愛が何かに変わってゆく切なさと、それでも愛だった軌跡と。徐々に体が動かせなくなる色の褪せ方と、それでも変わらないものの鮮やかさと。人としての喜びと悲しみが詰まっていたと思う。
徐々に血が通っていくような温かくなっていくような作品でした。主人公以外は一瞬のような出番なのに個性がすぐにすっと入ってきて魅力的。好きだなーーー。
一直線な作品だった。鮮やかなものが色褪せてゆく速度が残酷で、救いがないのが悲しかった。
独特のかわいい世界観は物凄く好きだったので最後は物語の儚さが際立ってつらかったなあ。
ドラン監督は複数の映画で同じ役者さんを起用しているのだけど、それぞれの作品ごとに全然違う人間性を引き出していて驚く。
母親との関係が特に好きだった。テレビ投げるところ。
センスがバランスがすごく好み。じわじわ熟れてゆく関係に魅入ってしまった。切なさだけじゃない感情が苦しくてぎゅっとなる。
天才。言葉が出なかった。刺々しくてでもその底にあるゆるやかな暖かさを感じて、随所で心を掴まれた。
カイロの街、人、空気、音、魅力がじっくり味わえる作品。カイロでの生活を思い出して懐かしくて帰りたくて泣けてしまう。
好き。このレイチェル・マクアダムスは本当に魅力に溢れていると思う。全然現実的じゃない映画のラブストーリーがやっぱりいいよ。
新旧両方見たけれどやはりこちらの方が雰囲気があって断然いい。原作の終わり方が好きだからそればかりは残念かな。
遠く行ったことのないアルゼンチンに思いを馳せた。まちと人、人と人とを結ぶものについて考えてしまった。
私からしたらリアリティのない登場人物なのにそこにある諍いはとても現実的でなんだか見ていてもどかしかった。
物語自体は少し退屈かなあ。でも映像だけは惹かれてしまう。独特の真面目だからこそ笑えてしまう感じの世界が好き。
監督が好きで。テンポがよすぎてあわあわしちゃう。何回か見たいな。甘さも酸っぱさも詰め込んだ感じ。
切なくて悲しかった。でも誰かに愛情をもつことは案外そんなことなのだな、と、思ってしまった。
お酒飲みながら見るのに最高にちょうどいい。ついついビートルズを口ずさんでしまう。音楽も映像も鮮やかな感じが好き。
何度見ても好きになる。なれもしないのにまっすぐでありたいと思ってしまう。人生を通じてアメリカをなんとなく理解できるのもいいなあと思う。好きな映画。
クロエが好きで見た映画。友達の話だったらパンチききすぎてるけど映画だとどう受け止めていいかわからない、そんな感じ。三姉妹の演技が繊細で、物語よりそちらの方に向いてしまった。
鬱々とした気分の時に見て途中まではなんだか悲しくなってしまったけれど最後は私まで立ち直れた気になった。でもだから2回目はいいや。
キラキラしていて目は楽しいし心にはじーんとくるし素敵な作品。じわじわするのでたまに見たくなる。
興味深くはあるが最初の短編が好きだったからなおのこと後半切り替えられなかった。
とても気に入った。こういう映画好きだなあ。痛々しいほど率直な男性とどつぼにはまってしまう女性と。昔の映画だけどそれがいい。すてき。
テンポがよくて見やすい。その反面印象的ではなかった。個人的にサマーが自分と似ていて痛かった。