よっさんさんの映画レビュー・感想・評価

よっさん

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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人は死を自覚すると変わる。

宮沢さんの熱演が熱い。

家族の容態が酷すぎて、ドラマ映画にしては、やや現実味に欠けるほどでは?とは思ったけども、観ていてスッキリ?する場面は多くて観やすかったです。
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

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映画館で、1人で、大音量で観よう。

宇宙パニックを宇宙ならではの「無音」と宇宙船という限られた空間での「大音量」を巧く使ってる作品だと思います。これは良質な音楽環境が整っていた方が確実に没入できます
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

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トムハンクスさんて、ほんとなんでも出来んだなぁ、て思いました。

異国の地で会話もままならない状況で彼が行った行動とは…て感じの話で、人間の適応力の高さを改めて考えられる内容です。次から次へと、奇想天
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

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ジャズをちゃんと聴こうかなと思える映画

OPの圧倒的なミュージカル模様に度肝を抜かれて、この後もこんな場面が連続するのかと思いきや、中身は結構な恋愛映画。も少し派手にやってくんないかなとは思いました
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.7

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至高のアンティーク映画!長いけど!!

1959だからこそできる全実写の競馬?はすごい。今やったら動物愛護団体から訴訟待った無しの撮影は感動。
内容は嫌なローマに戦うユダヤ人の物語。個人的にメッサラが
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.7

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ルーカスフィルムも葛藤してるのかもしれぬ。

スターウォーズの鉄板的な表現をなくしたいのか、残したいのか…ジェダイ的な戦闘シーンがない分、反乱軍の泥臭い、されど応援したくなる戦闘シーンが多め。その部分
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.0

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地球人なんかに、宇宙の大きさは勿体なさすぎる。

ただ宇宙に憧れた宇宙オタクのサクセスストーリーではなく、科学と宗教の微妙な関係や、あれだけ宇宙に憧れた人々がいざ、宇宙に直面すると、どのような行動を取
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

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目まぐるしく動く不動産屋と競りの中、ゆっくりと、しかし確実に自分自身と冷静さを取り戻していく老夫婦物語。

自らの今の立場をテロリスト容疑の少年に重ねて踊らされていたんだと言ったラストシーンはとてもわ
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コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.0

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スピード感&ドラマ感完全消失させた感MAXなレオン、て感じ。

親を殺された女の子のお涙一切なしの爽快アクション&エロティック殺し屋物語。ストーリーもアクションもストレスなく観れる良作だと思います。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

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1番難しいのは自動的にすることではなく、自動的でないことをすること

自動的でないこととは、呼吸、恋愛…
確かに普段気にはしてないけど、自動的にしているのかといわれると、むむむ…本当か?

AIを通し
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.0

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前作みたく異常な強さを誇る2人の男がフィーバーする映画。

悪人をバッサバッサとなぎ倒す姿は爽快。しかし、一方で中身がないストーリーが残念。親父の過去編とか良いシーンが多いのだから、今回はもっとその過
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

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敵の存在が大変になりつつあるなと実感する映画でした。

「彼」というまさに「なんでもあり」な男の存在がいる以上、敵は基本的に強いが「彼」に勝てない、にしなければならない。その結果、戦闘が非常に淡白にな
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.6

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ー臆病者とは、 戦わない人か、戦う人かー


戦争という異常事態に人を殺すのはいけないと延々と繰り返すドス君。彼は今の時代ならば間違いなく善人だが、戦争では真逆となる。今更ながらこの時代での反戦トーク
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

水の印象がずっと続く作品。


幼少期に水を泳ぎ、青年期に顔を水につけて決心をし、壮年期に水を飲みながら、過去を振り返る。麻薬密売人として汚い生活とは裏腹に綺麗な水、海、そして月が所々に映る、美しい映
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何というか、物悲しい。

兄の死から始まる子を無くした男と親を無くした子が、それをきっかけに少しずつ、凸凹だけど惹かれて行く。その過程をノンビリと日常の中で淡々と描くのは好き。その分テンポが悪いが致し
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処刑人(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

エンディングが好き。

殺戮に正当な理由があるから、快楽になってるだけ、と冷ややかな態度を取る人から、あれこそが正しい裁判官なんじゃないか、という発言までいろいろ考えさせられる懲罰論を映画としてコミカ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ドン底から這い上がるサクセスストーリー。

シングストリートと同系列作品であるが、彼らにあった思春期特有の突撃感というか、青臭さがない代わり、大人として人生を渡り歩いた葛藤やプライドごある。2つを比較
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シーザーに惚れる作品。

