「82年生まれ、キム・ジオン」の本を思い出した。子供の時から、少しずつ積み重ねられ求められる、女性としての生きかたの「枠組み」を描いた作品。
映像と音の関係性やずらしかたも絶妙。
それなりに独自的でユーモアもあるが、期待値に対しては、イマイチだった。他の韓国の名作にある、早いテンポと期待を裏切る展開、底知れない残忍さと不条理、観賞後も引きずる人間の弱さの描き方、全てが「物足りな>>続きを読む
残虐なシーンはないのに、韓国映画のスパイものの中で、最も恐怖心を感じた。
見ている側の緊張と緩和、悲しみと喜びを短時間で何度も繰り返させることで、引き込こませる。
人を信じたくなくなるし、信じたくもな>>続きを読む
悲しくて衝撃的。
でも、不条理とそこに生きる人間の弱さを、ここまで描ける日本の映画があって嬉しい。
こういう作品をもっと作って欲しい。