田中モリオさんの映画レビュー・感想・評価

田中モリオ

田中モリオ

最後まで行く(2023年製作の映画)

2.0

オリジナルである韓国版も観たけど、こっちの方が面白かった。

まぁ、オリジナルを焼き直す訳だからより良く出来なきゃ駄目な訳で、となると焼き直しの方が良くて当たり前な気もするけど。笑

スワロウテイル(1996年製作の映画)

2.5

久しぶりに見直した本作。

CHARA、三上博史、江口洋介、山口智子、渡部篤郎、桃井かおりと好きな役者が若い若い。笑

役者陣の若くてキラキラした様子がノスタルジックな気持ちにさせてくれた。

世界観
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ガチ星(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「ダメ男の人生再生劇」
「子供の為に仕事を頑張る」という散々使い古されて、何処にでも落ちてるありきたりなストーリーをどう料理するのかが監督の力だと思う。

そういう意味では題材として選ばれている「競輪
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

1.5

"石原さとみ"が出てなかったら絶対観なかったキャスティングもあって、毎度の事ながらどうせツマランと流し見程度に観始めた本作。

後半でポロポロ泣いてもーた。笑

同決着をつけるつもりなのかと先の展開を
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

スラムダンク。
私が小学生の頃にジャンプで漫画の連載が始まってから気付くともう30年以上経っているんだから驚き。
そして当時小学4年生だった私も大人になり、当時の私と同じく小学4年生と1年生の息子達と
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.0

酔った勢いで何かサクッと観られないかと思い、短めの作品だからと手を出したら、コレ観てたのに忘れてた。
昔観てたわー。笑

それでも2回目観ちゃったわー。笑

途中で色々思い出しちゃって自分で自分にネタ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

1.0

9.11のテロ。
当時私はNYに居ました。

その朝ルームメイト達がTVを観て「事故だ!」と騒いでいた事を今でも覚えています。

その後ルームメイト達はいつもの様に学校や仕事に行く為に家を出ました。
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

「懸賞金のかかっている指名手配犯を見つけた」と娘に告げて失踪する父と、その父を探す娘の話。

現代社会の暗部にスポットライトが当たりまくる構成。
画も綺麗だし、変な主題歌無いし、物凄く好みな作品だった
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

1.0

面白い映画は"最初の5分から面白い"と信じている私は、こういう作品に出会うとパニックになります。

途中まで「あー時間を無駄にしちゃったかな?」位に思っていたのに、ラスト20分位から釘付けでした。
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

1.0

差別をテーマとした作品。

私は海外に住んでいた経験があって、差別は日常にあった事を今でもハッキリと覚えている。
それ故に色々な場面で語ってきましたが、この作品を誇張した話だとは思わないで観る事をオス
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

1.5

孤狼の血の続編である本作、何が凄いって鈴木亮平が凄い。
彼が好きな人は是非観るべきだと思う。

もう"西郷どん"の鈴木亮平とは全然違ってバリバリのヤクザでした。
怖いのなんのって。
怖すぎて引くわ。笑
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

1.5

福田さんの作品全般に感じている"稚拙感"が個人的にギリギリなので、たまたま録画してて、暇でなければ一生観なかったであろう本作。

正直言って悪くなかった。

横山光輝の描く"三国志"よりも、若者に迎合
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

言わずもがな"お笑いBIG3"の1人、ビート武の話。

有名なストリップ劇場から売れる迄を描いた本作、柳楽優弥と大泉洋が良かった。

お笑いが好きな人なら誰しもが一度は聞いた事のある言い回しも作中には
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

"殺さない彼と死なない彼女"というタイトルが中々センス良いなって思って鑑賞。

上から。笑

「殺すぞ!」が口癖だけど実際には殺さない彼。
「死ぬ!死にたい!死んでやる!」が口癖だけど、実際は死なな
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

1.0

役者が豪華。笑

若い頃の樹木希林も変わらず良い。
おばあちゃまがチャーミング。

話が面白い。

演技が古臭い点を除けば今でも十分楽しめる作品。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった。

耳が聞こえないという事を少しではあるけれど体験させてもらった。

しかし辛い。
私のイヤな癖で、どう決着をつけるつもりなのかと、最後まで目が離せなかった。

彼女の自傷行為を見た彼が全て
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

2.5

ずっと手をつけられないでいた名作と呼ばれる本作。

白黒映画で、かつ3時間を超えているもんだから、時間に余裕がないと観れないという事で、大好きな"実話"なのに中々手が伸びませんでした。

タイトルは"
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

1.0

"デラ富樫"を見たくて久しぶりに見直した。笑

佐藤浩一演じる"デラ富樫"が何度観ても笑う。

個人的には三谷幸喜作品は"古畑任三郎シリーズ"がMAXだと思ってはいるが、映画では本作が1番かな。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます




