Mabelさんの映画レビュー・感想・評価

Mabel

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純平、考え直せ(2018年製作の映画)

2.5

原作よりかなりラブストーリー寄りの脚本、結局何が言いたいのかイマイチ分からず。SNSとリアルとの相互コミュニケーションを書いているけれど、電車男みたいにトピ主に影響が及ぶこともなく。

カナ役の柳ゆり
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

シリーズ全作観てますが、毎回「これ以上のスタンスは無理だよね」を超えてくるのがすごい。今回のイーサンもぶっちぎってます。
シリーズを重ねるにつれ登場人物が増えてきてるので、人物関係の理解があやふやにな
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.2

オランダ行キャセイ内で鑑賞。
シリーズものらしいが初見。

松嶋菜々子が出てきた途端に「あ、犯人この人なのね」と分かっちゃう、2時間ドラマを彷彿とさせるベタな展開ではあったが泣けた。

東野圭吾原作
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

ものすごい高評価なので期待大で観に行ったけど面白かった!先に観た友人からストーリーを知らずに観た方がいいよ、と言われ情報を遮断していた甲斐があった。

一言で表すなら「映画愛にあふれてる」かなあ。エン
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

「万引家族」で安藤サクラさんが気になり追いかけている。
この映画での演技も素晴らしい。

好きなことを好きなまま突っ走れる勇気、何かに全身全力の本気で取り組むことで変わって行く一子がただただいじらしい
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.2

映画好きの友人がかなり褒めていたので視聴。
よく練られたムダのない脚本、美しい衣装と背景、ソツのない映画と言った印象。

実際の英国王室をモチーフとしているが、これ日本の皇室だったら映画化は絶対にムリ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.0

「なんか聞いたことあるタイトルだな」と軽い気持ちで見始めたら・・・(汗)

埼玉愛犬家殺人事件をモチーフにしたフィクションだがエログロの場面がかなり多く、特にグロのシーンは相当。ホラーやグロが苦手な人
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.0

アラサー女子のあるある映画。

恋愛したいフリーター / 一途に恋するデリヘル嬢 / 結婚願望が強いOL / 過食症のイラストレーター

4人の主人公それぞれが持つ悩みは映画だからこそのデフォルメはあ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

主人公が設置した「スリー・ビルボード(3枚の広告立看板)」を端とした、ある街の人間模様を描く。

人の死はいつも突然で、死んでしまうことには何の理由もない。
近親者の死の後に残された者たちは、自分なり
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

実話を元にした(そして3人の主人公は、実話の本人!)列車テロを制圧するお話。
予備知識ナシで見に行ったため、ダラダラと間延びした序盤に何度となく列車テロの映像が挟まれるのが「??」だったのだがラストで
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

「IMAXすげええええええ」って感じの映画(笑)映像と音響素晴らしいです。
特定の主人公がいないので、ストーリーとしての盛り上がりはあまりなく、淡々としてるかな。船がバンバン沈んで、人がガンガン死にま
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

官能小説映画(笑)と見せかけた、自己解放の物語。映像(と背景や小物や衣装)はきれい、メイン女性キャスト二人もよい。
美しい秀子がたどたどしい日本語で変態本を朗読する様子は、このシーンのためだけに観るの
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

「日々の美しさを再認識」というのが、主だった感想に書かれる内容だろう。
最終シーンの日本人(永瀬)のインパクトが大きい。「海辺のカフカ」のカーネルサンダースみたい。ギフトとして与えられたノートよりも、
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.5

フクシマの5年後を生きる人たちの話。

生き残ったことはゴールではない。失われてしまった日常とは無関係にただ淡々と続く毎日をどう生きていくのか。

死ななかったことに意味なんてなくても生きるしかない。
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(1974年製作の映画)

4.0

難解といわれがちなタルコフスキーの映画の中でも特に難解であると言われることの多い「鏡」。やっと観てみましたが、うーん、たしかに分からない(笑)たぶんストーリーを追うとダメなタイプの映画。1週間レンタル>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.0

手持ちカメラの多用、顔(瞳)のクローズアップショットの連発、環境音を大きく拾う等、視力障碍者を意識した映像構成。

主人公のトラウマははっきりせず。


2017/05/27 梅田ブルク7

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.0

BGMなし。全編通して高速道路の傍にいるような車の通過音が流れている。エンドロールは無音。
 
光の中をただ真っ直ぐに歩いているような人生を送る人なんていないわけで、誰もが少しづつの秘密を抱えて生きて
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.0

サントラがすごくいい。雨が走ってるシーンの映像と音楽とのリンクがとてもきれいだった。雨が、自分が旅立ちを決めた時の母の気持ちを思う日は来るのでしょうか。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

オープニングが一番よかった、長回しすぎて観てる途中でビビりました(笑)撮るの大変だったでしょうねぇ。
あえて言うならハッピーエンドでよかったんじゃないの?というのと、ミュージカルシーンをオープニング並
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

家族の再生の物語。今日観てきましたが、劇場内で泣いている人率が、今まで観た映画の中で一二を争うほど高かったです。ラストシーン近くの双葉(宮沢りえ)がオフィーリアみたいでとても綺麗でした。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

劇中主人公である父が、初めて自転車に乗った息子の写真を撮る場面があります。
自転車に乗れたことが嬉しくてどんどん走り去っていく息子の背中を、どう見ても標準レンズで撮っていて、たぶん息子は超小さくしか写
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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エンドロールで気付きましたが、BGMが一切ありません。波の音、雨の音、虫の声が流れているだけ。

未読なので分からないのですが、原作(遠藤周作)にかなり忠実に撮っているらしいです。

三時間近くあ
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.0

影がきれいで、映像美を楽しめる。
ストーリーはシーレの人生に基づいているようであるが、主人公俳優の爽やかイケメンっぷりといい、映画向けにきれいにまとめた印象。小説よりも奇なる生き方をした人なのかもしれ
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裏切りの街(2016年製作の映画)

1.5

ただひたすらに主人公のダメ男っぷりが目立つ。久々に面白くないと思った。

フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

4.0

NYに在住する15人のストリートフォトグラファーのドキュメンタリーです。

作品を交えながら、撮影者のインタビューと撮影風景を流すという構成。使われている写真の数がかなり多いので、上質の写真集を眺めて
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