吉田さんの映画レビュー・感想・評価

吉田

吉田

ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

4.1

やっぱり自分の中でのドラえもん映画の最高傑作
白銀の剣と兜を手に入れたあと滑り降りながら『夢の人』が流れるところからめちゃいい
あとはラストシーンを始めとした様々な箇所で考察の余地があるのがこの作品の
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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.7

放送が終了したテレビの砂嵐から始まって、ドラえもんの道具を使わずして異世界に迷いこんで中盤まではこれって本当に子供向けか?と思うくらい気味が悪い
その他にもドラえもんが停止して、残った4人は二手に別れ
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

3.5

自分たちの事しか考えずに環境破壊を続けた人類に怒った天上人が人類の住処を消し去ろうとするが、人類が過去に積んだ徳のおかげでそれを免れるというメッセージ性の強い寓話のような話
子供向けなのに怖すぎる

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

3.2

燃えた絵本の灰をタイムふろしきで絵本に戻さなかった時点で物語のためにあえて回り道をさせるんだなってわかるので正直のれないなって思ってしまうし、これ以前までの劇場作品に比べるとかなり劣っていると感じる

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.9

実在するわけでもない1人の人間の人生を描いただけの作品でここまでの作品になっていることが本当にすごい

ババとの約束を律儀に守るところとか、ダン中尉が数年越しにあの時助けてくれた礼を言ってなかったなっ
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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.5

テーマがいいし曲もいい、ただ話の本筋に入るまでが長かったかなあという印象

そしてジャイアンがかっこいい作品、「友達が助けを求めてんのに知らん顔していられるか」はいいですよね

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

これも紛うことなき名作だった
主人公が脱獄する話というのは知っていたけど、こんなに周囲の人間との関わりを丁寧に描いているとは知らなかった

終身刑で長い時間を過ごすと最初憎んでいた刑務所の塀に慣れて次
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.9

突拍子もない設定と、それだけしか書かれていないあらすじのせいでこの映画のことをずっと勘違いしていた

誰しもが持っている、あの時ああしていたらという悔いが残る場面ともう一度向き合う機会をくれる優しい奇
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

気持ち悪いフェティシズム描写も無く、最近の新海誠作品の中ではよかったと思う
震災絡めるのはちょっとずるいかなとも感じるけど
楽曲はもうラッドはいいんじゃないかな、他の作品ほど効果的に作用していないし今
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

こういう映画だってわからずに観てたからより楽しめた
オチわかったって書いてるやつは嘘だろ、それにわかったとしても楽しめるような脚本の強度がある作品だと思う

いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

1.5

話がどうとか以前に録音技術がひどい
ぼそぼそ喋らせすぎなんだよ
それに聞き取れたところで中身はない

ある男(2022年製作の映画)

3.5

面白かった、んだけどラストはなんか安くなっちゃって好きじゃないな
世にも奇妙な物語みたいで
引っかかったついでに元も子もないこと言うけど、そこまで時間がかかる弁護士の高額であろう調査費用は田舎の文房具
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稀人(まれびと)(2004年製作の映画)

2.8

90年代後半みたいな空気感の作品だなあって思って観てたけど、2004年てまだこんなの撮ってたのか
これがアニメだったら旧ブギーポップとか好きだった層にある程度支持されてたかもなって思った

世の中にたえて桜のなかりせば(2022年製作の映画)

3.6

80分しかなくて要らないシーンを極限まで省いたような作品だけど、大事な所はちゃんと描けていた
岩本蓮加…いやれんたんの芝居は正直まだまだかなって感じたけど、宝田明の遺作となってしまったこの作品で共演で
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.6

子供の時に観て、3匹のペットと食べ物が入ってる大根とギガゾンビをおぼえていたくらい今観てもおもしろい

ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.5

久しぶりに観たけど、昔の記憶より思ったほど苦戦もせずわりとあっさりだったな
それでも不穏な空気感と主題歌はやっぱりいい

キューブ:ホワイト(2018年製作の映画)

2.0

関係ないのに邦題はキューブって付けてしまうし、そこを無視しても普通につまらん映画
箱の中に閉じ込めて非人道的な実験シーンを撮りたかっただけなんだろうな

68days(2015年製作の映画)

2.7

前2作よりはストーリーの展開があったし、ここまで来ると一貫して女が何をしたら喜ぶのかが何もわかっていない主人公のキャラクター作りが思いの外ちゃんとしているなと感じてしまった
まあ面白くはないし、女3人
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.4

