情さんの映画レビュー・感想・評価

情

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

一晩考えてみた。

日本だけじゃなくて各国の予告編がみんなこぞってミステリー・サスペンス風で最後に衝撃の真実が!みたいな編集だったのが興味深い。やっぱり、最後に納得できるような結末が待っていると期待値
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(1963年製作の映画)

-

世にあるパニック映画の祖。
まあ正直「鳥?怖いか?」という第一印象だけど、画面いっぱいに鳥で満杯のシーンは今見てもパンチがすごい。ミッチミチに群がってるから、集合体が無理な人にはだいぶキツいと思う。
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.1

本当にあった事件をエンタメとして消費することの割り切れなさに揉まれつつ。
制作側からテロに対する気持ちをぶつけられる。
無惨で痛ましいこの不幸を多くの人に知ってもらうには映画という媒体が一番伝わるのか
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

綺麗すぎる。ちょっと連続ドラマ小説っぽい映画。終盤めちゃくちゃ泣かせにきてる。ルビーが歌うたびに泣いた。
日本人好みだろうな。この手のジャンル。

主演の女優さん歌も手話も練習したんだろうと思うけれど
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.1

これを機に原作を読んでくれる人が少しでも増えたら、この上なく嬉しい。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

タダ鑑賞できる機会があったので午前中に眠い目擦りながら行ってみた。
平日にも関わらず結構混んでて、ノミネート効果かな?と。

良い意味でも悪い意味でも思っていた通りの内容だった。本当に全編通してただの
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

わからないことはたくさんあるけれど、これが60年代の作品であるのが一番の衝撃。今まで観てきた色んなSF映画のオマージュや基盤になっていたんだなと知れた。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.9

全世界の人間が予習済みも同然だから進みがめちゃくちゃ早い。もっと敵キャラたくさん登場して欲しかったな〜。ルマリーとかいうオリジナルキャラが妙にイイ味出してる。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.3

なんかめちゃくちゃ重くて暗い雰囲気になってきた…。もっとビーストたち見せてくれよ…。

来る(2018年製作の映画)

2.5

公開当時結構話題になっていて、その後もネットで名前が上がるとちょっとファンがザワついたり、投稿がバズったりするくらいには知名度があったから、前々から気になっていた作品。やっと観れた。

A級Jホラーで
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融合体(2017年製作の映画)

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ニール・ブロムガンプ監督のショートフィルム。
そこはかとないSCP感。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.4

おっおっおっやっとみたーーーーー…!!!!
遅すぎるーーー!!!!!💦

最近の日本における「ウェス・アンダーソンみとけよ」空気の浸透率と、新作のCMの圧どしたん??って感じだけど、まぁ大遅刻ながらも
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

2.8

タロン・エガートンのショーン・メンデス、コールドプレイ
ホールジーのアリシア・キーズ
スカヨハと御本家のU2
…のカバーが聴ける。
それだけでも観る価値ある。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.9

公開時に映画館に観に行った思い出。久しぶりに2回目を視聴したけど、当時のドキドキ感を鮮明に思い出せるくらいには色褪せていない。
ジャンルがホラーだということを抜いても話として割と面白い。CGが安っぽく
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

2.6

前半良かったのに後半あ、そーゆー感じ…?となりながら鑑賞。ホラーというかパニック映画に近いし、真相が解明されてからの怒涛のアクションシーンラッシュは普通に楽しくなっちゃって笑いが溢れた。エスターとジョ>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.9

やばい。まじでやばい。普通に一作目のノリで観ると衝撃で爆死する。二作目がシリーズ初回を超えてくるってことあるんだ…。なんかカッコいい劇中曲と画面の派手さをシアターで体験できればそれでいいや、内容は二の>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

原作&アニメ未履修で鑑賞。
全くなにも予習せずに行って良かった。アニメ映画自体ディズニー以外はほとんど映画館で観ないけれど、久しぶりにスクリーン鑑賞を後悔しなかった作品に出会えた。作画もCGモーション
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ライトハウス(2019年製作の映画)

1.6

むっっず…。現代美術みたいな話だった。映画オリジナルだけど、原作のオカルト小説とか存在してそうな雰囲気。知る人ぞ知るコアなファンついてそう。
A24はなんでも作るんだなぁ。正方形のフレームと終始モノク
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

2.0

ソニック知らなくても観れる。
主人公カップルがめちゃくちゃソニックに激甘でトントン拍子に話が進んでいった。謎の青い宇宙生命体に心ゆるすのソニック以上に激速。そういう意味でいえば、シンプルさは子ども向け
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ハッピー フィート(2006年製作の映画)

3.4

子供の頃よくDVD借りて観てた。今みるとめっちゃ有名な曲ばっかだったな。オリジナル主題歌プリンスだし。
歌で集団秩序を作り上げてる皇帝ペンギンたちに、歌の歌えない子ペンギンが生まれて歌VSダンスで更に
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.3

今更になって観る。めっちゃ日本人好みの内容だった。コメディ調なのも相まって大人向けアニメとか絵本っぽい。
トムハンクスのこういうフワフワしてるけど天才肌キャラみたいなの演技凄すぎて愛着湧いちゃって、結
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劔岳 点の記(2008年製作の映画)

1.7

登山好きの父が観たいと言っていたので共に鑑賞。登山界隈では有名な伝記だったので落ちも知っていた。みんな知っている話だからか派手なドンデン返し演出みたいなのは無かった。原作既読の父曰く、雪崩のシーンは映>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

3Dドルビーシネマで鑑賞。
ほぼテーマパークのアトラクションとかVRアクションゲームに近かった。没入型のやつ。前回に3D映画観に行ったのが結果前だったから、こんなに進化しているとは思ってなくて脱帽。酔
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.9

マルチバースもの流行ってるから新しい作品がどんどん生まれてきている。コメディとアクションが含まれていて尚且つ家族愛みたいなものがテーマの一つになっているという詰め込みに詰め込んだものは初めてみた。久し>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.1

ずっと一人称視点で撮影されていて、はちゃめちゃに酔った。序盤のパーティ部分以降はほぼTHEパニック映画という感じのCGで2000年代としては結構リアルかもしれない。BGM等もなく、低予算感は否めない。>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.1

観る前からアート感漂う作品だなと思っていたし、美しい画面構成とシュールな内容から、その解釈で間違いなかったと思う。人里離れたアイスランドののどかな自然と山の風景、可愛い動物たち、少ない登場人物、ホラー>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

2.6

まさかの実話。アジア系の女性ストリッパーが主役。
J・Loエグいな笑笑あれで50代かよ…。信じられない。
キャストが豪華すぎてそこにめっちゃ金かけたんだろうなって感じ。ちょい役でリゾにカーディBにアッ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

1.9

元から話には期待せずに、世界観とか画面デザインに注目して独自の世界観に没頭したいがために観始めた。割とこのやり方合ってるかもしれない。シリーズ第一作を未視聴なのとこの映画自体が長いから飽きるタイミング>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィック親父ver.だった。序盤に「お?人相が変わった…?無双モードか?!」って期待するも、久しい戦闘だから最初ちょっとモタついて若干ボコられるのもかなりリアル。そこから段々身体が思い出して、>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

割と好きなタイプの作品だった。
女性が男性のヌードを描けない云々で「女性には制約があり、そのせいで画題も限られる」という部分が「あぁ……そうだよなぁ…」としみじみ思った。現代で描画を勉強する一生徒とし
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