正しいか分からない世界で、自分の正義を貫き、選択することの難しさ。未来はどこへ向かうのか、幸せとは何か考えさせられる。ウクライナ侵攻も2年。どんどん世界は複雑化している
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.8

Primeビデオにて鑑賞。
前作を観ている前提の前日譚。前作の流れを踏襲しながら予想を裏切る展開もあり、上手く作られていると感心。
今回はエスターが大人である前提なので、大人である女優が演じるのも、し
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ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-(2009年製作の映画)

4.5

解散ライブの記録とはいえメンバーは変わらず多く語らず、演奏による別れの挨拶。日本で突出したカッコいいロックバンドだったミシェル、アベ、チバの記録。
ギターのカッティングだけで会場を引っ張るアベの無双感
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.8

Primeビデオにて鑑賞。
アニメとほぼ同じ内容なので、忘れた頃に観るのがおすすめ。

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.9

Disney+にて鑑賞。
周囲の価値観なんてお構いなしに、自分の意思で突き進んでいく主人公が爽快。16歳の妊娠をドライにコメディに出来る感覚がアメリカっぽくていいなと思う。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

Disney+にて鑑賞。
灯りを印象的に用いた美しい映像。映画館を舞台に人の温かさと弱さ、再生を描いた作品。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.7

Disney+にて鑑賞。
迫力と美しさを兼ね備えた映像の様式美。当時の風俗、風習や常識に驚かされ、美術館を鑑賞しているかのよう。
三者の視点で語られるが出来事に大きな差異がなく、「羅生門」を想像すると
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

Disney+にて鑑賞。
老若男女、元気が湧いてくる素敵な物語。周回軌道から戻る宇宙カプセルの着水位置を手計算って本当の話し?天才の域を超えて神技すぎる。
前例のあることをしても、歴史には名を残せない
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

Disney+にて鑑賞。
作家性と娯楽性が絶妙なバランスを取っているデル・トロ監督作。子供に見せられないダークさ。一人でこっそり見る楽しみ。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

BS-NHKにて鑑賞。
デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし。それだけで奇跡。画面がまばゆい。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

Disney+にて鑑賞。
理想の人間として設計されたAIと、それを滅ぼそうとする現実の人間の愚かしさ。映像の素晴らしさと比べると、内容が凡庸に感じてしまう。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.9

Amazonプライムにて鑑賞。
TVシリーズの一話をよく、ここまで。「THE ORIGIN」すべては無理でも、旧三部のリメイクとしてお願いしたい。

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
庵野秀明と仲間が、学生時代の延長で自主制作した情熱の塊。一作目に作家の全てがあるというのは真実。
青春の続きの人生って夢がある。当時の狂騒を映画化して欲しい。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.3

Disney+にて鑑賞。
こんなに上手くリメイク出来るのか。スピルバーグは映像で語る天才。新旧のシーンを巧みに組み合わせながら自然に映画がアップデートされていく。ペースが落ちてるが、まだまだ撮り続けて
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