tokyo1234さんの映画レビュー・感想・評価

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Goodbye Julia(原題)(2023年製作の映画)

4.0

ありえないストーリー展開だけど、どうなるか緊張感が常にあり、人種差別という全世界で普遍的なイシューや色んな方向を向いた愛、嘘。南スーダン独立に際した話だけど、見る人を限定させない映画。
主人公の女性が
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.5

なんか好きだ、また見返したくなると見終わった数日後も続く感じ、監督の名前を見て納得した。切り取られた景色がいちいちおしゃれなんだけど、単なる緩くておしゃれな映画ではなく、死と生について、食について、人>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.5

ヒューマンドラマとラブコメをミックスしたようなテンポよい掛け合い。
ソーシャルワーカーの存在がストーリーをよりコミカルにしていて、効いている。
結局パパは栄転を辞退してでも「家族」をとることにしたのか
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

4.0

失ったものを探し求めている中、「私は前に進んでいる」ってこの言葉が強烈に胸に刺さった。
淡くて爽やかでまとまりのよいファンタジー。
あとdocomoのメール画面が懐かしすぎてエモかった。

カサブランカ(1942年製作の映画)

1.0

世界大戦の欧州の事情を知らないといまいち理解できないのでは?
長い間ずっと気になっていた名作だけど、いまいち評価されるポイントが理解できなかった。

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.0

真実の愛というか愛の様々なかたちを見た。日本でこうやってモロッコ映画を観れること、モロッコでも映画祭で上映され受賞したこと、時代は動いているなと感じる。
ミナ役の女優の背中と胸、どうやって役作りしたの
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

the映画、圧倒的エンターテイメント。人口も中国を超え世界第一となり、末恐ろしいインドパワーを映画を通しても感じさせる。
イギリス人や植民地支配していた欧州の人々が観たらどう感じるんだろう。この規模と
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.5

ボクシングを愛する者たちのそれぞれ静かながらも芯の通った挑戦を描いた作品。
センスや努力、人によってタイプは違うけど、命を懸けて取り組む人はなんてかっこいいことか。

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.0

戦闘シーンがKINGSMANのような演出でぶっとんでいた。
ちょうど銀座ロレックス強盗事件があり、同じようにヤクザに利用されているんだろうなと思うと、なんだか切ない。
特筆すべき点として飯島役の奥野瑛
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ブルーサーマル(2022年製作の映画)

3.5

航空部というものが存在すること初めて知った。こういう世界が存在するのか。
少女漫画ぽい男女の絶妙な関係や展開で、ストーリーも爽やかなんだけど、倉持先輩のラストの言動がよく分からず。

アンブッシュ(2021年製作の映画)

1.0

最初から予想はついたけど、イエメン人の命があまりにも軽くて終始不愉快。
なんでUAE軍はイエメンで戦ってるのか、兵士の葛藤などにスポットあてるならまだしもナショナリズムだけ煽る最低な映画。

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

機内で観た映画。車椅子になって分かる、世の中には獣が沢山いるということ。飛行機で自分の席に座ろうとすると、アラブ系のおじさんが座っている。ちょっと強めにどくようお願いしたら、申し訳なさそうに移動してく>>続きを読む

ペルセポリス(2007年製作の映画)

4.0

シリアスなストーリーの中にもクスっと笑えるようなユーモアが散りばめられている。画のタッチや動きも独特で引き込まれた。
抑圧された世界でも抗う人たちはどこにもいる。イランは確かに独特だけど、イランだけの
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カツベン!(2019年製作の映画)

4.5

活動弁士。初めて知った。そんな時代もあったのか。
成田さんや弁士を演じた俳優のパフォーマンスが凄くて関心してたけど、特訓期間が長く、プロの仕事だと納得した。
映画としてもドタバタ劇が楽しめた。映画館で
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

2.0

茜の行動がどうしても理解できないまま終わっていった。親になったことがないからでしょうか。
ただ長島には行ってみたい。

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.5

鑑賞しながら色んな無力感がおそう。
何でロシアやシリア政権はあんな非道なことを?
反体制派は映画にあまり出てこないけど何してるの?圧倒的な相手の軍事力を前に抵抗続けたのか?
アレッポに残ることは子ども
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

誰が殺されるか分からないので、終始ハラハラしらながらの鑑賞。映画館で観たかった。
テロリストをモンスターとして描写されるのが常だが、本作品では犯人の普通っぽさや人間味溢れる姿が印象的だ。一方西洋人をヒ
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

