まさかバービーで泣くとは思わなかった。一個も持ってないのにバービー。プラスチックな世界と現代風刺。ライアン・ゴズリングが最高の演技だった。背伸びしない、普通のバービーが一番いいんだと思う。
子どもが希望を失い、諦めてしまてしまうことで起こる病気、というだけでとても辛くなる。そんな世界をつくってしまっている現世代の私たち。
煽るように入る音楽も、ストーリー展開もめっちゃベタだけど、心温まるお話。出演している方々も素敵だった。
ハリウッドの「多様性」の薄っぺらさに最初の一時間はシラケ気味でしかなかったけど、後半は割り切って観られた。、