このレビューはネタバレを含みます
親子の真実の愛とは何だろう。自分では愛を与えてるつもりでも、それはただの親側の理想のためだったり、都合だったり、一方的な自己満足だったり。
凪沙の愛を受け取った一果と対比するように「バレエとったら何>>続きを読む
好きなことに真っ直ぐだというのは、幸せなことではあるけれど、大人になればなるほど世間とのギャップに傷付き悩み続けることでもある。
ミー坊を取り囲む人々は「普通」に囚われない、寛容で愛に溢れた温かい人>>続きを読む
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「わかった、わかってた」
ラストシーンのこの言葉に、全てが詰まっているのではないだろうか。
売れない小説を書き続け、元妻に執着し、過去を諦めきれない所謂ダメ男の主人公、良多。
頭ではわかっているけ>>続きを読む
普段、私たちは人の音(声)を聞きて感情を理解している。けれどこの映画において、音はあくまで日常の雑音でしかなく、視聴者も目を澄ませることでしか、登場人物たちの感情を察することができないような構成になっ>>続きを読む