うえおさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

3.2

相撲部屋によって雰囲気は大きく違う。伝統を重んじる旧来のやり方は悪くないだろうが、これからの力士がそれについて来れるのだろうか。

相撲はスポーツであり、興行であると同時に神事でもある。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

この映画で意味するノイズとは、島民以外の者たちか。非常に閉鎖的な島で、余所者を受け付けない。島で起こった殺人事件を何人かの島民が共有し、隠蔽しようとする。マツケンの立ち位置からして(役に立たないと言わ>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.6

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映画、ドラマ、ゲーム、小説等で擦り倒されたテーマであろうが、面白かった。

キムタクはやはりキムタク。

綾瀬はるかのあの強気のイメージが自分にはなくて、あんな感じも出来るんだと感心。

青年時代から
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

5.0

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震災と生活保護の問題。

非常に悲しくも考えさせられる話。

生活保護は必要。しかし必要ない人も受給している事実がある。

原理原則に則るのは法の求めるところ。
しかしそこは人間、人情もあるだろう。
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レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

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柄本明の只者ではない感がすごい。今回何回目?って感じの手際の良さ。

誰かの子ども、もしくは子どもたちが犯してしまった事実を無かったことにしようとする大人たち。

それほどまでにその学校に入ることが大
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.6

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『ゲットアウト』、『アス』が好きで、ジョーダン・ピールの新作ということで期待して観たが・・・今作はついていけなかった。ジョーダン・ピールらしい痛烈な皮肉・風刺的映画を期待していたがそんな感じではなくS>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.1

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カーアクション、スタント、格闘等アクション要素が漏れなく見られる。トランスポーター(運び屋)が陰謀(人身売買)に巻き込まれる。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

トランスジェンダーの苦悩たるや、当人にしか分からないものだろう。

「なんで私だけ、私だけ・・・」のセリフがすべて物語っている。

一果、コンクールで踊れなかった白鳥の湖をアメリカに行って見事に踊り切
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.1

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ジェイソン・ステイサムの映画はどれを見ても同じ役かって思うくらい。今回も安定のステイサム。セリフ少なめ、小声。アクションは抜群。敵と対峙した時の余裕。

警備会社が舞台。現金輸送車を襲う強盗に息子を殺
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.8

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邦画のゾンビ映画。この映画ではゾンビではなくZQN(ゾキュン)という。結局何が言いたかったのかが分からなかった。最後、女の子2人救えて良かったねって話。漫画原作ということでやや説明不足もあったのかな。>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

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一作目でエスターの正体はわかっていたのでその点の驚きはなし。序盤、エスターの出身である療養所からのスタートは良かった。

中盤、エスターの正体を突き止めようとする警官を襲うときに母親登場したところで急
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.7

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実際にあった話らしい。アメリカ人がトルコで麻薬密輸に失敗、捕まって刑務所へ。その刑務所での扱いが酷すぎる。秩序はなく、賄賂やドラッグ、暴力が横行。脱走を試み、最後には所長を運よく倒し、刑務官になりすま>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.8

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なりすまし殺人鬼。自分は手を汚さず、家族同士で殺人させる。かつてあった福岡の連続殺人事件を思い起こさせる。

人数の町(2020年製作の映画)

2.5

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どうしようもなく、行き場もなくなった者たちが町に集められる。戸籍を失い、その町では衣食住が保障されている。保障されている代わりに彼らは世の中の人数となる。戸籍は取引の道具とされ、SNSや選挙で彼らは人>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.0

ホラーはホラーだけどややファンタジックな仕上がり。見えないものを映像化しつつ恐怖感を出すのって難しい。個人的には好みではない作り方だった。そういう作風なんだろうけど。登場人物がみんな癖あり。

エスター(2009年製作の映画)

5.0

その少女の正体を知ると、色々と辻褄が合うことが分かった。非常に良くできたホラー。日本のホラーにも似たような、ゾワっとする怖さを感じられる。

亜人(2017年製作の映画)

