不安定な母娘の関係も、恋愛に夢見て男の子に振り回される様子も、結局いつもの女友達に愚痴るところも、どこか共感してしまって笑った。
他の男の子といても名前をつけた星を見つけて叫ぶシーンが良かった。
一人の人間の人格と人生が形成されていく様子が3部構成で描かれていて面白かった。3部で小さい頃に与えられなかった愛を知る頃には既に独りで生き抜くためにもがききったところで居た堪れなくなった。
希望の見える終わり方が好きだった。人間の心の機微の見せ方が邦画に比べて少し粗い気がして。。
園子温監督版ゴジラ。メッセージ性が強く登場人物に感情移入できなくても、長谷川博巳のコミカルな演技が面白いし結末が気になって見入ってしまう。この映画で全力歯ぎしりlet's goも聴けるなんて笑
娼婦に会いに行くシーンは笑った。病気と診断されたからって、彼らには彼らの意思や欲がある。とても素敵な映画。
不本意な選択を何度もして、その現実に向き合いきれない主人公。それでも彼を見放さない仲間に出会い前向きに青春を謳歌する様子に励まされた。
小さい世界に生きるからこそ感じる孤独の表現が良かった。そこに土足で踏み込んでくる二が可愛い。
終始落ち着いた空気感。それぞれが自分を変えようともがいている。
エルファニングは可愛いし微笑ましい青春のシーンも良いけど、人間を構成する声・性などの要素の擬人化が独創的過ぎてついていけなかった。
女を寝取られて教え子に馬鹿にされて、それでも自己愛が強く楽観的。哀れすぎて笑えてしまう。後味の悪い映画だった。