超常現象について原因や理由がちゃんと説明されなくても受け入れられるかどうかで評価が分かれている気がする
個人的には低予算のわりにはちゃんと成り立っている作品だと思った

武器人間(2013年製作の映画)

2.5

記録映像という設定でチープさを誤魔化しただけのB級映画でしかなかったな
こんなの好きだと言って恥ずかしくないのは大学生までですからね、ちゃんと自覚してくださいね

市子(2023年製作の映画)

3.5

杉咲花の存在感と演技力はすごいし、ある種の人を惹きつける魔力みたいなものを感じた
そんで脇を固める俳優陣の演技もよかったし話も悪くない
でもいかにも邦画らしい残念な幕引きだと思ってしまった

どのよう
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N号棟(2021年製作の映画)

2.5

脚本が無茶苦茶すぎる
霊と共存とか言いながら心霊現象をみんなで怖がってるのはコントか?

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

ジョン・ウィックみたいな復讐劇かと想像してたら全然違った、日本版のポスターやキャッチコピーが糞すぎる
台詞や感情の描写が秀逸だと思う

ものすごいパンチライン

「他人なんか気にするな。お前も気にされ
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劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

3.4

オーディナル・スケールよりはずっとよく出来た作品だとは思うけど、いらないシーンが多くて97分とは思えないほど長く感じた
アスナvsミトとかボス戦の戦闘描写も悪くなかっただけに、PK集団のあたりとか削っ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.4

元々テレビシリーズの出来もいいんだからそりゃおもしろいに決まってるんだけど、わざわざ劇場版にする必要あったのかと思ってしまう
試合終盤の研磨視点のシーンなんかは劇場版だからこその演出かもしれないけど、
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.3

原作は読んでないからそっちはどうなのかわからないけど、主人公以外の描写が薄かったし本来は絶対に存在しているはずの伏線が少なかったように感じる
そのオチなら服装や話し方にもう少しヒントが表れているはずだ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

少年たちが冒険をするだけの話なら他にもあるけど、当時の父親くらいの歳になった主人公が昔を思い出して小説という形で語っていく形式がこの作品の骨格となっている

数十年経っているのに当時のことを鮮明におぼ
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.2

ドラゴンボール超は一切観てなかったけどZの頃の劇場作品の方が楽しめたな
緊迫感も無くてただ戦ってるのを観てるだけでしかないというか

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

名作映画というのはなぜ今でも名作として語り継がれているのかよくわかる作品
観客の予想を裏切るような展開も目を引くような派手なシーンもないけど、この作品を忘れることはないだろうなと思える
ラストでチャッ
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ネオ桃太郎(2014年製作の映画)

1.0

よくこんなものを撮るために人集めて金使おうと思ったな、それによく恥ずかしげも無くコンペに応募できたなという感想しか出ない
笑いの部分で面白かったってレビューが少なくないことに愕然とした…興味ないんだろ
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58days(2014年製作の映画)

1.7

べつに他の作品もおもしろくはないけど、それに比べてもひどい
終始何も起こらなそうな雰囲気で結局大したことも起こらずそれで終わりなのか…という作品
あおば役の樹花凛はかわいい

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

3.1

今までの仲間集合させるためだけの作品なのかな、ファンが満足してるならいいんだろうけど面白くなかったな
予告だけ見たらもっと大作みたいなノリだと思ってたのに劇場版にするほどじゃない、TVスペシャルくらい
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.3

ゲームのアーカムシリーズに近い空気感のバットマンだなと感じた
ノーランのバットマンよりはずっとよかったけど、粗ばかり気になる作品

まずそこまで時間かけなくていいところで時間をかけすぎていて冗長で観づ
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.4

演技はとてもよかった、けどこの作品を充分に楽しめるのはあまり他人を疑わない人だと思う

渓谷に行く前日の洗濯物を畳む兄と話すシーンの違和感は正直とてもわかりやすいし、登場人物のそれぞれがとてもわかりや
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

悪くはなかったけど、恐怖に打ち勝つパターンの結末かと思ったのに結局それかっていうのは感じた

なんかジョジョみたいに、
この家はくれてやる…てめえもこれでおしまいだぜ…それじゃあな…とか言って家ごと燃
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.1

時代と共に古くなってしまう映画というか、今これを観てもそこまで面白いと思える人なんて少ないんじゃないかとすら思う
オカルトに傾倒すると周りの人が離れていくという元ハローバイバイ関暁夫みたいな話

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