Haluさんの映画レビュー・感想・評価

Halu

Halu

映画(17)
ドラマ(0)
アニメ(0)

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.7

硝子のハートとはよく言ったもので、心は明確な瞬間にバラバラになってもうもとの姿には戻れない。静かに時間だけが流れ、その時間はゆっくり着実に殺していく。

告白(2010年製作の映画)

3.7

命の重さとは、いじめとは、正義とは、それらはすべて人間が勝手に作り、そして勝手に壊すもの

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.5

何でもあるというのは実のところ有りえない話で何にもないという方がしっくりくる。バラの蕾でさえも消えていくように

未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃおもろかった。スピルバーグの描く宇宙ってどこか温かみがあってまじでいい!

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.3

あまりにも現実の科学からはかけ離れてるような気もしたけど、映画としてとても面白かった。知るということは知らないことを無くすことであり、同時に可能性も消していく。つまり未知の領域があるということはそれだ>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

4.1

なんというかリアルで、言葉にしづらい。それでも最後笑っていて良かった。あるべき場所にいるべき人がいて…

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.7

なるほど、これは事情ってものが分からないと、いまいちピントは来ないのかも。といっても狂気的というか、正義は時に(これが正義かどうかわからないけれど)退廃的で、破滅的だ。清廉潔白で、甘言的なものだけじゃ>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

3.8

女は女であるなら男も男である。女は誤魔化し嘘を付いて本音を隠し、男は巫山戯、嘘を付いて本音を隠す。詰まる処、双方変わらず人間である

第三の男(1949年製作の映画)

4.6

少し弾むようなテーマ音楽の割にはなかなか重めなサスペンス。可愛そうなハリー、そして可愛そうなマーチンス

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

5.0

言葉はいつも過不足があり、人生には不幸と嘘とそれから言葉が付き物だ。コミュニケーションとは火があれば充分なのに、いつも言葉が付きまとう。そう、ほしいときにコーヒーが飲めないように…

多様性という易い
>>続きを読む

赤い風車(1952年製作の映画)

4.0

ロートレックという画家のお話。ロートレック自体あまり知らない画家だったけど、面白かった。「悪というのは見る人自身に存在するものなのです」彼の絵、そして彼自身が言うその言葉には重みというか含蓄があるなと>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.6

サリンジャーは数を読んだ訳ではないけど、好きな作家の一人。まるでホールデンのようだった。それでも…、いやこれ以上は彼の所望するところではないかな

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.4

友達に誘われて映画館で見たけど、流石に初見だと分からないとこ多々あったなぁ。でもアクションすごく良かった!プリズンブレイクとはちょっと逆の兄弟関係も見れたなぁ

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

見せ方がとても良かった!!
ヒトラーを誰もが飼っているというのは皮肉だね。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

遅すぎる決断と責任者の不明が結果的に身を滅ぼすとはあまりにも皮肉だ。それでも覚悟を持てばどんな手も使える。許容範囲を超えた時、人の真価が発揮されるというが全くだ。というか、普通に面白すぎた。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

映画館て見られなかったからアマプラで見ました!よきよきのよき!

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

生々しくて、現実感。変わらない人間はいないし、二面性もあるのが人間。戦争はその集約地点