冷蔵庫とプリンターさんの映画レビュー・感想・評価

冷蔵庫とプリンター

冷蔵庫とプリンター

妻は告白する(1961年製作の映画)

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法定サスペンスとしては微妙。なんというか、この映画の根底にあるのは結局のところ若尾文子を虐め抜きたいという欲望なんじゃないかと思った。

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

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あの悪魔(cv:仲代達矢)のルックを見て正気を疑った。俺は日本という国を見くびっていたのかもしれない。

地球を守れ!(2003年製作の映画)

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「地球(犬の名前)は俺が守る!」かと思いきや、人類の根源にある暴力性に向き合った、かもしれない珍作。

正直言って全く好みではないが、ランティモスがこれをどう味付けするのかは気になる。

春を手さぐる(1935年製作の映画)

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ブロンドを武器に玉の輿を狙うネイリスト(キャロル・ロンバード)と、家柄を武器に金持ちとの結婚に王手をかける没落貴族(フレッド・マクマレイ)との一時的な共同生活を描いた王道ロマコメ。

今作が究極的に古
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ザ・スチューデント(2016年製作の映画)

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キリスト教原理主義に傾倒した生徒の暴走によって、逆にロシアの中等教育のヤバさが浮かび上がってくるのが面白い。
どう見ても拗らせて暴走している生徒を、盲信することにあまりにも慣れすぎたロシアの大人たちが
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ステート・フェア(1945年製作の映画)

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個人的に無条件に崇拝できるスターの一人であるジーン・クレイン(ほかはジーン・シモンズ、ジョーン・ベネット、ジョーン・レスリー、キャロル・ロンバードなど)主演の映画なので、いくら凡庸なミュージカルでも満>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

絶対的な信頼感ある「綿矢りさ原作」映画。この映画の良さが映画自体にあるのか、綿谷文学のエッセンスにあるのかイマイチ測りかねる(ちな原作未読)が、世の中、自分のことしか考えられない人の方が多いに決まって>>続きを読む

旋風の中に馬を進めろ(1965年製作の映画)

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渋い。濡れ衣を着せられ、とにかく逃げなきゃいけないという状況を受け入れるのがめちゃくちゃ早い。映画的には不要な一悶着「俺はやってない!」を全然主張しない潔さは印象に残った。最近アメリカのミリシア(民兵>>続きを読む

恐怖の一年(1947年製作の映画)

5.0

傑作フィルムノワール。以下若干のネタバレを含む。

原題は"Repeat Performance"(再演)
大晦日に夫を殺害してしまった人気舞台女優シーラ(ジョーン・レスリー)は、この悲劇の原因はすべ
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ショーガール(1995年製作の映画)

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ショーガール版『イヴの総て』という意欲作。序盤の「ダンスはファックじゃない」云々は早々に覆され、ダンス即ファック、性即エロのヴァーホーヴェン哲学が展開されていく。のしあがり方が下衆の極みなのだが、ヒロ>>続きを読む

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

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死んでも「最初から」何度でもやり直すビデオゲーム的感性。

恐怖の足跡(1962年製作の映画)

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90年代くらいのデヴィットリンチの感じがある。『ロストハイウェイ』を想起。

カンタベリー物語(1944年製作の映画)

5.0

傑作。チョーサーの『カンタベリー物語』の映画化ではなく、戦時下カンタベリー大聖堂近くの美しい田舎町が舞台の映画。好みで言えば、パウエル&プレスバーガーの個人的ベスト。

撮影がもうめちゃくちゃ良い。冒
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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確かに良い映画だと思う。台詞も良く考えられており、クサい台詞は一つもないし、登場人物たちが丁寧に言葉を紡いでいるという感じがよく出ている。ロケーションも良い。配役も良い。すべてが良い。悪いところが一つ>>続きを読む

(1975年製作の映画)

5.0

インド映画の金字塔の名に相応しい傑作。活劇として、最近流行りのインド映画よりも数段優る出来。

ストーリー自体は恋に友情、復讐、正義と、あらゆる主題を詰め込んだ「マサラ映画」らしい大味なもので、少し終
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麥秋 4Kデジタル修復版(1951年製作の映画)

5.0

ほんと良い映画。

紀子の縁談を軸に、三世代世帯の生活を描くうちに人生の総体みたいなものが浮かび上がってくるのが素晴らしい。子供はやがて大人になり、結婚して今度は子供ができ、やがては老いていくという「
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

5.0

連想ゲーム的に場面転換する手際の良さが快い傑作群像劇。

アルトマンの群像劇は街全体に散らばった住民をまとめ上げることに成功しているが、その手法も興味深いものがある。
閉鎖的な空間に登場人物を往来させ
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エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

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ボケ続けないと死ぬ呪いにかかってそうなジム・キャリー

消えた目撃者(1950年製作の映画)

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フィルムノワールの隠れた名作。プリントの状態が悪いため撮影の良し悪しは断定しかねるが、ヒッチコック並みの卓越した物語運びでシンプルに面白い。

"犬の散歩中、ギャングの殺人事件の唯一の目撃者となってし
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