コンクリートの建物。
出口のない四角の部屋の真ん中には上下に穴がある。
その穴から上を見上げても、下を見下ろしても同じ様な部屋が永遠と続いている。
どの階層にも人が2名居る。
一定の時間で真ん中
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ライフ(2017年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ダニー・ボイルの"サンシャイン2057"を彷彿させる本作。

ストーリーはと言うと、火星で見つけた未知の生命体。
宇宙で実験的に育ててみたら大変な惨事になりましたっていうありきたりなもの。

でも私は
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メランコリック(2018年製作の映画)

1.0

"カメラを止めるな!"もそうだけど、映画を撮りたい人の映画って感じで素晴らしい。

スポンサーの顔色伺ったキャスティングも気持ちの悪い邦楽も一切ないし、イケメンも美女もいない。笑

そのそこそこのバラ
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教誨師(2018年製作の映画)

3.0

大杉漣の遺作。

こんな作品かあるなんて知りもしなかった。

お金と時間をかけたのに中身空っぽの"ハリボテ映画"ばかり立て続けに観てしまった所為か、非常に良かった。笑

"十二人の怒れる男"と構成は似
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

「両親を訴えます。僕を産んだ罪で」

もうこれはドキュメンタリー映画です。
邦画の"誰も知らない"のフランス映画版って感じ。

主役の可愛い少年を含む出演者達は、この作品の為に現地調達って言うんだから
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

1.0

以前観た"クーデター"も似た様な話だったけど、本作は実話っていうのがなんともやるせない。

"神の意思"だの"ジハード"だの、正直何の信仰心もない私には到底理解し難い。

そして"お客様は神様"的思考
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

1.0

大変お世話になったVHS誕生の話。

ベータかVHSかって論争は、私が小さい頃親の世代がやってたもんなー。

それにしても西田敏行が良いのなんのって。
そして役者陣(オッサンばかり)が若いのなんのって
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ひとよ(2019年製作の映画)

1.0

主役の3人は殺人犯の子として生きている。
何処に居ても、誰と過ごしても常につきまとう過去。
他人から見たら順調に見えている人達だってそれぞれに闇を抱えていて、そんなギリギリを生きている人達と、自分の犯
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おとなの事情(2016年製作の映画)

1.5

3組の夫婦と1人の男の計7人による食事会。
ホストの奥さんから地雷フラグでしかない悪魔的なゲームの提案がなされる。笑
全員の携帯電話をテーブルに置き、メールが来たら読み上げ、電話が来たらスピーカーホン
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.0

兎に角くだらない。
でも元気にさせてくれる。

こういう作品も撮れるんだって思うと、やっぱりジェームズ・キャメロンって凄いって感じちゃうわ。笑

その昔、父親と並んでこれを観てゲラゲラ笑った事を今でも
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朝が来る(2020年製作の映画)

1.5

全く予備知識なしに観ました。
ちょっと間延びしてるけど、どの人も演技がしっかりしてて良かった。

子を望み、不妊治療を繰り返す夫婦の苦悩と、稚拙な恋愛の果てに子を宿してしまった女の子のこれまでとそれか
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孤狼の血(2018年製作の映画)

1.0

警察と広島のヤクザ。

特に想像を超えるものはなかったし、ありきたりなストーリーだけど、そこそこ飽きずに見せていただきました。

そして、本作で嘘偽りなく1番輝いていた役者は誰かと問われれば、美人局役
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火口のふたり(2019年製作の映画)

1.0

登場人物は主に主役の2人。

婚約者が戻るまでの5日間だけ愛し合おうと決めた2人は終始食べる、セックスをする、寝るを繰り返す。

これは生物の本質なのだから仕方ないと割り切れる人と、そうでない人と、大
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

糞つまらなそうだから観てみようと面白半分で鑑賞。笑

思った以上に良かった。

芥川賞も、直木賞も、グラミー賞も、アカデミー賞も、不作の年であっても無理矢理与えている感があり、そんな賞に必要性はあるの
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

1.0

広末涼子見たさに観た本作。

こんな邦画なんてどうせツマランだろうと思って見ていたが、テンポの良さと香川照之の演技もあって、結果的に中々面白かったなーとなってしまった。笑

几帳面で、真面目な性格の香
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

2.5

出だしからテンポが良い。
テンポが良いから最後まで駆け足で観れてしまう。

本作は、警察ではなく、警察学校の学生が事件を目撃してしまったらどうするのかというお話。

ここ数年の警察モノって、汚職まみれ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

1.0

Netflixにアップされていたので久しぶりに鑑賞。

若い頃に観た時よりも、感情移入出来た。

映画好きなら誰もが知っている名作だとは思うけど、割と涙腺の弱い私が、前回観た時も、今回呑みながら観ても
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