どぅぐさんの映画レビュー・感想・評価

どぅぐ

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涙そうそう(2006年製作の映画)

4.2

好きですねぇ。
にーにの愛に泣けてくる。
自分犠牲にして妹を育て上げるってどんだけ凄ぇんだよ。
終わり方、切ないなぁ。
涙そうそう久々に聴いたけど、良すぎてエンドレスで流しちゃってる。沖縄いきてー!

奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

3.5

パピーが録画してたやつ。
西部劇かーってなったけど、これはこれで面白かったな。
内容に関して言うと、復讐譚にしてはちょっと大味だった。
9人全員殺害するには、少し憎しみが弱いような気もしたし、主人公側
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さくらん(2007年製作の映画)

3.6

花魁の世界を、史実よりも艶やかに、煌びやかに映像で表現した作品。

あの世界観を構築した美術さん、衣装さんが凄いと思った。物語の内容は、漫画が原作だからか、少し子供っぽい所があったけれど、あれはあれで
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贅沢な骨(2001年製作の映画)

4.0

麻生久美子が、エロいて!!!!
表情も体もそうだけど、声がいいよね。
途中で、ミキサーに金魚ぶち込んだけど、あの辺からずっとヒリヒリしてた。凄いこと考えるね。ずっーっと喉に引っかかってる違和感。魚のよ
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青 chong(1999年製作の映画)

3.9

李相日監督のデビュー作。
在日コリアン学園モノ。
行定監督の『GO』が原点だと思ってたら、この映画の方が先に世の中に訴えかけていたという。その後の『パッチギ』も制作年代を考えれば、この作品の影響を受け
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

記録忘れ。劇場で観た。
過去作と比べるとどうだろう。
『君の名は』の方が、好きだったかなー。
やっぱり救われなさみたいな、途中で絶望をより多く感じるアニメーションの方が好み。
でも、これはこれで良かっ
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ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

3.8

夢と現実に揺れる若者たち。
前半は良かったな。もっとアバンギャルドな感じの映画だと思ったけど、内容は凄くまともだった。リアルだけど、もう少しぶっ飛んで欲しかったな。

あとがき(2024年製作の映画)

4.0

これ良かったなぁ。
よくある夢とか青春とか音楽とか、作られた「エモ」自主制作映画の類かなと思ってたけど、完成度が凄く高くて驚いたな。
2人の喧嘩のシーン。吃音の青年の演技が凄すぎて、心に残ってる。本気
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ガンジー(1982年製作の映画)

4.4

マハトマ・ガンディーの伝記映画。
前日にNHKの映像の世紀で予習してから見に行った。圧巻の完成度だった。
本当に映画だもんな。まじで記録映像かと思うほど、再現度高い。
塩の行進とか、ガンディーの葬儀と
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

3.9

シネマ・ジャック&ベティで鑑賞。にしても、あの映画館良いな。何がいいって、瓶コーラあった。軽食のパンもあった。地域密着型のミニシアターの良さ。トップオブトップみたいな映画館だった。

1見てなかったけ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.3

セカチュー。伝説の映画すぎるな。
ちゃんと泣きました。
病気系の恋愛ドラマなのは見る前から大体分かってたから、どう来るのかなーって構えてた。
柴咲コウの役どころが前半全然掴めなくて、何だかなぁと思って
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ひまわり(2000年製作の映画)

4.2

行定勲監督の初期作品。
小学校の同級生の訃報。葬式で数年ぶりに集まった友人たち。そこに加え、亡くなった同級生の元恋人や知り合いたちが一堂に会して、それぞれ故人を想う。

青春と幻想が入り交じる作品。
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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

3.8

ヴァンパイアが倫理観に揺れる物語
さすが岩井監督。劇的に描くのではなく、淡々と美しく描く。ヴァンパイアが種族として存在する世界観なのか、はたまた単に異常体質なだけだったのか、明示してなかったな。

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.8

久々にアニメ観たな。
やっぱ映画監督が作ると、アニメ監督が作るものと全然違った印象になるね。
これまで撮影では出来なかった岩井俊二の世界観を、アニメが全て可能にしてるような、感覚。再生速度が極端に変わ
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昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年製作の映画)

4.0

また、いかちー映画見ちまった。
父親がBSとかで録画してきた映画を最近、夕飯の時に一緒に見てる。
任侠物なんて、自分じゃ絶対に選ばないチョイスだからこそ、面白いんだよな。何がいいって、守備範囲がぐっと
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

こりゃ、伝説になるわ。
物語のたどり着く場所が最後まで読め無かったな。躁鬱なオープニングから、沖縄経由して、ハッピーな旅行ホームムービーになって、また躁鬱に戻る。けれど、途中途中の田舎の景色が腹が立つ
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Jam Films (ジャム フィルムズ)(2002年製作の映画)

3.7

ショートムービーオムニバス
1作目は、内容もセリフも残念過ぎた。
2作目は平和でいいね。山崎まさよし俳優もやるの知らなかった。
3個目の世界観、まじで好き。おちゃめなSF。からの文豪、筒井康隆出てくん
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.2

