Yさんの映画レビュー・感想・評価

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市子(2023年製作の映画)

3.0

最初は映像が冗長に感じたが、力のあるストーリーのおかげでそれも次第に気にならなくなった。決してつまらなくはないが、「そしてどうなる?」というところで終わってしまうので、最後にもうひとつ展開があればより>>続きを読む

貞子(2019年製作の映画)

1.5

このストーリーなら貞子を出す必要もなかったかな。にしても、こうした貞子関連の凡作映画ってさすがに多過ぎる気がする。
ラストシーンを見ても分かるように、結局井戸があってこその貞子なのよね……。主演よりも
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

2.5

おバカコメディー系かと思いきや、じんわり感動するような要素も含まれている。だが、その特徴の結果どっちつかずの半端なストーリーになってしまっている。「バカ」と「真面目」の比率をもっと極端にしていたら、名>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

1.0

過激と下品は異なる。これは下品な映画。顔をしかめるような下品な映像が無駄に多く、途中からウンザリしてしまった。監督の特殊な性癖を無理やり見せられた感じで不快感ばかりが残る。
単純に自分の趣味ではなかっ
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

2.0

前作のほうが可愛かったなあ。クライマックスシーンは印象に残るがそれまでの展開が雑であり残念。

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

2.0

「船上にドラキュラが現れたら」という設定はとてもユニークで新しいが、結局は場面が海に変わっただけであり、特殊な設定がまるで活かされていない。中身は単なる陳腐なモンスターものでしかないのが残念。くわえて>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.0

怖くもないし面白くもない。ストーリーではなく、ただ安直に視覚的/聴覚的な驚きでもって怖がらせようとしている。ホラー映画としてはあまりに志が低い。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.0

ふだん吹替を見る際、声優の声は気にしないのだが、このマルセルの声は特別魅力的に感じた。この作品の魅力はお話よりもキャラクター、とくに純粋で素直なマルセルの存在がとても大きい。ピュアな子どもよりも濁った>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

-

小学生でさえ思わず失笑するレベル。「家族愛」「級友との友情」など余計な要素が目立ち、ストーリーを進める上で大きな邪魔をしている。ようは構成がとっちらかっている。
なにを見せたいのかが分からない。CGが
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

軽快にポンポンと話が進んでいくが、ひとつのシーンごとに小さな「驚き」や「面白さ」が込められているので最後まで飽きない。
見る者を楽しませようとするサービス精神で溢れている。気持ちの良い娯楽映画。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.0

エンタメとして面白い。ただ、毎回ありえないほどのトリッキーな手品で当然のように困難を乗り切るため、途中から「もう、なんでもありじゃん」と思って冷めてしまい、どうにもワクワクできなかった。

ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢(2023年製作の映画)

2.5

この手のジャンルのお約束にきちんと則った生真面目な作品。ただ、独自性はない。人間ドラマの部分は物足りなさを感じた。案外、話がとんとん拍子に進んでいくため、中盤以降もっと波乱があっても良かった気がする。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

1.5

場所の移動がなく見せ場もヤマ場もないので次第に飽きてしまった。ひとりぐらい中年の俳優も入れた方が良かった。そもそも、映画化するほどの内容かと疑問に思う。
コナン君ならあくびしながら30分で解いてしまう
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

あまり期待せずに見たがエンタメとして充分楽しめた。
事実をもとに作っているので、ストーリーどうこうより、この特殊な題材を選んだ監督に「作り手」としてのセンスをつよく感じた。この監督は今後もほかとは異な
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

1.5

どうやら続編らしく、設定上の説明不足を感じたのはそのせいか。テーマである「呪い」とストーリーがあまり混ざり合っていない。
アクション重視の映画。正直、雑なトンデモストーリーなので、もっとアクションを全
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最終絶叫計画5(2013年製作の映画)

1.5

中身がないのでなにも考えずに見れる映画。ただ、本当に中身がなかった。
笑いのツボが合わなかった。

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

1.5

ごくごくほのかにSFの香りがするが基本的には地味な現代劇。星新一の5分で読める掌編を2時間かけてだらだら見せられた感じ。社会問題を描きたかったのか余計なイデオロギー臭を感じた。エンタメ映画として見た場>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

