EIさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

タイトルからソフトなイメージがあったが、ストーリーもしっかり、役者も感情をのせた演技をみせてくれた。
封印されてきた容疑者の若者の過去の闇を解いてゆく。
それは、自分の封印してきた過去を解いてゆくこと
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

仕事人間の状態が長く続き、人としての感情が壊れてしまった男。
妻の死で立ち止まった時、自分が何も感じない男になっていること気付き、空虚感に襲われる。
悲しみさえも感じない。そして狂ったように「破壊」へ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

(過去鑑賞)
迫力ある戦闘シーン、ラッセルクロウの名演技が観るものに迫ってくる名作。

ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

4.0

ALS。病名・症状は知っていたが、初めてその実態を知る。 

ドキュメンタリーの重み。夫人とのかかわり合い。

動けなくなる自分が、我が子に何が残せるのか。

心からの思いに胸を打たれる。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

心打たれる。
迫真の演技でその世界にグイグイと引き込まれる。
永作博美さんが女性の苦悩と母性をとても上手に表現している。

「特別養子縁組」制度のことを初めて知った。
子供を授からなかった夫婦の苦悩、
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

最後まで謎が解けないままにストーリーが展開されるミステリー作品。
居心地が悪いままにストーリーに引き込まれて、最後に驚かされる。

やはりデカプリオの感情移入、そして感情表現はすごい。

ミステリー系
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.2

想像と違い、殺人事件・法廷もののどぎつさが抑えられて、ヒューマンドラマとして練られている。

自閉症の少女を中心に、心の内面に焦点をあてて、見事に、ひとの心根の優しさ・温かさを表現している。

少女役
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

世知辛い世の中。
自分を劇的に変える勇気は持てない。他人に傷つけられることを避けて、何とか上手く生きてゆこうという気持ち。わかりますね。
孤独になり、独り言を言ったり、もう一人の自分に話しかけたりする
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.8

テンポも早く、アクションシーンも迫力ある。ジョーダンの存在感、追求する姿に引き込まれた。

復讐心に囚われた、とにかく冷徹で「Without Remorse 容赦ない」男の姿を想像していたが、人間味を
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ザ・スパイ シークレット・ライズ(2013年製作の映画)

3.5

ダメ夫が国家機密スパイ。
スパイアクションにコメディ要素が盛り込まれて、ドラマ系娯楽シネマとして楽しめた。

ゆれる(2006年製作の映画)

4.2

過去を振り切って生きてきた男が、ふと忘れかけていた人々の生き様にふれる。いろいろな思いが溢れ、心ゆれる。

俳優たちの演技がとても上手い。感情が伝わってきて、こちらの感情も揺り動かされる。
ひとの気持
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

みな孤独。好きな人に流されていく感じ、何とか自分を持ち直そうとする感じがうまく表現されている。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.8

デヴィッド・リンチ監督作品。
暗示的な伏線シーン、時間の交錯、謎めいた人物。つじつまを合わせられず不安な感情にさせらせて、ミステリーの世界へ迷い込む。
主役のナオミ・ワッツが魅惑的。

狂っちゃいないぜ(1999年製作の映画)

3.5

自分の存在感に自信をなくして精神的な苦しみからなかなか抜け出せない。俳優たちの感情表現がうまい。

仕事のプレッシャーや人間関係で精神的に参ったことがあるひとには共感が持てる。ある意味「おとな」のスト
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.5

剣心の寡黙さもいいし、太刀シーンはスピード感があっていい。
ただ、圧縮して話を盛り込んでいるので、登場人物が多くストーリーの主軸がわかりにくい。

浅田家!(2020年製作の映画)

4.2

震災体験を混じえた実話ベース。家族写真をモチーフに、コミカルさを織り込んで重くなりすぎないストーリー展開で心にスーとはいってくる。

諸行無常。いつ大切な人と離ればなれになるかもしれない。
時は戻せな
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黄色い傘(2019年製作の映画)

4.0

黄色い傘の秘密。
8分の短いストーリーですが、優しく心に沁み込みました。
画像もきれいで子供たちが可愛らしい。

YouTube「umbrella brasil」で検索出来ました。

ダム・キーパー(2013年製作の映画)

