このレビューはネタバレを含みます
先生の「誰かが死んだあともどんどんその人のことが分かる」っていう言葉の意味が最終章でつながった瞬間、込み上げてくるものがあった。グレッグとレイチェル、お互いに少しは恋愛感情もってるはずなのに、恋愛話に>>続きを読む
物語の中心人物である柏木夫婦が想田監督の奥さんのご両親という事もあって、身内の柔らかい雰囲気が映画を包んでいる。社会保険制度の問題を話している側から、鳩山候補の国会演説が流れる偶然性とそれを全く気に留>>続きを読む
メディアの情報は切り取る視点によって視聴者・読者の感情を180度変える。
“英雄か、罪人か”
1965年〜66年にかけて100万人以上の人々が共産主義者という理由で虐殺された歴史をもつインドネシア。その虐殺の当事者が時代を経て、自ら行ってきた事を映画にする様子を捉えた観察映>>続きを読む
家族に素直に話せない事が意外と第三者には話せてしまう事ってある。まさにルイとカトリーヌのように。不器用で素直に感情をぶつけられない家族の微妙な距離感。
ボリウッド三大カーンの中でも特に好きなアミール・カーン。3 Idiotsに並ぶいい映画。宗教信仰が強く、宗教対立が犯罪に繋がる国だからこそタブーとされてきた宗教をテーマにしてるのが凄い。
平和へのメッ>>続きを読む