アイドル映画だと思ってたらすごく丁寧に作られてる感じがしてびっくりした。
ピュアな議論を男女が淡々としている様子ってなんでこんなに癒されるんでしょうね。
左眼主観カメラのアングルが窮屈だけど決して破綻してないのが素晴らしい。
ドラマチックでなく淡々としながらも飽きさせない、主人公の諦念な語り口も心地良い。
ボクシングモチーフはやっぱ熱い。ドラマがなくても情感がでる。
そして16mmの質感の懐かしさ、、、
岸井ゆきのの眼光カッコ良い。目が澄んでる。
このレビューはネタバレを含みます
ソンガンホのくたびれてるけど懐の広い親父感が素敵。と思ったら最後やっぱそうなるのね、、という彼らしさも好き。
日本映画的な間のダルさが無くて話がサクサク進むので観やすかった。