ファントムさんの映画レビュー・感想・評価

ファントム

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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

キャスティングが良かった。

黒木華の無垢な感じ

綾野剛の掴み所の無い感じ

Coccoの壊れそうな感じ

紙の月(2014年製作の映画)

4.0

慎ましく暮らす主人公が、リスクを承知しつつも、次第に心躍らせて活き活きしていく様が、歪であり、また可愛らしくもあった。

生真面目に生きれば表情は曇る。
不真面目に生きれば他人に迷惑がかかる。

「自
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怒り(2016年製作の映画)

5.0

圧巻…。

ある殺人事件の
報道を機に
揺らぐ関係性。

徐々に膨らむ猜疑心。

脆く砕け散る信頼。

LGBTや沖縄米軍基地問題など、社会問題も孕みつつ
物語は重層的に展開される。

人を信じる事の
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凶悪(2013年製作の映画)

3.6

高齢化社会からウラ社会への入口。「怖い」だけでは済まされない。介護に疲弊し一線を越えてしまう人が居るのも現実なのだろう。

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

4.5

「学び」を得る為、子供達は命懸けで、通学する。その姿勢と、逞しさに頭が下がる思いがした。

さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

3.2

ミステリーとしては、イマイチ楽しめなかった。ただ、主人公の苦悩とピアノへの執着心が、ストイックで少し感動した。

欲動(2014年製作の映画)

3.5

しがみつきたい衝動と、逃れたい衝動。相反する二つの衝動が混ざり合う時、放浪する女心。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.2

良かった!高木正勝の音楽もストーリーも映像も声優も。

undo(1994年製作の映画)

4.0

まず、毎度の事ながら岩井作品は画が奇麗。
「縛る」行為が「求愛」と安易に結びつけていいかは、分からないが、45分という短い時間の中、シンプルに引き込む力の強さを感じた。

殯の森(2007年製作の映画)

4.0

去りゆく者。残された者。その間にある境界線上で光る魂。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

壮絶な人生。衝撃の真実。こんな事あっていい筈がない。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

親子として共に過ごした時間を拭うのは困難であり、無理に拭う必要もないのだろう。

さまよう刃(2009年製作の映画)

4.0

加害者はあれで反省するのだろうか?憤りが残る。

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.2

子供の証言にどれ程の信憑性があるのだろうか。何らかのシグナルを発信してるなら、それを察知するのも大人達の役目。そのジレンマの中、バランスを崩した周囲の正義感は理不尽な暴力へと化す。

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.7

日本に住む自分には、想像し難く、とても悲しい現実。

夏の終り(2012年製作の映画)

3.5

まとわりつく様に揺れる女心。言動とは裏腹に品がある世界観が、何とも奥床しい。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

聖書とポスターの使い方に驚愕。

女の子ものがたり(2009年製作の映画)

3.5

山の香りが漂う瑞々しいノスタルジー。垢抜けない田舎の青春が微笑ましい。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

少し解りにくかった。いつかもう一度見れば楽しめるかも。

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.3

映画では表現仕切れない作品なのかも。少し密度が薄い感じがした。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

怖かった。知らず知らず引き込まれ、植え付けられる。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.8

名声と虚無感。その隙間をジワリと解きほぐす娘の存在。それらを大袈裟に描かない、コッポラの絶妙な温度調節に脱帽。

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