emiko141さんの映画レビュー・感想・評価

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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

飛行中のパニック状態は終始、身体に力が入って疲労困憊。それだけ飽きさせないエンタメ感。今をときめく豪華俳優陣も楽しめる。お金かかってそうなのに、成田の日本人たちはネイティブな日本語じゃないところがご愛>>続きを読む

我々の父親(2022年製作の映画)

3.0

わかっていたけど正月から重いの観てしまった。ディストピアじゃないかと錯覚するが、事実。知る権利とそれを届けてくれた並々ならぬ努力を実感。パラグラフ毎に兄弟姉妹のナンバーが数を増して示されるたびに声に出>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

韓国も日本も似たようなレベルの女性の生き辛さ。でもそれを打開する選択肢は色々ある。女性ばかりが落ち込んで病気になったら堪ったもんじゃない。最後にはしなやかに生き抜く希望を見せてくれた。
バイプレイヤー
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

フェミニズムを演じたらピカイチのシアーシャ・ローナン。素晴らしい!”Little Women”が邦題は「ストーリーオブマイライフ」になってるのは、ジョーの書く小説と現実が重なり合った結末で納得。そして>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

原作に忠実に、多くの情報を緻密に生き生きと映像化していて、読書同様の感動があった。脇役陣の素晴らしさは特筆すべき。映画化を知る前に原作を読んでいたので、頭の中の登場人物がどのように映像になるのか興味深>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.2

境遇はさておき、この年代のヒリヒリした感情に共感するには年を取りすぎた。逃げ場としてのスケボーシーンが美しく輝いていて、辛い現実とのギャップが哀しい。エンディングで彼らの明るい未来が見えたようで救われ>>続きを読む

Red(2020年製作の映画)

3.0

圧倒的な映像美と妻夫木くんの色気!共感性はないけど、破滅と退廃は赤が似合う。小説だと、頭の中でより美しく展開できるか、読んでみようと思う。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

終わりまで身じろぎもせず展開に釘付け。コミカルもあるし、シリアスなシーンに息をのむ時も。ドタバタ劇の展開なのに全体の雰囲気はなぜか洗練されている。今さらながら韓国映画すごい!監督すごい!格差や生き方を>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

ヴィゴ・モーテンセンよかったな。
"complicated"を笑い飛ばすって、結構日常で大事だと思う。
最後ほろっときちゃった。ずるい!

スノーデン(2016年製作の映画)

3.2

ジョセフ適役でした。かなり本人に近く、好演。日本で深刻に考えることが無かったが、アメリカの自国を超えた支配の脅威を実感しゾッとする。アメリカのドラマ見てても「第2のスノーデンになるのか」等、普通にセリ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.7

見終わった後も夢の中のよう。トーフさんの音楽でまだ覚めずにいられます。もっと注目されていい傑作。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

青春時代が遥か昔の私が、いまだにこんな甘酸っぱいこじらせ世代のストーリーが好きなのは、根っからの応援体質なのかもしれない。外の世界に憧れて、外に出た時元いた場所の良さに気付ける。そんな人がより広い世界>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

絶望の中にほんの少しのユーモアや人の成長が見えて、悲しいけど救われなくはない。終わってから、じんわり温かくなってぼーっとしたくなる。

千里眼 CICADA(2014年製作の映画)

3.0

日米合作とのことだが、視点が日本だなーと思った。期待以上に良かったのは、ほとんど知らない役者さんなのに、演技が素晴らしく作品の良さが伝わってきたから。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

試写会にて。
母と息子の関係性がメインテーマだが、2人を取り巻く周囲の人生にもきちんと寄り添っている。
見終わって、それぞれの人生がきっと良かったんだろうなと穏やかな気持ちになる。
アネット・ベニング
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

ミュージカルが好き嫌いにかかわらず、ダンスと音楽が圧巻でした。夢追い人を見ながら自分も夢を見てた!ラストは切なく、でも気分は晴れ晴れとステップ踏んで劇場を出ました。IMAXで観て正解。

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.2

これを日本に持ってくる際の邦題やコピーに難しさを感じた。イメージより遥かに辛い厳しいお話。この時代に立ち上がった先駆者のお陰で今がある。キャリーマリガンが素晴らしく他の作品も注目したい。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.1

やはりアニメーションは入り込めない。自分がピュアじゃないからだと思うと、世の中でこんなにヒットしてるのだから皆さんなかなか捨てたものじゃないですね。背景などが写実的過ぎると人物が余計に架空の感じに思え>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.4

スポットライトのマーク・ラファロが好演。ダンが、音楽が見える景色も気分も変える、ようなコト言っていて、ホント音楽に助けられたり一瞬にして違う世界に連れて行ってくれるのを実感する。流行りとか評価とかを除>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.7

青春時代から遥か遠ざかっている私がボロボロ泣けた!若さも、より広い世界に飛び出していくサマも凄くイイけど、やっぱり音楽って力をくれるってコトを再認識する。for brothers everywhere>>続きを読む

AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.8

あまり知らなかったエイミー・ワインハウス。こんなにもピュアで傷付きやすく愛に生きた人生が生み出した歌を、これからたくさん聞き倒そうと思った。しばらく心が痛い。

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

シアーシャ・ローナンの抑え気味な演技に、よりリアルに感情移入させられる。2人の男性を魅了する彼女の芯の強さと自由さは、同性から見ても魅力だと思う。主人公の未来を応援しつつ、自分の人生も応援したくなるよ>>続きを読む