3.8

人は見かけによりません。そんな忘れかけていることを優しく思い出させてくれる作品。とても心が暖まります。
ちょっとした誤解が状況を悪くすることってありますね。気付かぬうちの思い込みには注意したいものです
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.0

さすがスパイものの元祖。
スリルとアクションが次々と繰り広げられ、世界に引き込まれ、心臓が高鳴る。

体を張って追求するダニエルのボンドが渋い。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

ワンカット手法で、眼の前に戦場がありありと繰り広げられ、臨場感が凄い。

実際に聞いたエピソードが盛り込まれ、戦場の緊迫感、恐怖感、混沌な状況が伝わってくる。

主人公の使命感。そして最後の恋人のメモ
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.2

とても素敵なストーリーで心に響いてくる。
吉高由里子さんの健気さがとても可愛らしい。

気に入ったら、ぜひ原版の「ただ君だけ」を。ハン・ヒョジュさんの感情表現が心に沁みます。ジソブさんも渋い演技を魅せ
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ドライブ・アングリー3D(2010年製作の映画)

3.2

話の真相が見えないままに、スリリングなシーンが展開される。

地の果から這い上がってでも復讐したいこと、守りたいものとは。
どうしても許せない怒りをニコラス・ケイジがクールに表現している。

カルト教
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

4.0

史実をモチーフにしている。国家破綻の有り様が生々しく描かれ、緊迫感があり面白かった。
主人公が危機に立ち向かう姿が凛々しい。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

前作の超人無敵な姿とは少し異なり、よりヒューマンチックで心の繊細な姿が描かれている。
迫力あるアクションシーンも随所に織り込まれ楽しめる。
ガル・ガドットが美しい。

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.8

精神疾患をテーマに、ストーリー展開がわからないまま、こちらを惹きつけていく。
悩めるドクター役をジュード・ロウが好演。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.8

過去鑑賞記録

実話。当時の状況を思い、心を揺さぶられた名作。

21世紀の資本(2017年製作の映画)

4.0

フランス経済学者トマ・ピィケティのベストセラー書の映画化。

漠然と感じている「格差社会拡大の真相」を事実を示して判りやすく描いている。

過去3世紀をみても、資本の収益率(4~5%)は世界経済の成長
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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

4.0

南米ウルグアイの第40代大統領、「世界で最も貧しい大統領」ホセ・ムカヒを捉えたドキュメンタリー。
13年に及ぶ投獄。収入の大半を寄付し、貧しいひとのために行動する。贅沢をしなくても心豊かな暮らし。妻を
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

どうしょうもないほどの米国の深い闇を見たようで、心臓が締め付けられた。
たった20分に、断然の様が凝縮されている。
インパクトが強くて脳裏から離れない。

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

ゲームの世界はよく知りませんが、面白かった。
ありがちな家族設定で、心情表現も自然な感じ。ハートウォーミングな作品。

バーチャルな世界での繋がり。「意外に本音が話せる」気持ちはわかる。
これからいろ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

泣けました。
実在の人物がモデルとなっているそうです。
極道でなくたって、一度道を外れた人、周りと少し違っている人には、冷たく生き難い世の中。

みな生きるのに必死。自分のごく周りしか意識が及ばない
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.2

アクションシーンはなかなか切れがあったが、いままでの岡田准一のイメージと「暴力団と繋がる殺し屋」のイメージが食い違い、入り込めなかった。
ボケのシーンも少し違和感を感じた。

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.6

話がゆっくりなホームドラマ。十分すぎるほど弛んで、流し見して油断していたため、最後の展開には心が揺らされました。

君の結婚式(2017年製作の映画)

3.6

青春時代の淡い恋の物語。
思い出話のようなストーリー。ほっこりした感覚に、少し物悲しさが残りました。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

「その人と出合って共鳴した経験があって、今の自分がある」と思えることってありますね。

ときめき。心が繋がっている感覚。 すれ違い。空虚感。そして感謝。
世の中で起こっていること。
菅田さん有村さんが
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.5

愛する娘の復讐劇。父ジャッキーは怒りを内に秘め、淡々と行動してテロリストに迫ってゆく。
ドラマとしては、もう少し喜怒哀楽の起伏が大きいほうが感情移入しやすかったと思う。