3.5

パレスチナ問題をコメディで。
ドラマが和平において役割を果たすときが来るのかもしれない。

とにかく監督の発想にあっぱれ。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

舞台である香港を存分に活かした痛快なアクションコメディ。

エンドロールに三浦春馬と竹内結子が連続で流れてきて泣けた。

詩季織々(2018年製作の映画)

3.0

新海誠好きな中国人かなと思ったらその通りだったが、秒速のような胸がえぐられる感はなく、爽やかさとノスタルジーが共存する作品。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

フィクションとは言え、公文書改ざん、不透明な人事、隠蔽が横行する現政権では、近い将来起こってもおかしくないこと。
信念や倫理を守るか、自分のキャリアや家族を守るのか、対であるべきものではないのに、天秤
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

暴力や田舎の独特な雰囲気が痛いほど描かれている。

香取慎吾が演じるクズ男ぶりが内面にある何か闇めいたものと重なってなのか、香取慎吾じゃなく郁男だった。

恒松ちゃんはお茶の間皆が知ってるような俳優に
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Barefoot(原題)(2011年製作の映画)

4.0

子役の棒読みとかサントラが場面と合ってなかったり、合成が雑だったりと笑えてしまう場面もあるが、両親をテロで殺され、貧困と差別と闘ってきた少年が、イスラームの教えに基づいた道徳心を育みながらサッカーの国>>続きを読む

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

サスペンスのハラハラ感を楽しんでると、いつの間にかヒューマンドラマになっていた。
未成年と強調してたが、みんな未成年には見えない。自殺したいと思う理由は大したことのないものでも人によって受け止め方が違
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ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズ(2019年製作の映画)

3.0

60歳を過ぎても情熱を持って挑む姿はかっこいい。全力過ぎずゆるくユーモアは忘れないところもいい。
表現の自由や皆で集まって感情を共有できる場所を守る姿勢は、独裁政権であったスーダンだけでなく普遍的な価
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

イスラームで多産は推奨されているが、面倒見れない/教育を受けさせられないのなら産むべきではないという社会に対するメッセージ。両親が貧困であるのも別に両親の責任ではなく、貧困が貧困を生むサイクルの中に入>>続きを読む

世界でいちばん長い写真(2018年製作の映画)

3.5

写真撮ってるときにあんなに叫ぶ必要ってあるのかよく分からないんだけど、結局そのシーンが一番印象に残っているから、よかったんだろうな。
地味だけど心に残る青春映画。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

家族って難しい。映画ほどではないにしろ、誰であれ家族間にうまくいってないところはあるから、人によって映画の感じ方も変わってくるのだろう。

ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)

4.0

音楽と風景が哀愁あり、日本って、というか新潟の冬ってこんなきれいなんだな。
家族が再生するのって難しいと思うけど、集まってみるのって大事だな。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

グリーンブック、そんなものが数十年前まで普通に存在していたなんて考えられないが、それが現実。最後のパーティのシーンは感動的ともとれるが、結局白人は黒人を受け入れましたよ、みたいな感じがして、結局白人が>>続きを読む

ナイジェリアのスーダンさん(2018年製作の映画)

3.5

インドのムスリムといえば北インドのイメージだったが、ケーララ州という南部インドに飛び地的なムスリムが多い地域があり、独自の文化を保っていることに驚いた。
友情が生まれ一件落着でいいのだが、ナイジェリア
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イエメン:子どもたちと戦争(2018年製作の映画)

3.5

サウジ連合国の空爆は確かに許せないけど、連合国だけを悪として描くのもまた違う気がする。
外国のメディアが入れない分、このように中から発信していくことは非常に重要だと感じる。

気乗りのしない革命家(2012年製作の映画)

3.5

懐かしい景色が満載のドキュメンタリー。
現在のイエメンの混乱の一番最初の部分なのだが、長引く戦争を考えたとき、この革命をどのように評価すればいいだろうか。
主人公カイスは旅行ガイドをしていたが、今何を
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

フレディが出っ歯なこと知らないぐらいあまり詳しくないけど、孤独と戦って苦しんだフレディが、死ぬ間際には孤独に打ち勝ち自分のホームを見つけ出せたのはよかったなと思うとともにうらやましくもある。

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.0

長澤まさみがかわいすぎる。瀬戸内の風景がノスタルジックすぎる。
30代半ばになっても、高校時代の好きな人を忘れられないって、それだけ青春してたんだなとも思うけど、やっぱり悲惨だなとも感じてしまう。

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

今やると虐待と言われかねないけど、父娘の互いを信じ愛する力に感動した。やはりインド映画はエンターテイメントとしてよくできている。
アーミルカーンの親父役、腹が出ていて、彼のこんな体は初めて見た。若かり
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