3.6

不死身って聞くと、憧れみたいなものを感じることあるだろうが実際に死ねない体になることは不都合なことが多そうだ。この作品のように政府や企業に利用されたり。苦痛だけを感じ続けるのだろう。砂の幽霊も交えたバ>>続きを読む

スランバーランド(2022年製作の映画)

3.3

夢の中で冒険する映画。アフロおばさんが自分のタイムストップガンで撃たれて弄ばれるとこが笑いどころ。ハッピーエンドで良かった。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

誰にも媚びない、マイペースなちひろさんを中心に巻き起こる日常、ドラマ。ぼーっと見られるそんな映画。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

紆余曲折あったんだな。エルヴィスの陰に大佐あり。それにしてもなぜスーパースターは綺麗な終わり方にならないんだろ。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

「彼は言葉を武器に変えた」。
ドイツに侵略される寸前、民の声を聞き、自身の信念を再確認したチャーチル、その後の名演説。鳥肌。

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

2.0

一人称視点で狭くて暗い洞窟の中を探検する。光がついたり消えたり、急に落ちたりするが、怖さよりも見にくさの方が優ってしまった。

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

主人公がタイトル通りで上手かった。どこか怖さを感じるサイコっぷり。銭湯のサイドビジネスとして有り得るんじゃないかと思えるくらい効率的だなーと。あってはならないし、あってほしくはないが。終盤、わざと?や>>続きを読む

トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.2

コミカルなミステリー。仲間由紀恵はどの役をしても仲間由紀恵。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

ストレンジャーシングスの監督がこの映画に影響を受けていたそうで、そういう見方をすると色々共通点を感じる。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

風俗業で働く男女の人生模様。何とも言い難いが、こういう所なのかなぁと覗き見できたような感じ。みんなキレやすい。

空白(2021年製作の映画)

4.5

現実でも起こり得る、そんな話。気性の荒さは目立つが優しさも垣間見える。親父の気持ちは理解できなくもない。元嫁にちゃんと謝罪できてよかった。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.4

シャイニングの続編。前回が衝撃的過ぎてやや見劣りするか。例のホテルに行き着くまでが長い。ファンタジックなホラー。続編にしなくても良かったような気もする。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

新訳バットマンみたいな。謎解き、ミステリー要素強めの作品。でも戦闘シーンはさすがバットマン、迫力満点。全体的に暗めで目が疲れてしまうが。暗闇の中で銃の火花が散った瞬間にバットマンが敵を倒してるシーンが>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.7

二宮の迫真の取り調べシーンが良かった。何かの番組でそのシーンについて、おれって怒るとこんなに怖いのか、の通りだった。

トロール(2022年製作の映画)

3.0

北欧神話がモチーフ。だがそれに馴染みがないので背景とか分からず、巨大怪獣モノとして見るとどうにも消化不良感あり。明るい時には現れない?と言われつつ日中にも現れててあれっ?て思ったけどあれは曇りだったか>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

まさにシンのウルトラマン。ビジュアルの変化にまず驚き。めっちゃスタイリッシュ。初期のウルトラマンも本当はあんな感じで輝かせたかったのかなぁ。子供の頃は深く考えずに単純にウルトラマンがいろんな怪獣を倒す>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.7

新海監督らしく、映像の描写が美しすぎる。特に乱立するビル群、古びた建物、迸る水滴。内容よりも描写に心奪われた。内容はなんか足りない感じを受けた。雨の東京を晴れにするための人柱。でも、大丈夫。

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.4

佐藤二郎が劇団でやっていた演目を映画化。監督佐藤二郎らしさの演出、セリフ回しを感じられる。シリアスな中にもどこか笑えるコメディ要素もあり。終盤までとても暗くて悲観的な話が続くが、ラストはみんなが明るく>>続きを読む

クローズZERO(2007年製作の映画)

3.5

今活躍中の俳優が若手の頃の作品。ヤンキーはどうして一番になりたがるのか。転校生が学校を喧嘩で治める話。元が漫画のため所々コミカルな演出あり。