月下美人さんの映画レビュー・感想・評価

月下美人

月下美人

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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

なんだか憎めないオットーという男、現代には馴染まない男を見たくなり再鑑賞。

面倒な男の心を解きほぐすマリソル。信頼関係を築いていく様子は心温まる。

生きていればこそ

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

言葉が通じない閉鎖空間でどうやって生きていくのか
人混みの中の無人島かと思いきや、世の中捨てたもんじゃないね

私のピーナッツ缶はいずこに?

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.3

お仕事痛快ストーリー。
がむしゃらに働くことにも意味がある。そんな時期があるかないかは大きい。
家族や恋人を顧みていないわけではないのに、選択を迫られるようなシーンは感じが悪い。「仕事と私」はどっちも
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

ミステリーではなく、ホラーですね。ドッキリしました。
ウジ虫嫌い

LIFE!(2013年製作の映画)

3.7

カメラに邪魔されず、一瞬を楽しみたい。写真家がいうと説得力が違うなぁ。
人の内側にある魅力は外からは容易にわからない。察知できるアンテナを持ちたいです。

空想は人を救う

スティング(1973年製作の映画)

4.3

テンポの良い音楽と展開が気持ちいい。おしゃれなスーツや帽子にキザな合図もカッコいい。
電話、車、バー等々古き良き時代。ラストも爽快!

真実の行方(1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの鑑賞。初めて観た時は震えた。
敏腕弁護士の取り返しのつかない大ミスが後味悪し。最後に堪えきれずネタバレするところが本当の悪人!
しばらく立ち直れなさそう。

切腹(1962年製作の映画)

4.8

慣れない言語に戸惑いながらもストーリーに引き込まれます。苦しみ、哀しみが充分に伝わってくる。細やかな表現ができる日本語って素晴らしいなと思わせられました

昔も今もカッコいいものは変わらない

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.8

我が道を行く、家族の愛に支えられた生涯。それがあっての作品なのでしょう。
短いながらも、恵まれた人生だと思いました。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

日本アカデミー賞後、やはり映画館で観ておこう。
ゴジラの破壊力に圧巻。海より陸がお似合いです。

あの風圧で生きていたとは

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予備知識なしで鑑賞。中学生と大人の悪だくみ、サイコパスな対決が楽しめました。岡田&羽村の演技も素晴らしいけど、星乃あんなちゃんもすごいなと思いました。

お手紙の内容が大人です

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.2

落下したことの謎を解いていく話ではない。裁判では知られたくない事までどんどん明かされてしまう。勝つことに意味があり、真実は二の次。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

言葉を知り、自分の思いを適切な言葉で表現したい。稚拙な自分が恥ずかしい

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

ライバルっていいですね。特にスポーツにおいては青春そのものです。当人達しか知り得ない五感以外の感覚...大人になっても味わいたい、忘れたくない感覚のひとつかと。
館内にさわやかな風が吹きました

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人間の誇りを失わずに生きられるのがいかに幸せなことか。卑劣で劣悪な環境でも生きていかねばならない。自分ならカミソリを引くかも。
投獄されたソフィアを支え続けたセリーに強さを感じた。希望を見いだす力に脱
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

3.6

大迫力の映像は文句なし!
闘いをもっと見たい。
禰󠄀豆子ちゃん愛しや〜

ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

非日常だから幸せに感じるのだろう。向き合うことから逃げて楽な方へ漂うだけ。それすら正視していない。
理屈じゃないってことがよく表れていました。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.0

主演お二人の雰囲気もあって、リラックスして鑑賞できる。話が進むにつれ、辻褄が合っていくストーリー。1秒先か後かで人生は違うものになるのかも

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

原作未読。どこまでが嘘なのか、演技しているのか疑いながら観ました。あんな嘘はいかんでしょ!

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.7

思春期を思い返さずにはいられない。いろんな感情を持て余し、周りを傷つけるとわかっていても抑えられない。
それらを乗り越え、レオとレミのまま大人になってもらいたかった。

127時間(2010年製作の映画)

3.5

痛みと喉の渇きが苦しい。じわじわと死が迫ってきたからこその行動ですね。精神も肉体も限界にきて麻痺していないと決断できないのかも。
行き先を伝えていたとしても、見つけてもらえない気がする

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

人それぞれの世界があり、自分が納得する生活を続けていいのだと思える。
新年に向けて気持ちを新たにしていこう。
足るを知る。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

湿地で孤独に暮らす女性に殺人容疑がかけられる。随所で雄大な自然がカイアを見守っているよう。排除しようとするのは人間。それでも人を信じようとするのだけれど、見分けがつかなかったのね。自然を見分けることは>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.8

ディズニーらしい、どんな時も希望は捨てない。当たり前のストーリーなのにやっぱり感動的。歌が荒んだ心に響いてくる。
世の中の汚ないものをザーッと洗い流し、私たちを鼓舞してくれる。
良いところに目を向けて
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.8

2度目の鑑賞。年を経て感じ方が変わりました。
イールの堅い表情の奥にある機微を感じられるように。覗きはダメだけど、あの丸見えの状況なら見ちゃうよねー
アリスの立場だと覗き主の部屋に入るか?と思うけど、
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市子(2023年製作の映画)

3.5

救われない気持ちだけが残ってしまう。どんな境遇で生まれてきても何か報われてほしいと願う。市子にとっては精一杯の選択だったのだろう

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

チャーリーとチョコレート工場を知らなくても大丈夫。
ウンパルンパや仲間たちのキャラも素敵。
どこまでも夢とチョコを愛するウォンカにつられて、こちらまで温かい気持ちになりました。親子、友人、恋人等々心温
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.4

突き抜けたサイコパスを見たかった。人の感情に無関心というニュアンスはあるものの、物足りない。もっと戦ってほしかったな。
タバコのシーンも、う〜ん😑
オチは好み。
染谷将太さん最高でした。

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.5

クセ強い。さすが阿部サダヲ。ラストは心の準備ができていなかったよ。

余命10年(2022年製作の映画)

3.7

わかっちゃいるのに涙が出るね。10年の間に出会えてよかったとは思う。苦しい最後になるとわかっていても。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.2

アベノマスクににじむ鮮血、痛々しく、滑稽なはずなのに、カッコいい。
BARでのキス直前のシーンがなお良し
ハグは存在確認といっていましたね。心がここにあるかどうか見極められちゃうぞ

正欲(2023年製作の映画)

4.0

多様性を上っ面だけしか見ておらず、わかった気になっていました。わからなくてもわかろうとしたい。
必要以上に身を縮めて生きている人に大丈夫だと言いたい。

(2023年製作の映画)

4.0

心の中に生まれた気持ちや感情に蓋をし、見送っている自分を指摘された気分。
しばらく自分なりに整理してみたい。
いつかどこかでこの事を思い出す気がする。

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.8

主役のビクトール・ポルスターはシスジェンダーであるにも関わらず、女性的な表情やしぐさを見事に表現していて、素晴らしい。

ララは充分過ぎるほど心は女性なのに、身体的な違和感に苦しむ様子が切ない。誰にも
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.0

ケイト・ブランシェット素敵です。麗しきセレブと落ちぶれ感を演じ分けていて、さすがです。
嫌な役なのに憎めないのは確かな演技に圧倒されるからでしょうか。好きだなぁ

アナログ(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

二ノ宮くん波瑠さんのお二人の演技が見られて良かった。二人のアナログ恋愛も温かく、特に別れ際の波瑠さんのお辞儀の美しさには見惚れました。(そもそも別れ際にお辞儀しないよね)

ところが、不幸が訪れ、懸命
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