対立関係にありながらも似た者同士、言葉を交わさずとも互いに力を認め合う二人の描き方はキザを通り越しひたすらかっこよく、二人の運命がじわじわシンクロして復讐劇に至るまでの物語にドキドキしながら、まさかの>>続きを読む
派手な演出はないものの、アルパチーノの抑えのきいた演技が、実在したセルピコの人間臭さを感じさせ、身につまされるようなリアリティと共に、こんな風に生きられるだろうかという自分への問いかけを突きつけてくる>>続きを読む
トンデモ設定とパロディ的な笑いがひたすら寒かった。ただ、ノンちゃん独特の雰囲気には期待させられるものがあるし、ユフさんの佇まいのかっこよさを発見できたこと、ファンを巻き込んでのライブシーンのエモさはグ>>続きを読む
自撮りカメラを見据える危うい目つきが、10代の憂鬱や葛藤、こじれたナルシズムを存分に表している点、身に余る力を制御しきれずに暴走する痛々しさを表現するのに、デインデハーンのキャスティングが素晴らしかっ>>続きを読む
闇と最小限に絞りこんだライティングにより描かれた空間、多くを語らず画でグイグイ魅せてゆくかっこよさとユーモアを交える余裕。前のめりで観賞しつつ、ラストの全員死亡は爽快感が走る。