1.0

過去のトラウマを勿体ぶって描けば深みのある作品になるわけではない。これはミステリ作家が小手先で作った半端な異世界ものでしかない。ただし、ピュアな中学生なら楽しめるかもしれないが。
子ども達の平凡な会話
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

-

これを制作する意味が分からない。
残酷だから評価しないわけではなく、純粋に作品として質が低い。最初から、だらだらとパーティーの様子を見せられ、事件が起きてからは見せ場がないまま、見る者をいたずらに不快
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マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

2.0

おじいさんやおばあさんが喜びそうなアニメ。なにもかも薄味だが、「かもめ食堂」とか好きな人は気に入るのかもしれない。

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.0

ほかの同シリーズと比べて絵がバタ臭く感じたが、これはこれで良い。3本見た結果、(それぞれ特有の個性があって満足したが)なかでも「次元大介の墓標」が頭二つくらい抜けていた。

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.0

映像は素晴らしい(少々生々しすぎる)。が、ストーリー上の驚きはなかった。ひとひねり、ふたひねり加えてほしかった。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

4.0

映像、ストーリー、キャラクター、音楽、セリフのそれぞれが「格好良さ」でコーティングされているビターなルパン作品。ひたすら美しい作品でした。もう少し長く見たかったかな。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

1.5

個性があるのは題材のみで、ストーリーはだいぶチープ。いろいろ盛り込んで描こうとするあまり、すべてが駆け足で進んでいく。映画制作がテーマなわりにはたいした葛藤も描かれず、総じて浅い。終始、都合良い展開の>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

1.5

映像は綺麗だが脚本が酷い。
特殊な世界観のある原作を無理やり2時間にまとめようとして見事に失敗している。
なにより独自のSF設定に対する説明が足りなすぎる。
これでは結局最後まであの男の子がどういう存
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.5

丁寧に作られたエクソシストもの。ちょっと話題になっていたので期待したが、「エクソシスト映画はだいたいみんな同じ展開」の法則にきちんとのっとった安心感溢れる作品でした。

ナイト・チェイサー(2015年製作の映画)

3.0

海外版の「走る取的」といった感じ。
終盤の一歩手前くらいまでは話の先が気になり結構楽しかった。が、以降にガラッとテイストが変わってしまい驚いた。驚きの展開自体は好みだが、この作品では必要なかったような
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グスコーブドリの伝記(2012年製作の映画)

2.0

銀河鉄道は素晴らしかったが…。
あれとはまったくの別物。
映像は綺麗だが、話の締め方が綺麗ではなくなんとも曖昧でいい加減なフワッとした結末。キャラの言動に疑問を感じる部分が多く、最後まで世界に入り込め
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愚行録(2017年製作の映画)

2.0

題材、犯行の動機等、ほかのミステリ作品で見たような設定が多いため、たいして驚くこともなく、作品としての個性は感じられなかった。
見せ場がなく、面白いシーンもほぼ無いため、やたら長く感じた。このくらいの
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

-

イカレた殺人鬼がただ単に殺人を繰り返すというだけの駄作。
結局なぜジェイソンが殺人を繰り返しているのか全く分からなかった。
ホラーとはいえ、異常者に陥った過去を少しくらいは描いてほしい。
「襲われる」
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

ミーガンのビジュアルは印象に残った。が、ストーリー自体は、まぁありがちな展開で驚きはない。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.5

「笑い」を見せたいのか「不気味」を描きたいのか中途半端。もっとコメディ寄りのほうが良かったと思う。100点満点だとちょうど50点くらいのクオリティ。

ノイズ(2022年製作の映画)

2.0

サスペンスらしいが、その割には驚きや意外性が無かった。キャストは豪華だが、物語はすべての要素が中途半端であった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.5

馴染みのマリオだから楽しめた。
物語自体はだいぶ子ども向け。頭を空っぽにして映像を楽しむ作品。
なんでヨッシー出さないんだ、と思っていたら次回に活躍しそうだとわかり一安心。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.0

途中から主役が強くなりすぎて、売りであるはずのアクションシーンでハラハラ出来なかった。期待して見たが、残酷性を目立たせただけの平凡なスパイものだった。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

かわいすぎず、恐すぎないこの人形のデザインが素晴らしい。「殺人鬼が小さな人形に乗り移って襲いかかる」いまとなっては特別な設定ではないが、この人形のビジュアルのおかげで作品は今だに古びていない。

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