Y氏さんの映画レビュー・感想・評価

Y氏

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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

2.0

これを観たあとだと「哀れなるものたち」観るの躊躇うけど脚本は違うのか

奇天烈ダンスが1.4倍速で観てたのでさらに狂気を増しとりました。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.5

美しい完璧な世界観の中にグロデスクなもの

完璧な美貌から吐き出されるゲロゲロ

すごい性癖に刺さりました

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.2

確か2006、7年あたりのコレクションは見覚えがあってマックイーンと言えばアバンギャルドなイメージだったけど改めて見るとフェミニンなテイストが多くて好き

テーラリングの美しさの基となるエピソードが映
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.7

今回のシャマランを探せ!では1番笑ったまさかの登場演出でした

ヨハネの黙示録 「アポカリプス」...よくあるかも的なキリスト題材設定でしたけどシャマランマジックにかかってる人間としてはお見事でした
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.2

冒頭のギョームを亡くしたトムが書き殴ったギョームへの弔いの言葉が、僕ができることは君の代わりを見つけること

その代わりがギョームの兄のフランシスというのは物語を進めていけば理解できるのだけど、トムは
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愛を乞うひと(1998年製作の映画)

4.1

当時アカデミー賞で最優秀貰った時の原田美枝子がめちゃくちゃ綺麗で印象深くずっと記憶に残ってた。

今、自分が当時の原田美枝子と同じ年齢になって改めて観ると感慨深い

(2023年製作の映画)

4.0

あの死刑囚の彼はもしこの映画を観たら何を思うだろうか


凶行当日の朝、さとくんははっきりと言葉にして告げるのだけど唯一それを止められる彼女はろう者なのでその予告を聴くことはできなかった

原作とは違
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.1

相手をとても疎ましくて憎らしく思う反面、その相手が遠く離れていてもずっとどこかで気にかけていたり会えば誰よりも強く愛してるとお互い気づいてしまう。

男性同士では中々築けない、女性同士の魂の結びつき、
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.1

テレビシリーズより間延びした感、退屈なシーンが所々あるかもだけど、絶対にテレビシリーズの制作費、スケールでは叶わないルーヴル美術館ロケは映画だからこそ実現できたと思うので、全くそこは無駄使いでもなく圧>>続きを読む

Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.3

目覚めたきっかけがダニエルラドクリフの夢を1か月毎日見続けたエピソードが可愛いすぎる。そしてPanic!のブレンドンを対象として好きになる流れは個人的に最高

映画鑑賞後スピンオフドラマの『Love,
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母との約束、250通の手紙(2017年製作の映画)

4.0

突如沸き起こったピエールニネ祭り3作目

ユダヤ人親子として迫害を受け亡命をするまでの幼少期のシーンが重苦しく、雪が降り積もる街の映像も親子の厳しい現実と周りの人間たちの冷たさを象徴してるようで息が詰
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.1

''団地でストレンジャーシングス"

まんま大友克洋の童夢だったけど北欧スリラーらしい異質で陰鬱な世界観が上手く融合していました。

特に騒がしかった昼間の団地風景から仄暗いひっそりとした夜の団地風景
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