個人的に前半のシーザーが復讐を誓ってから服を着ているエイプに会うまでの下りが長い。しかし後半以降から人間の現状や意見の決裂など様々な重大要素が語られる所が非常に良くできてる。
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夜に生きる(2015年製作の映画)

2.8

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う〜ん、個人的には夜に生きるという綺麗なタイトルを回収して欲しかった感はあります。主人公がボコボコにされて、その後復讐する、てシンプルな内容にしか思えなかった。

シーンやカットにはこだわりある。男達
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

国のプライドや上官への畏怖か、教育なのか、様々な理由で思慮ある大人が子供でも疑問に思うような行動をしたりする。人間て不思議。
自分がどう思うか、を持ってないとすぐ流されてしまう。そんなことがわかる映画
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

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ネットとか中々抽象的で解りづらい部分を電車の車両に置き換えて表現したの、上手。オチは確かに騙されはしたけどなんか肩透かし感が、、、最後に詰め込み過ぎを感じる。でもその分テンポは良く、観てて中だるみはな>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

偽造や騙しには現実味に欠けるが、一方で詐欺師の苦悩や葛藤を綺麗に描いてて、また別の視点でチェイス系の映画の面白さを発掘できた。

トムハンクス、ディカプリオの人間関係の変化?も良し!

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

グダグダせず、テンポ良く戦闘シーンが入ってて終始怠くならない時間配分で面白かった。
アベンジャーズとか他の作品知らないと置いてかれるけど、まぁ、ストーリーは適当でバトル観たいなら問題ないかな、と思いま
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もうひとりのシェイクスピア(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歴史を使って空想を作る映画、結構好き。イギリス歴史をめちゃめちゃにしてるとことか皮肉を上手く使っていて、その上、ちゃんと中身がしっかりしてると思います。

イギリスの歴史をもう1回習いたくなる。

真実の行方(1996年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

結局、何が真実かわからん。で終わるお話だったと思いました~
全員が全員、誰か騙して、上手くまとまってしまった感じ。最後のシーンは確かに騙された。でも、それが何か自分には響かなかったです。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の方のシーンが衝撃的で好き。
あんだけ激しく戦っていた人達が嘘のように静まり、皆が子供を神様のように崇めていた姿はもはや怖かった。

今の時代、子供の声がやかましいと怒っている「大人」の方々にぜひ
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

すんごい力持ちで、遠くに飛べて、丈夫。でもどこか落ち込んでいて、時に子供のように癇癪を起こす。

かいじゅう達を見ていると、まるで我々大人のようなかいじゅう達でした。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽は力です!て誰かが言っていたのを思い出す。

正反対の立場の人たちだった人たちが音楽というもので共感して大きな変革を生み出したってのがカッコいい。

そんな深刻にならずに、リズムに乗りながら気楽に
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的にディズニーピクサーで一番感動したかも。人の感情やそれに伴う頭の混乱や葛藤を、ストーリーを通して教えてくれる。

そうそう、こんな時期があるよな~その時、頭の中もこんな感じなのかな、とか。大人に
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映画の中だから格好よく見えるタイプの一家だと思ってしまうなぁ。
しかし、この家族のように気楽に、でも立ち向かう心は結構好き。

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.0

戦闘シーンしかなくて、逆に清々しかった(笑)
変に下手なドラマ入れるより良い。何も考えずに観れる映画

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

トムハーディさんの一人二役がお見事でした。それ以外にはあまり…感情移入も出来ずに中弛みしておりました。

ただ、だんだんとレジーがプライドと狂気の狭間に堕ちていく感じは結構好き。理性があったが故に、狂
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

お洒落な映画、だけじゃなかったと思います。

というのも、所々で国の悪いところとか出ていたからです。教師のプライド、警官の口調、大人の子どもに対する扱い方。
綺麗な映像と醜い人間模様のコントラストを感
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

「妖精なんかいないやい!と子どもが言う度に、どこかの森で妖精が死んでいく。」とかなんとか、どこかの国の台詞を思い出す。

たまには夢とか妄想とかしよう。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

AIDSという奇病にかかり、立ち向かう人間の味方になるのは、やはり同じ境遇の人であり、他人は所詮、他人であることがわかる映画。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「Everybody wants to be us.」

世界の有名ブランドの権威という誰もがなりたがる人は、実は誰もがなりたくない悪魔、という皮肉を鮮やかにできてて良い。ファッションてのがお洒落。仕
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