chokusinさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.0

それにしてもアメスパになってからのスパイディ=ピーターは苦手である。親愛なる隣人のはずなのに全然そんな気持ちになれないのは我ながら困ったものだ。じゃあサム・ライミ版のピーターに、それこそ原作コミック自>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.0

前作よりは薄まったがやはり光の国の大きい人たち感はある。ソーさん、ほんと強いんだか弱いんだかよく分からん、頑丈ではあるけれど。しかしカット・デニングス演じるダーシーがヒロインよりも可愛く見えちゃうのは>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

ある一線を踏み越えるということ、それを自ら選択するということ。あの父親と刑事はそれぞれがラストシーンのその後に否応なく向き合わなければならない。それが選択したものの責任なのだ。寒々とすら感じる抑えた色>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

アイスランドの圧倒的なロケーションが素晴らしい。ベン・スティラーは案外と自分を二枚目として描くことが多くてそこが少し引っかかるけれど、クソみたいな現実を想像(妄想ともいう)によってやり過ごした経験が一>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

まあ面白かった。179分もあるが開巻から30分あたり、つまりマシュー・マコノヒーが退場するまでを見ればこの映画はこんな話でっせ、というのが分かる親切設計、要約がうまい(違います)。じゃあその後、残りの>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.3

どこかで「高齢の二次オタ喪男をピンポイントで抉りにきてる映画」なんて評を見かけ、まあそう言いたくなるのも分かるわなと。ラスト辺りがフラッシュバック的な見せ方なので結末の受け止め方が混乱しそう。意味が真>>続きを読む

ガーディアン(2012年製作の映画)

3.0

銃撃戦は迫力あるしカッコいい画も随所にあり開巻から40~50分あたりまではテンポよく進む。だがそこからちょっとダレるというか失速気味に感じてしまった(さすがに132分は長すぎる)。凄腕で寡黙な主人公が>>続きを読む

ロボコップ(2014年製作の映画)

3.0

前シリーズにも増してサイボーグ感がアップ、今回の愛車も手伝ってむしろ仮面ライダー的ですらあった。特典映像の中で監督だかプロデューサーだかがいまどきのロボットは機敏に動ける、カクカクさせたらかえってカッ>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

大評判だった1作目に比べるといささか分が悪いのかもしれないがこれはこれで面白かった。いやあ、ゲロゲリ棒には思わず笑ってしまったけど。1作目からの当然の帰結として「ある一線を越えるなら相応の報いも覚悟で>>続きを読む

ペーパーハウス/霊少女(1988年製作の映画)

3.5

知る人ぞ知る隠れた名作という扱いなんですね、知らなかった。なんだかホラーのような邦題ですが良質なジュブナイルファンタジー、なかなか良かったです。主人公の女の子が可愛げがないところも良い。撮影や美術が優>>続きを読む

エンダーのゲーム(2013年製作の映画)

3.0

ビジュアルはとてもいい。主人公エンダー役のエイサくんも良かったし。ただクライマックスから〆にかけてが少々気になるのは確かで、やはりハリソン・フォードを完全な悪者的に描くわけにはいかなかったのだろうか。>>続きを読む

オーバードライヴ(2013年製作の映画)

3.0

やらかしちゃった(嵌められたともいう)息子のために頑張るパパ。潜入捜査モノの変形と言ってもいいか。主人公は一般人だけど。それも手伝ってひりひりするような緊張感があった。そしてこれまでの鬱憤を吹き飛ばす>>続きを読む

プレーンズ(2013年製作の映画)

3.0

ほんとに飛行機版『カーズ』だった。空を飛ぶシーンがあるだけで割と満足してしまう自分はいささか点が甘めに。ただな、ラストだけはなあ。確かに冒頭から彼は妄想してたし師匠のエピソードに絡んだオマケではあるか>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

近未来が舞台のディストピアSFであってもやはり手斧なのだな。細かいツッコミどころは少なくないがそれを言い出すのも野暮だしそう思わせるだけの不思議な熱量や勢いは間違いなくあった。それにしてもへんてこな日>>続きを読む

REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.0

前作が変にヒットしちゃったので色々大変だったんでしょうがそんなに悪くないです。細かい部分は抜きにして前作にも増して主役を食うほどの大活躍なヘレン・ミレン姐さんを見ていればオッケーという感じですね。素敵>>続きを読む

ファントム 開戦前夜(2012年製作の映画)

3.0

冷戦下で起きたソ連潜水艦K-129の事故から着想を得たらしい。冷戦下ならではの緊迫した状況と駆け引きに加え、密閉空間である艦内の息苦しさ、さらには追撃してきた友軍潜水艦との水中戦等、潜水艦ものの定番も>>続きを読む

デッドマン・ダウン(2013年製作の映画)

3.0

メイキングで監督らが口を揃えるとおり「ラブストーリー」であり身に降りかかった悲劇により深く傷ついた一組の男女が過去を振り切り歩みだす再生の物語でもある。復讐譚のスタイルやアクション等もあくまでその彩り>>続きを読む

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

3.2

少々変則的なテンポなこともあり人によっては「ノリが悪い」と感じるかも。だが全編妙な緊張感が漂っていてなかなか楽しかった。ないものねだりを言えば邦題はもう少し何とかならなかったのか。原題(Killing>>続きを読む

相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ(2014年製作の映画)

2.5

遅まきながら見た、が少々がっかり。相棒シリーズは劇場版やSPドラマでやたら風呂敷を広げ社会派(といっていいものか)なテーマを扱う傾向があるが今回は上滑りな印象が強く劇場版に限っても出来の悪かった1作目>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.5

最後まで緊張感の途切れない“お仕事映画”でもあったか。劇中の台詞にもあったがほとんどの登場人物にはそれぞれボスがいて、彼らは割に合わず時に理不尽なその命令に従い淡々とこなす、こなさざるを得ない。それが>>続きを読む

キャリー(2013年製作の映画)

2.7

ジュリアン・ムーアが一番怖い。さすがだ。そしてトミー、いいやつだなお前。人気あるのも分かるわ。さて、デ・パルマ版と比較するのもあまりいいことじゃないとは思うが、やはり今回のキャリーは美少女すぎるのだ。>>続きを読む

ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

3.0

所謂ファウンド・フッテージものか。未だ謎に包まれた遭難事件に題を取り、かなり大胆な仮説というか奇想で味付け。さて一体どんなオチをつけるかという点が最大の関心事であったがなるほど、そういう方向でしたか。>>続きを読む

ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

3.0

邦題で損してる感じ。豪華な俳優陣の貌(とそこから透けて見える彼ら自身のキャリア)に支えられ見応えはある、あるんだがこれでは大泉逸郎の『孫』の歌い出しである。本作では娘だけど。そして実際に大変可愛いのだ>>続きを読む

2ガンズ(2013年製作の映画)

3.0

元がコミックだからというわけでもないだろうが細部が割とゆるい。加えてヒロインがワイルドカードとして十分に機能していないこともあってクライマックスに向けての三つ巴というか三すくみがどうにもしゃっきりしな>>続きを読む

プラチナデータ(2013年製作の映画)

2.8

存外に良かった。ただどうしても参照してしまう『マイノリティ・リポート』や『ボーン』シリーズに比べ、万全にすら思える監視・探索システムから主人公が逃亡に成功するのが自らの技能や機知を駆使した結果ではなく>>続きを読む

脳男(2013年製作の映画)

3.0

ダーク(アンチ)ヒーローものとしてなかなか面白かった。主人公と敵対する悪役が連続爆破犯ということもあって派手な爆破シーンが多いのも良い(小学生並の感想だ)。ただ気になる部分もあって、ひとつは警察という>>続きを読む

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.0

カーペンター版に衝撃を受けた人ほど評価は厳しいのかもしれないが、リスペクトに溢れていてこっちはこっちで良かったです。主に技術的な部分が影響してるのかもしれないが今回の物体Xさんはやけにアグレッシブだな>>続きを読む

ダークスカイズ(2013年製作の映画)

3.0

てっきり心霊系のホラーかと思ったら違った。ああ、そっち系の話なのかーと分かってからはビビリな自分でもそんなに怖くなくなったのは不思議なものだ。ドッキリビックリな部分はあるんだけども。少しだけ気になった>>続きを読む