Sさんの映画レビュー・感想・評価

S

S

映画(45)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

映画『アステロイド・シティ』は、
テレビ番組の中でバックステージと劇作品が包摂されている。
両者は基本的に切り離されているが、映画が進むにつれてその境界が曖昧になっていく瞬間が断続的に生じる。

その
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

原作勢のコメントが
酷評ばかりだったので一石を投じる

"JAZZ漫画"
まず音が出ない漫画という紙媒体で表現した原作を評価されて私を含め今までこの漫画
を原作勢は追ってきたと思います。

まずそれは
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.5

バリーコーガンという役者を知る

狂気と神聖なるクラッシック美しい舞台
があれば世間がいう芸術と呼ぶには充分なのかもしれないと思わされた映画。

入りなども映像美を感じる描写が幾多もあり
参考にできる
>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.5


記憶と対比がテーマに感じた作品

時代と共にAIが飛躍していき人間との比較がされる現代で人間の皮肉をまぜた風刺映画

対比は
比べる事により観る人間の解釈ずれが起こせる

母が記憶をなくす⇆息子が思
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

久しぶりにこんなに解釈のできる作品に出会えた。

自分の作る映画の目標だったである事の1つであるからには色々な思考ができるように

逆算していく事が必須であり
それを踏まえて多くの解釈ができるようにし
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

彩度がきれいだった。

日常をどれだけ自然に写し
違和感どれだけ違和感として訴えれるか
参考にしたい構図とシーンが多かった気 

最後に伝えたい事をはっきりといって

大事なところは全てわかりやすく
>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.6


何故かレオンを見たくらい完成度が高かった。
しっかりと社会風刺をテーマにして
ラストも予想を裏切る展開
アフターストーリーも鑑賞者に考えさせやすく、
王道のテンポなのかもしれないがこれが映画の本質に
>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.3

色彩の編集が参考になる

一瞬モノクロの未来をみせる
伏線効果

あえて先の予知夢を見せる事により、
閲覧者に新しい思考ルートができる。

店舗、シーンチェンジがチャンネル

ジョーカーと流れは同じ

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


内容は置いといて、期待を裏切らない映画。
構図が勉強になる。

雨のシーンが多く、やはり雨は色々と絵になる

個人的にピアノで主人公は落ちるのが良かった
バットで良かった気がするが

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.5

こんな人生があるなら

自由すぎる私は今何をするべきか
再考させられた。

作業しないでみたい

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.7


生と死。

死んでも尚誰かの中で生きづけるとこができる

一度しか無い人生をどのように描くのか?

一人一人違う人生のなかで、彼は
生きている間に誰かと言葉にはできない深い関わりを結ぶ事で自分の生を
>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.3

実話を参考に鑑賞

何の為の映像作品なのか?

見た人間の心を動かせるような内容であり
表現
根本は自分が伝えたいのが同じ

何を伝えたいのかを明確に

制作をしながら製作者の感情、鑑賞者の感情、作中
>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.0

低予算作品と聞いて鑑賞。

第三者ではなく作中の人間が撮影することにより手ブレや素人のアングルでも特に違和感がない事が勉強になったし取り入れたい。

あとこわい。1人で見なきゃよかった

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

内容は置いといて計算尽くされたカメラのアングルが素晴らしかった。それもワンカット。えぐすぎる。
そこが評価されてるのはまちがいない

娘と俳優の関係性やレブのシーンなど中途半端に描かれたのが気になった
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

日本人はあまり感情移入が少ないのだろう。

この作品がアカデミーなどたくさんの賞を受賞した事に疑問を抱きながら鑑賞

映画の形はたくさんあるにしても
起承転結があまり目立たない珍しい形

だが幼少期 
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.5

last

bgmはソロからの合唱

控えめのタップダンスから

テンポがバックとはもる

回りながら空を見上げる

ふとタイミングにガソリンを体内にいれ

缶を蹴り飛ばし

アクロバティックな技
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3



音の使い方が素晴らしい作品

音が聞こえる聞こえないなんて次元ではなく
愛が音になっていて音が愛になり家族に聞こえる

誰か大切な人の為に贈るものはこんなにも暖かく愛おしい声なんだと

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

2.0

初ヤン監督作品

10分くらいで観るのを辞めた。

わざと不快な音や描写を撮り
構図の動きも酔いそう

私が目指している映画とは程遠いものを感じた。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

人の本質的な愛

LGBTとか誰かが考えた言葉なんて
本質の愛を誰もがわかりあえたら
造語なんて生まれないのだろう。

母なる証明(2009年製作の映画)