いやぁ、いいね。好きですね。
最近、是枝監督作品ずっと見てたから岩井監督に切り替えて、改めてやっぱ監督違うと、作り方も違うなーと感じたね。カラーが全然違うよね。遊び心というか、内容に初めから仕掛けが施
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Someone(2019年製作の映画)

3.2

是枝監督の主催する分福に所属する助監督の作品。子役が素敵だね。三行半を渡された女性のもの悲しさは感じれたけれど、それだけだったな。手作り望遠鏡を覗く姿は凄く美しかった。

奇跡(2011年製作の映画)

3.8

暖かいねー。少年は世界を選んだか。
少年少女たちが遠出を通して、少し大人になって帰ってくる、そんな物語。
是枝監督が、子供たちにどんな演出をしながら撮っているのか気になった。橋本環奈が小学生のときから
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大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─(2008年製作の映画)

3.9

是枝監督のドキュメンタリー。
coccoは、リップヴァンウィンクルの花嫁で知った。魅力的な演技をする女優だと思ったら、まさかの歌手でビックリしたっけ。
ライブでの語り、凄かったなー。魂で観客と対話して
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.8

家族で鑑賞した。たまには時代劇もいいね。キャストも馴染みの俳優が多くて楽しい。
歴史物は小さい頃から親と一緒に見てたから、やっぱり好きだな。
でも、あんまり手出すとやばいね。名作が無限にありすぎる。時
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真実(2019年製作の映画)

3.9

是枝監督初の国際共同制作作品。
大女優の母と脚本家の娘。2人を長年覆っていた確執が徐々に解れていく。後味の爽やかな作品だった。凄いな、日本の映画監督が、海外で映画を撮るということ。

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

4.0

何回見たんこれってくらい見てる。けど、もう1回観たい。たぬきを見ると、必ず思い出す。

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.9

子供の頃によく金曜ロードショーでやっていたのを思い出す。ネット記事によると、放送禁止に近いらしい。確かに、最近やっていない。あの時も毎回、悲しくなるから見たくないと母親は言っていたっけな。でも、俺はジ>>続きを読む

On Your Mark(1995年製作の映画)

4.1

これを映画としてカウントしていいのか分からないけれど、フィルマークスにあるなら良いよね。大学の授業で見て衝撃受けたやつ。YouTubeの解説も結構見た。鳥肌立つね。長編で見たいくらい好きな世界観。

DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

4.1

加害者遺族というあまりフォーカスの当たらない人々の話。
是枝監督作品の中で、結構お気に入り。
Distance。距離。確かにこの物語の中には、精神的な距離や肉体的な距離を考えさせられる描写が多かった。
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

たしか高校の時に劇場で見たけど、電王の印象が強かった佐藤健が、全然サイコーに見えなかった記憶がある。自分と同じ高校生にはさすがに見えなかったな。
アニメや漫画が好きなやつは、みんなバクマンを読んで編集
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モテキ(2011年製作の映画)

4.3

この作品は、俺が人生で一番最初にちゃんと見た「大人」の映画だったね。当時、中学生だったんだけど、親に何を見てきたか、初めて嘘をついた覚えがある。それくらい後ろめたさというか、罪悪感を感じさせるくらい中>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.9

ファンタジー過ぎぃ!!
何かが分かったような、分からないような。
虚しさと優しさがちょっとだけ心に残る。そんな映画。
一貫して、ペ・ドゥナが美しい。
オダギリとの会話のシーン、妙に安心するね。
映画っ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

歩いても歩いてもに引き続き、阿部寛と樹木希林のコンビ良いですねぇ。
どちらかと言うと、こっちの物語の方が好きだね。別れた夫婦の子供を挟んだ絶妙な関係。
ロケ地が、川越だったのが嬉しいね。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.9

戦術なんてどうだっていいんだ
信じるのか、信じないのか聞いてんだ!!
役所の迫真の演技が頭に残る。
電車の中で見た奇妙な夢のシーン。
十字架になっていないのは、弁護士本人だけという仕掛け。凄いな。

そして父になる(2013年製作の映画)

4.1

新生児取り違え問題。
なるほど、これはなかなかに重たい題材だったね。まだ結婚も子育てもしたことのない自分には身近な問題として、感情移入は出来ない内容だった。
ただ、うちの家庭環境の中にも少しだけ通ずる
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.8

是枝監督、ファンタジーやってたんだね。
それも2作目で。知らなかった。
でも、社会と地続きなファンタジー。リアリティの宿った妙に説得感のある作品。ドキュメンタリーの手法が取られていたけど、あれはどうや
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幻の光(1995年製作の映画)

3.7

是枝裕和監督のデビュー作。
原作は、宮本輝。
なるほど。とても静かな映画だった。
たしかに純文学的な、答えの用意されていない物語を感じた。
長回しのカットが凄く多くて、ドキュメンタリーを見ているような
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