電信柱さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ニューオーダー(2020年製作の映画)

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 新体制、新秩序とやらが突然立ち現れたとして、この映画みたいにそれに嫌悪感や恐怖を感じられるならまだマシだろうと思う。
 本当に恐ろしいのは新秩序にいつの間にか慣らされて、やがて新体制を賛美し始めるま
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SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

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 どこにも書いてないので検証しようが無いんだけど、この映画に出てくる謎の日本語「地球の友」に着想を得て細野晴臣がF.O.E (Friends of Earth)を結成したってことでいいのかな?
 細野
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日本解放戦線 三里塚の夏(1968年製作の映画)

5.0

 『山谷─やられたらやりかえせ』とならぶ熱いドキュメンタリー。
 国とか上司とかなんか偉そうなものに「死ね」と言われた時に易々諾々と従うような人にはこの映画は全く面白くないだろう。
 例え相手が国だろ
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キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 正義を気取った主人公の暴力が何の役にも立たないばかりか周囲の人を不幸にするだけという物語の果てに、「正義を気取った悪」の究極である核兵器が出てくるというアイデアにまず驚嘆。

 被害者に見えた人が実
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サムシング・ワイルド(1986年製作の映画)

5.0

全てがちょっとずつ気が利いてる。ちょっと気分のいい瞬間がずっと続く。一言で言えば才気あふれる、という感じ。
ジョン・ウォーターズの出演シーンはすぐ分かったけど、ジョン・セイルズは気づかなかった。バイク
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落下の王国(2006年製作の映画)

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良くも悪くもミュージックビデオ監督出身という感じで、全編が先行作品からの引用と継ぎ接ぎで出来ている。オリジナリティは無いけれど、その引用のセンスはさすが。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・>>続きを読む

赤軍派-PFLP 世界戦争宣言(1971年製作の映画)

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 こうして今から振り返ると、オウム真理教信者みたいなだなあと思う。口調が完全に洗脳された人のそれだもの。
 ただオウム信者と違う点があるとすれば、赤軍のメンバー(というか当時の政治的な若者)は、自分で
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回転(1961年製作の映画)

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たしかに面白いんだけど原作を超えてるかと言われると…。

ハードコアの夜(1979年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

フィルマークスの「似ている作品」のところに『ブギーナイツ』がちゃんと出てるのいいですね。
ポルノ業界を明るくオシャレに描く『ブギーナイツ』とこの作品はぜひセットで見てもらいたい。

 平凡に生きてきた
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楢山節考(1958年製作の映画)

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コッポラの『ワン・フロム・ザ・ハート』と似たものを感じる。
悪い映画じゃないんだけど「牛刀をもって鶏を割く」というか、ここまでお金かける必要あったかな…。

バットマン(1989年製作の映画)

5.0

最初に見たバットマンが本作で(劇場公開時)、その後色々見て久しぶりに戻ってくると「やっぱこれだわ」となる。

ビバリウム(2019年製作の映画)

1.0

30分で済む話をまた随分頑張って引き延ばしたねえ〜。その努力に1点。

生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

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力作だし大変真面目に作ってるとは思うのだが…沖縄出身者としては方言がめちゃくちゃなのが気になって、話が全然入ってこない。
真剣に沖縄の問題と向き合っているわけではなく、社会派映画向きの素材の一つとして
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

5.0

面白すぎる。
めちゃくちゃひどい画質のDVDで見たのに面白すぎる。
こういう作品が配信で誰にでも見られるようになってないというのは日本映画界にとっての損失だと思う。
今こそ4Kリマスターして劇場でかけ
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