2.5

パラサイトよりおもろいと聞いて鑑賞

9割おばはんでしんどい。

内容的には1時間で良い感じもするが

ワンシーンの間とアングルにこだわりを強く感じた。

パラサイトの社会風刺のほうがかなり考えさせら
>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


クライム映画。

長いワンカットが大体誰かの背後をついていく描写が多い為、学校の一人の生徒になった気分になる。
洗脳されたとこに、クライムが起こると
感情的に衝動が大きくなるから良かった。

実際に
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

ここまで設定がしっかりしていて
完成度が高い作品で驚いた

役者の演技というか、役者全員が役になっていた。

風刺がしっかりと伝わる作品だし
皮肉が詰まっているのも良かった。

多くの人が沢山考えさせ
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

勉強作品1作品目


これがあのキューブリック作品なのか。
シャイニングとかはかなり前に見たが
歳をとってから初めてみた。

基本固定カメラ

固定カメラ→スライド

固定カメラ→ズーム

レビューを
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

少女の思春期から大人になるまでの
家族との関係性を描いた映画

人それぞれ大人になるまでの過程はもちろん違うが、車から飛びでるほど尖った人間が、母親に感謝を言葉にして伝えるまでの家庭の過程は、何度見て
>>続きを読む

イメージの本(2018年製作の映画)

3.0

レビューだけじゃ物足りない人へ

ネットに詳細がありましたので長いですが
自分も作者の意図を汲み取りたいので引用させて頂いてます。


『イメージの本』(2018)の冒頭ではゴダール自身のナレーション
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.5


映画「セッション」は、監督であるデイミアン・チャゼルが実際に体験したことに基づいて制作されたようです。

学生時代に出会った教師をモデルにしているんだそう。
音楽業界で生き残るための厳しさなどもひし
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます



slam dunkファンではない感想です。
あ、ファンになりました。
漫画は一読してます。

原作とは視点を変えて、桜木花道ではなく宮城リョータを主人公としており、原作では描かれていなかった宮城の
>>続きを読む

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

何も知らないこれから世を愛を知っていく子供達が、自由を手に入れようと足掻く物語。

素敵なメロディに、子供の純粋な心が
観る人を癒す。

劇場(2020年製作の映画)

3.8

最初の2人の印象は異質すぎて受け入れられなかったのが正直の感想だった。

けど話を追うにつれ2人は惹かれ合う事が定めだったんだって気付くと同時に

自分がおかしかった事にも気付かされた。

2人の価値
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

ボクシングの映画は
練習する過程は努力するしかないから
試合に勝とうが負けようが
過程を見てきたら感動するものがあった。

あぁ荒野と重な
役者の仕上げ具合もすごくて
観入ってしまった。

前半のシュ
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.5

死ぬ立場になったらジョークが全部ブラックになってて、皮肉たっぷりになるのが羨ましい。

私も死ぬ立場になるように生きたい

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

どんな絶望の時にでも希望が明確なある人間が自由を手にする。

そんな当たり前かもしれないが実現することが難しいことを明確に淡々と表現するアンディ。


忘れていがちになってしまう日常がどれだけ自由であ
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

シュルレアリスムの世界観。
まるでダリの作品が動きだしたような世界。

最初の衝撃が強かったが
気づいたらこの世界に取り込まれていた。

瞑想しだしたところから脳内が迷走しだした。

人間がこの世界で
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

2.0

下北あるあるなんだろう。

大人になってからみたらこの感じがノスタルジーに感じるやろな

学生の自分から見たら他人のどうでもいい会話を聞いているようで正直退屈なシーンが多かった。

>|