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顔のアップと目線だけで3人の気持ちをこれでもかと表現できるのはなぜ。
すごい。
テニスとビート音楽の相性がいい。見ているだけで滾る。恋愛映画とは思えない。
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前作よりも好きな部分が多かった。
まずアクションのテンポ感とカメラワーク、音楽が格段に良くなっていて夢中になれた。
敵との対立構造も明確で、コンビ同士の戦う理由とクライマックスへの盛り上げが前作より情>>続きを読む
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ネットミームとあるあるを冷やかしてこすり倒す脚本のノリには最後まで馴染めなかったけれど、
ダウナーな生活とテンポのいいアクションの落差が良くて最後まで飽きずに楽しめた。
現役スタント2人の対決がかっこ>>続きを読む
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映画館で何度でも観たい。
人間の身体と個人の尊厳を、観客も巻き込んでこれでもかと示してくれる作品。
何も考えず音楽に乗るのも楽しいし、曲のつなぎ方や言葉に内包された大きなテーマを組み立ながら観るのもの>>続きを読む
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冒頭の重苦しい不協和音が耳に残り、幸せな家庭風景を見れば見るほど頭が痛くなる。
虐殺に携わった者は当然みな間違っているが、最も残酷なのはそれを当事者として目撃せず、迫害された人々から略奪だけを繰り返>>続きを読む
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この企画を白石監督で考えたプロデューサーがすごい。
硬派な時代劇でありながら香港ノワールの色味を纏い、血飛沫と音はヤクザ映画。
碁石の音が銃弾の音のようでかっこいい。全員がハマり役で思わず魅入る。とに>>続きを読む
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もし、「彼女が私たちのそばにいた」として、
私たちは彼女に何をしてあげられたのか。
容赦なく何度も奪われる居場所と救い。誰もいない路地。暗い部屋。そこに手を差し伸べることの重要性。
その役割が公助や互>>続きを読む
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劇場の真ん中に座って受け止めるには少しキツい映画。
残虐描写と飛ぶ血飛沫のなかに人々の矜恃が見える。しかしながら決して人殺しを正当化しないところが好きだった。乱暴なようで、兄弟や姉妹を失った登場人物た>>続きを読む
見終わったあと、とんでもなくおぞましいものを目撃した胸糞悪さと人間として生きていることへの根源的な罪悪感が残る。
しかしそれでもまた見たいと思わされること自体が、この映画の中に無意識下で取り込まれてい>>続きを読む