えりさんの映画レビュー・感想・評価

えり

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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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音楽すべて良し。
バンド仲間の雰囲気も微笑ましい。
主人公と兄弟の関係もじーんとくる。
ヒロインがメイク落としながら涙するシーンで私も泣いた。
誰かの夢がみんなの夢になって、それが別の誰かの希望になっ
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.4

ドリーはちょっとうざめのキャラで、前作ではどうしても生温かい目線で見てしまっていたけど、やっぱりワクワクして引き込まれた。
所々、いいの?これ?って際どさあるけど。
広い海に出たら壁なんてないんだ。
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.2

家族のリアル。男女のリアル。
父と子には希望が。
樹木希林の味わいに浸る。
真木よう子はよれたポロシャツがエロい。
ハナレグミの歌詞で涙。
ぼくがぼくを信じれない時も
君だけはぼくのこと
信じてくれて
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

麻薬戦争という、人がつくりだした地獄絵図。普通の日常を一枚めくればそこにある死。行く道を照らすベニチオデルトロ。
主人公の無力さ。
最後の台詞が個人的にはとても刺さった。
狼の大地で狼になれないならば
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.2

好きです菅田将暉。
好きです池松壮亮。
DVDでも充分。でもいいの、好きですから。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.7

声出して笑っちゃった!
神木くんてこじらせてる方が味があっていいー。
森川葵を初めて美少女と認識。
面白くて物悲しくて面白い、クドカンワールド全開。

団地(2015年製作の映画)

3.2

漢方ってああやって丸めるのかー!
って劇場中に一体感が生まれたはず。
へとへとになって畳でふたりが寝てるシーンが、好き。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

無駄なカットひとつもない脚本!
どんな人が見てもどこかしら刺さるものがある。
誰にでも起こり得ることを、こんなに魅力的な話にできるなんて脱帽です。

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.6

松岡茉優に鳥肌。
ラストはあれだけど、カメラワークとか音楽とか、心が通じ合う演出は実写化邦画の中では群を抜いてると思うのです。

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

子どものしなやかで無垢な強さと生命力がとにかくまぶしい。そして天使。
母としての主人公の強さと脆さ、生々しい。
主人公の両親の顛末がリアル。
この先どんなに辛いことがあってもあの部屋に二度と心が戻って
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

IMAXで鑑賞。
森の静寂、自然の猛威と無慈悲、差し込む光の柔らかさが鮮明に。映画ではなく映像体験。
絶望と怒り以外に共感は出来なかったけれど、
ディカプリオ自身の、受賞までの長い長い道のりとちょっと
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

クリスマスミサのシーン以降、涙腺が…。
被害者に寄り添って加害者を憎み、けれど冷静に機会を窺って客観的な記録を記事にする。信念と忍耐と冷静と情熱があってこそのスポットライト。
歩んできた道が誤りかどう
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

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すみません本気で爆睡してしまった…。
入場記録としてつけておこう。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

バルバラが画面にいるだけで、不穏な気持ちに。
誰かのために何かしてあげたい、そのこころの奥底にある自己承認願望の歪みが渦巻く感じやるせない。
業なのか、円環なのか、アニメ含めて日本的な魂がありました。
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.8

気持ち良いくらい予想外の良さ!!

青春すべてを懸けられるか、たとえ出来ていても、きっとそれは青春ど真ん中にいたらわからない。不安になるのは一生懸命だから。
ちょっと後ろ指差されても、がむしゃらに前だ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

あなたを愛している、本当の自分に気づかせてくれた。
というセリフが予告で印象的なんだけど、意訳なのか本編ではなかったような…?

駅での別れのシーンが一番泣いた。
どうして人は、どんな姿になっても自分
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.6

この町は善良な人たちばかりだと、
話すその食卓に殺人犯ふたり座ってるよ!

ステーキのレシピを聞き出したジミーの眼がどん底のような黒々した穴になってくシーンに戦慄。生まれながらの犯罪者なのに、誰よりも
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.3

いま目の前にいるその人そのものを、信じられるか、リスペクトすることが出来るか問われるような作品。
列車から見える景色の、壁を乗り越えられずに亡くなる若い命と、軽々と壁を越えていく若い命には考えさせられ
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キャロル(2015年製作の映画)

3.5

美しい時間。
曇りガラスは閉塞、鏡の中は本心、帽子は自分を偽っている時間なのかな?
でもキャロルが達観した大人すぎて、後半がさらっと流れてしまった気もする。

ただ、目と目が合うだけで、肩に手がふれる
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ロッキーシリーズを観たこともなければボクシングのルールも知らない、真っさらな状態から、あっという間に引き込まれ、気づけばアドレナリン全開。
ザ・エンタメの定石がたくさんあるのだけど、リングに上がる瞬間
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