Sさんの映画レビュー・感想・評価

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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.3

クリスマスに誰かとみる映画としてやはり最適解。

最後の家族愛にうるっとくるし、ケビンの成長も嬉しい。

家族には分からないものの、視聴者だからこそ分かるケビンの行動に誇らしさも覚える。

怪物(2023年製作の映画)

4.2

自分は人の気持ちを理解できると思っていたが、偏見を含めた自分の想像できる範囲内においてのみだということを痛感した。
こんなにも相手の気持ちを想像するのは難しいのかと考えさせられる映画だった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

考える余白が多くてあまり整理できていないが、面白かった。もう一度、考えながら観たいと思わされる。

冒険的な部分の終わりはやっぱりノスタルジックな感情になる。

あの年齢のヒミにとって夏子が妹であるこ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

自分の仕事に信念を持っているのがかっこいいと思った。
ただ、直感だけで無鉄砲なことをするのでは無く、見識があったりと勝負をかけることができるものが揃っていたのが素晴らしい。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

良い大学、良い企業への就職といった多くの人が目指し、良いとされる人生を改めて考えさせられた。やはり他人軸で生きるより自分軸で生きた方が後悔のない人生を送れるのだろうなと思った。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

ストーリーとしてはそこそこ。
ただ、音、映像の迫力が圧倒的だった。

肉体的なものであったり、どんな状況でも諦めずに最後までやり抜くところの男としての強さにすごく憧れた。
ラーマめちゃかっこいい。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

ニコールキッドマンの養母としての愛がすごく伝わってくて素晴らしかった。

少年サルーの愛らしさはたまらないし、幾多の危機を乗り越えてく様子はみてて苦しかった。

時代背景とか環境は分からなかったが、イ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

真面目に勉強することが遊んでる人と差をつけ、将来、選択が間違ってなかったと思いたい人に見てほしい。

私自身、似た感覚があるし、学歴や年収などステータスに劣等感やプライドがある人が多い現代人にとって、
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

ラブロマンスとしてすごく王道的な展開で楽しめた。アナの女優としての凛とした高嶺の花も伝われば、一人の女性としての可愛らしさも伝わった。

「おい!スパイク!!」って言いたくなるし、「スパイク最高じゃな
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.4

毎朝起きると外見が変わってるというファンタジー感満載の設定に対し、直面するリアルな悩み、現実感が描かれてたのが良かった。
ただ、ウジン側の家族、親友以外に関係性を築けないというあまりにも残酷な状況は辛
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

圧倒的なセンスをぶつけられた作品。

パルプフィクションと名前の通りくだらない話ではあるが、オムニバスの編成と始まりと終わりのシーンの繋がりが絶妙で素晴らしい脚本だった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

感動。

家族の前で歌声を披露している場面で3場面とも歌の聴き方?受け取り方?が違うことに感動した。それに加えて、そのどれもが物語の展開に欠かせないものだったのもよかった。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

女性が一人で生きていくのが今より難しい時代の話でメッセージ性が強い作品。

回想シーンが多く、流れを掴むまで、過去と現在が分からず、少し困惑した。

ジョー自身の女性でも結婚しないで生きていくという考
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音楽(2019年製作の映画)

4.2

シュールで、個人的に笑いどころがことごとくハマった。

大橋裕之作品の魅力が表現されていて素晴らしかった。エンドロールも丁寧で全体的に作り手の想いが伝わる作品だった。

時間の短さも良かったが、いつま
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.6

リアル、胸がえぐられる、ドキュメンタリー的。

母親が一番悪い存在ではあり、最終的には弱さが故に母親ではなく女としての幸せを求めてしまったが、子供たちと接している間はありったけの愛情を注いでて、学校に
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.5

何もかもが「自然」で引き込まれた。各々の心境も理解できる部分があり、毒を吐くのも人間味があって良かった。

私自身あつしくんのように、親戚の前だと大人しく、時にいい子であり、ゲームに夢中になる部分が重
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

映画って感じのカメラワークやセット(?)で華やかで良かった。
ホテルマン姿のキムタクはめちゃくちゃかっこいいし、長澤まさみさんも素敵だった。

同時並行でストーリーが広がるわけではなく、怪しい人が順に
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HERO(2007年製作の映画)

3.7

キャストが豪華でなおそれに食われないキムタクは最強だと思う。
面白さもドラマ同様安定しててものすごく楽しむことができた。

シリアス、コメディ、恋愛要素を絶妙なバランスで混在させるのがHEROの良さだ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画としてこの世界観に引き込まれ過ぎて170分はあっという間だった。

各々の考えが尊重できるものであり、難しいものがあると思う。
クーパー以外のメンバーは長い間この計画に携わっていることもあり、プラ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

アルフレードとエレナ以外名前が呼ばれる機会が少ないが、役名が分からなくても各々に一つの役割があり、キャラ立ちしてて良かった。

中盤まで強く認識するBGMはないくらい主張が強くなかったが、徐々にクセに
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

バロンが終始かっこよかった。

ハルがやや楽観的過ぎてモヤモヤするところもあったけど、ストーリーとして全体的に良かった。

猫の世界こそあるものの、小さな世界での出来事でファンタジーが過ぎることもない
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的。
ダウン症とゲイカップルの物語、さらにタイトルのポップさから逆境に立ち向かって幸せを掴み取り、ハッピーエンドで終わる物語だと思ってた、、、、、

大小あれどマルコを除いて9割くらいの登場人物に
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.6

マジックのシーンは壮大でハイテクで映画らしい華やかさに圧倒された。
マジックというものをテーマにした映画ということもあり、予想できないことが連続で続き、最後の展開にも驚かされた。
インターポールの捜査
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インセプション(2010年製作の映画)

3.5

すごくよく練られた作品だと思ったが、そこまで圧倒されるような面白さは感じなかった。

渡辺謙が中心人物であったのは日本人として誇らしく感じたが、仕方ないとは言え、途中から足を引っ張る役になっていたのは
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の特徴と名前を覚え、見分けるまで時間がかかってしまったこともあり、あまり惹きつけられなかった。

これがマフィアの世界かと思いながら、思ってたより冷静だと思ったし、馬のシーンや病院前の用心棒の
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

希望を持ち続けたティム・ロビンス演じるアンディと希望を持つことを諦めたモーガン・フリーマン演じるレッドの希望の物語。

2人の時間の経過に対する演じ分けがとても自然で演技力の高さが際立っている。

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