あきらさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

あきら

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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.6

赦しの映画だね。
少し間違うとクズ達の自己満足物語になっちゃうけど、それを間違えないからすごい。後味が悪くならない、むしろ清々しくさえ思える。
良作

坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async(2017年製作の映画)

3.5

これはライブと言っていいのか!?
とてつもなくパーソナルで実験的な空間。教授の頭の中を少しだけ拝見・拝聴できた、気がする。理解できてるのか解らんが 笑
アキラの頭ん中を覗いた鉄雄みたいだな。
CD聴く
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

新しい音を見つけたときの、教授の少年のような笑顔が堪能できる作品。
素晴らしい。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

なんつーか…面白くないね。
後半の展開というか、ポアロさん推理ができてないにも関わらず二度ほど「あなたが殺したんだ!」て…それはただの決めつけ、誘導尋問だわ。
解明前夜にも「子供のように全く判らん」と
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

さすがコーエン兄弟。
ハビエル・バルデムが終始不気味でいい不条理さを出してる。あのくらいやらないと、正常な人間が「理解できない」て思考に至らない。素晴らしい。

ただ邦題、「NO COUNTRY」で止
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不穏な空気感満載で中々面白かった。
黒人キャストの表情の作り方がうまい。
サイコ一族のやりたいことは解ったが、主人公の彼女がそれに荷担する理由や裏付けがあればなー、というところ。ただ単に、てのもそれは
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ワンシチュエーション、登場人物はほぼ3人。
描写がリアルで、緊張感もあって中々楽しめました。
特にイラク人スナイパーの描写。
彼目線のスコープ越しの視覚映像と、主人公との無線でのやり取りの音声に絞り、
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これは中々面白い
カーアクション映画と謳っているが、実際にはそんなにカーアクションしてません笑
でもカーアクションシーンは観てて楽しいし映像がスタイリッシュでセンスがある。映像と音楽のシンクロを楽しむ
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

これは…すべてに於いて微妙。
とりあえず、ラストのボス戦あっけなさすぎでしょ!変身までが長すぎたんだよ。ゾーン頼みだし。
五人の抱えた問題を広げるだけ広げて、ディディとか回収されてないし。

正直もう
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美しい星(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

これは難しいなー。
三島由紀夫ってやっぱ変人だ。
彼がこの原作を書いたのは1962年、半世紀も前。当時の東西冷戦が背景にあり、戦争による世界終末がテーマになっている。それをそのまま現代にもってくるとさ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

人、物、情報、思想、何もかもが溢れてるこの世界で、何が正解かなんて解らないよね。それでも生きていかなくちゃいけない。
親ってすごいなぁ。でも子供だって親が思ってるよりもずっと色々なこと考えてるんだよね
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.6

後編も併せて観たのでその感想も。
とりあえず島田さんが原作そのまんま過ぎて感動した…

原作者の羽海野チカさんもご自身で「将棋ばっか描いたら川本家三姉妹を描け!三姉妹を描いたら将棋の話をしろ!と言われ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.5

極上のエンターテイメント。
映像、音楽、素晴らしい。森見さんの原作を損なわずに、ちゃんと湯浅さんの色がバッチリ出てる。というか森見さんと湯浅さんが合うんだろうなぁ。

十何年か前に観たマインドゲームも
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

四人とも、見事に中身なんも変わらず歳だけとってますね。
相変わらずベグビーのクズっぷりが最高。そして愛すべきスパッド。
音楽も映像も前作同様にキレッキレです。
slow slippy最高。

暗黒女子(2017年製作の映画)

2.5

まず、いつみさんか学校一の美女、てのがしっくりこない 笑 申し訳ないけど。
展開は解りやすく作ってある。予測はブチ壊されることもなく、驚愕もしない。期待値上げるだけ上げて観た後のことは知らんぷり、なコ
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.0

現実と夢とがリンクしとる、つーことらしいけど、今一つ巧く噛み合っていない所がぱらぱらと。後半に行くにつれて無理やりな感じがね。
ラストもなんかまとめちゃったし、全体的に「やばい時間足らんわー、ちょっと
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.8

ん~…可もなく不可もなく(笑)
つまらなくはない!が、終始特別な興奮もなく、感動もなく。DVDでみればいいかなぁ、て感じ。
設定は面白い。
リアルに起きてればもっと暴動とか略奪とか死人がたくさん出てる
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.4

相変わらず映像がキレイ、光の当て方とか暈しとかセンスがあります。ガブリエルヤレドの音楽も個人的には好きです。
内容は、前までの作品に比べると、ちょっと難解かも…なんというか、ザ・フランス映画って感じ?
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.2

これは良作。
「心」という目に見えないものを画く、ということ。みんな悩んだり苦しんだり、人には言えない気持ちを抱えながら、それでもなんとか生きてるんだよねー。
繊細な作品です。テーマの重たさをキャラク
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.7

リアムもノエルも本当にやんちゃで、めちゃくちゃなこと言ったりやったりしてるけど、彼らはいつも、ファンを第一に大切に思っている。
やっぱり僕は、オアシスというバンドが大好きだ。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

久々に劇場でこういうホラー(?)観たけど、臨場感あってよかった。これは劇場で観た方がいい作品。
子を失った親の狂気とは。どういうベクトルに向かうか解らんもんですね。だから狂気というのか。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

ヒトラー本人を見たことはないけど、本人もこんな人間味溢れる人だったらいいな、と思いました。
声だして笑ってしまう場面もあり、シリアスな場面もあり、最後はそうくるか~、という結末でした。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.0

キャストの演技はいい。深津絵里はもちろん、子役の子も先生も。竹原ピストルも少々やりすぎなくらいハマってた。理屈ぽい主人公の、機嫌が悪くなると敬語になるとことか、いい意味でイラつく(笑)
でもラストが…
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

やっぱイーストウッドすげぇ…と改めて感じさせてくれる映画でした。
多くを語らず、表情や動き、景色等で心情を表現するのが上手い。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.3

柳楽くんすげーなぁ、でも妹とかもみんなちゃんと演技してたよ。
是枝さん、確か子供には先に台本見せたり撮る内容言わなかったんだっけ?撮る直前に「こういうシーンだでこういうことやって」みたいな。難しいこと
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

くっそ面白い。めっちゃ笑える。
終盤のシリアスな展開もメリハリあって好き。
音楽も秀逸です。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.5

映画館で初めて観たときは結構衝撃的だったなぁ。
支えてくれる人がいる、て素晴らしいことだ。