あおさんの映画レビュー・感想・評価

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

何度も何度も目頭が熱くなった
家族、友達、先生。少年を支える周りの人の思いやりに満ちた心とみんなで助け合いながら強く生き抜くその姿に胸がいっぱいになる
柔らかな陽の光に照らされたかのような温かさと優し
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

胸に苦しい波が打ち寄せた
ぼやけたアイデンティティ、求め続ける自分の居場所。波の音に己の内側を切なく抉られる
泣きたくなるほど気持ちいい風と、癒えない傷をも美しく照らす月の光に包まれて。なんだか夜の海
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#生きている(2020年製作の映画)

3.4

ドローンやSNSを活用する姿に現代を感じる
そしてヌテラがどういったものなのかとても気になった
走るゾンビは恐ろしい……

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.4

尋常でなく気持ち悪い
じわりじわりと募る違和感や異変の正体が分かった時、そのあまりの衝撃に血の気が引いた
初めて会う祖父母の家に一週間泊まることになった姉弟と共に体験する、なんとも不気味な滞在記
顔が
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ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

3.6

実際の隊員、本物の武器・兵器、実弾を使った銃撃シーンの臨場感と緊迫感に息が詰まるもその迫力に圧倒される
みんなが穏やかに笑い合える平和な世界をただただ願うばかり

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

素晴らしく元気を貰えた
ロックは自由だ。そして偽りがなくて、純粋で、自分が自分であることを貫いている
それ故にその圧倒的なパワーに胸が震え、魂を揺さぶられるのだ
込み上げる想いを、何かが限界に達しそう
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.8

誰が犯人だろうかと思考を巡らせ、予想外の展開に唸り、凄まじい緊迫感に高揚した
自分なりに推理しつつ観るサスペンスはたまらない時間をくれる。鳥肌が止まらない

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

家族愛に切ない思いが込み上げる
一度だけ、もう一度だけお父さんに会いたくて冒険の旅に出る兄弟
24時間という限られた時の中で見つけた、確かな絆と暖かな太陽のように降りそそぐ愛情
大切なものはいつも側に
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.6

邦題がカッコいい
充満する汗と血の匂い。言葉も分からない不安感や孤独感
目の前で起こる事象にただただ没入するばかり
さらに実話だというのだから震え上がる。ラストシーンには胸を打たれた

変態村(2004年製作の映画)

3.0

ラブストーリーの概念を破壊された
狂気、渇望、愛。人間の情に底知れぬ恐怖を与えられ、独特の気持ち悪さに具合が悪くなる

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

心にずしんと重くのしかかる
日常の愛おしさを感じ、大切な人を大切にしていきたい

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.7

終わらない報復の連鎖。一番恐ろしいのは自分の行いや信念こそが正しいと思い込むことだ。何事に対しても寛容でありたいと強く思う

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.3

安心のゾンビコメディ
教師陣が癖が強い変人しかいなくて最高
気楽に笑いたい日に最適

悪人(2010年製作の映画)

3.6

人は自分の見たいものだけを都合よく見るし立っている場所であらゆるものが変わってくる
善悪の判断とは酷く主観的なものだ。多角的に物事を見ることができる人間になりたいと痛切に思う

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.7

愛を奪う権利など誰も持ち合わせていない
恋人とプロムで踊る、それの何がいけないことなのか
力強くも華やかな歌とダンスにとても勇気付けられる作品。世界はこんなにも素晴らしい

愚行録(2017年製作の映画)

3.8

ひどく陰鬱な気分になった
特別な悪人などいない。そこには悪意すらもない
あるのは黒く変色した嫉妬や羨望。そういった、人間の嫌な部分が湿度を持ってジワジワと心を覆っていく
重くて、暗くて、辛くなってしま
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.3

最後まで笑いに余念がないセンス抜群のホラーコメディ。バカさ加減も丁度良い

悪魔の毒々モンスター東京へ行く(1988年製作の映画)

3.0

観ていると知能指数が低くなっていくが大変に元気をもらうことができる。愛すべき馬鹿達に拍手喝采を

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

触れることも、喋ることも出来ずただただ妻を見守り続ける幽霊となった夫の姿が哀切この上ない
存在の証明、求めた想い。互いの内を語るような静寂が虚しく心に沁みる
時間という概念から解き放たれた彼は最後に何
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.8

同じ人間であることが申し訳なくなった
人喰い姉妹の妹を捕まえ、胸を抉られるような虐待を繰り返す学生たち
クラス内でのいじめ、教師との関係。充満する悪意や残虐性に嫌悪感を催す
ラストは切なくもカタルシス
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.7

滲むような温かさに包まれた
家族の愛情、人と人との繋がり。思いやりと人情味に溢れていて、荒んだ心にジーンと沁みる

悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

3.3

不道徳でエログロ。それでいて愛おしいほどに痛快なホラーコメディ

殺し屋1(2001年製作の映画)

3.4

嗜虐と被虐。対極的な、しかし表裏一体な二人。どうしようもなく求めた絶望
そこにあるのは暴力と痛みへの哲学
突き抜けた狂気はどこか美しさすら感じる
観るものを思考の渦に飲み込むバイオレンスアクション。ど
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.3

どうしてだか定点カメラは恐怖を煽ると改めて感じた
超常現象と、ジワジワ迫る恐怖に精神を削られるアメリカ産ホラー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

シャロン・テート殺害事件を事前に頭に入れておくべき作品
タランティーノ作品に触れるたびに思う。これを楽しめる感性を持っていて良かったと
センスが光る会話劇、選曲、ユーモアを感じる暴力描写。映画とは、本
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.2

曲の一つ一つが心に響く
怒りや嘆き、今にも爆発してしまいそうな感情を音楽として外に解放する彼女は泣きたくなるほど美しい
もがいて、分からなくて。ボロボロに傷つきながら探した心の底まで貫く痛み
これは「
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.3

いい塩梅に気味が悪い
徐々に暴かれていく嘘と秘密。幽霊も怖ければ人も怖い
全編PC画面で進行していく斬新な演出に唸る

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

自分だったらどうしただろうかと沈思黙考する
安直な正義は優しくない

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.0

何度胸がいっぱいになったか分からない
銀魂よ、永遠なれ

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

狭い列車内で全力疾走するゾンビ、利己主義者が起こす醜い行動、自己犠牲の精神を持つ人間の勇ましい姿と繊細な人間ドラマに心を打たれる
ゾンビと素手で戦うのには衝撃を受けた。人は強い

ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)

3.0

クマ可愛いとか言っていられない
実際に遭遇した際の対処法や身を守る術を知らねばならないと強く思った
実話を基に作られたという点も恐ろしい

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

それぞれ全く異なる価値観を持つ四姉妹。全員の気持ちが分かる
だからこそ苦しくてたまらなく愛おしい
自分らしく生きる全ての人にエールを送る。まるで時折吹く風が心地よい草原に立っているかのような心持ちにな
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地獄のデビル・トラック(1986年製作の映画)

3.3

お金をかけた馬鹿騒ぎほど愛おしいものはない
ツッコミ満載、ひどく愉快

マングラー(1995年製作の映画)

3.4

終盤にかけての盛り上がりがたまらなく楽しい
それにしても勢い任せのやけっぱち悪魔祓い、思い返すだけで腹がよじれる

キャリー(1976年製作の映画)

3.7

哀切が胸にこみ上げてきた
学校ではクラスメイトにいじめられ、家では母から折檻され。一番恐ろしいのは人間の陰湿さだと強く思う
しかし、シシー・スペイセク。彼女の目で意思を伝える力は圧巻だ。儚くて、残酷な
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