bluegyさんの映画レビュー・感想・評価

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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.0

血筋のある正しさが力で悪に打ち勝つという物語の構図は、この時代にはもう通用しないんじゃないか。

ブラックパンサーはその点素晴らしい映画だった。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.7

人の描き方にとにかく感心した。最後の5分間がよかった。
恋愛を描いているはずがちっともセンチメンタルな気分にさせてくれないのが最高によかった。

ハートってみんなで尻尾を食い合ってる蛇でできてるのかも
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.7

恋愛映画好きとしては後半のスピーチ以降の流れがたまらなかった。

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

4.0

これ20年後くらいにもう一回見たい。変にリアルなところをつついている。
森川葵、前半はぐらぐらした身体なのが後半ではそれがなくなってて、ひょっとしたらすごい女優なのかもと思った。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.4

スクリーンで見ないといけない映画だが、スクリーンで見たい映画はもっと他に色々ある。

アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)

4.0

何の前情報もなく見に行ったら大当たり。ストーリーは王道。バスケを知らなくても楽しめる。セリフや音楽や空気感にアメリカを感じる。2時間があっという間だった。

これ、寂しい週末のレイトショーで見たらスカ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

タクシードライバー好きとしては嬉しいシーンがいくつかあった。

怒り(2016年製作の映画)

4.8

・素晴らしいキャスティング。

・人を信じることと信じないことの境目が最後まで丁寧に描かれている。

・並行する3つのストーリーがテンポよく切り替わるので、尺の長さは気にならなかった。

・広瀬すずの
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ヒマラヤ杉に降る雪(1999年製作の映画)

4.0

親類に日系人がいるので勉強用に見た。ニューシネマパラダイスもだけど、引き裂かれた恋仲の2人が再会するストーリーが好き。

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.4

・映像の質感、音、カットがとても美しい。

・スタッフロールは今まで見たあらゆる映画の中で一番好きだ。

・登場人物の設定が中盤くらいで明らかになるところがとてもいい。その設定がなくてもただただ美しい
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.3

・表現や設定としてはタクシードライバーっぽさがある。
詳しくはないけど、色んな引用でできてるのだと思うし、実際にそんな台詞があった。シェイプオブウォーターっぽいシーンがあったけどあれも引用なのかどうか
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.0

・ぎりぎりのところでみんなが無事に生きている日本映画は良作が多い。

・様々な背景を匂わせるだけで細かくは描かないところが好き。

・あまり地域性を強調しているわけではないのに、なぜかその土地のにおい
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

・自分の中ではブラックパンサーと同じくらい、今年見なきゃいけない作品で、見てよかった作品。

・リアリティはそんなに感じなかった。貧乏生活の描き方とか一軒家とか民生委員とかスーパーマーケットとか。
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5

予告編が全く参考にならない監督。音楽を楽しみに見に行った。

アラーキーのことを思い浮かべながら見た。愛をテーマにした映画であり、モデルと作者の関係について描いた映画でもある。
作者が異性のモデルをミ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

フランシス・ハの前篇のようなストーリー。母親と折り合いのつかない思春期を思い出した。あのころの愛憎を重ねて見た。

トッツィー(1982年製作の映画)

4.9

男と女の二分法にどこまで意味があるのかとずっと思ってるけど、それを真正面から描いてくれた映画。しかもコメディで!
作られたのが80年代というのがまた驚き。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.1

旅の映画としても恋愛映画としても好き。ありきたりなセックスよりもセクシーな会話劇。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

現実の悲惨さを舞台設定と美しい映像が際立たせている。

第三者がそこに割って入る。それは正しいことではあるんだけど、混乱を生む。
子どもは親だけが育てるものではないけれど、子どもにとってはこの親が一番
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.9

ビーチ・ボーイズやブライアン・ウィルソンのファンとして、見てよかったと思う。

無伴奏(2016年製作の映画)

4.3

こんな日本映画があったなんて知らなかった。
時代背景や同性愛と異性愛の交錯の描き方を『キャロル』と比較して見ると面白いのかもしれない。

あの逮捕シーンの彼の視線にはどんな意味があったのだろう。台詞の
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

アダムドライバー演じるパターソン在住のパターソンさんは、パターソン行きのバスドライバーなのだ。