白熱球さんの映画レビュー・感想・評価

白熱球

白熱球

映画(83)
ドラマ(51)
アニメ(0)

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

4.2

人と人がわかりあうのに必要ないろいろが詰まってた。別に国と国が違ってなくたっておんなじなんだよな。知ろうとすること、受け入れること、共に味わってみること。違うことや慣れないことには正直に反応する。それ>>続きを読む

明日の記憶(2005年製作の映画)

-

以前見てとても悲しかった記憶。もう一回見よう。

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分が日々、自分の気持ちにきちんと向き合って生きているかと問われるようなまきもとさんの生き方。
効率に囚われて本当に大事なものを見失っていないか、順応できてしまえばしまうほど、立ち止まらなくてはいけな
>>続きを読む

その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

4.0

ねえ、カレーとおいしくできた?

の前の10秒がほんとうによかった。

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.2

元気をもらった。
会話だけ聞いていても耳に心地よく楽しい気持ちになる。周りの人が惹かれていくのもわかる。コミュニケーションの取り方がすこぶる魅力的。

「一生よりも最高の5分間だ」ということばに、私自
>>続きを読む

ルート225(2005年製作の映画)

3.4

職場の上司の話を聞いた時にちょうどWOWOWでやっていて観た。
多部ちゃん変わらず真っ直ぐでよかった。

いくえにも。(2022年製作の映画)

3.4

まず、親子とか兄弟とかの配役って、顔の似た人にしたり、メイクとかスタイリングで似せたりとか、どこかしらするもんだけどね、と思ったところからハテナがスタート。
そういった表面的な違和感から始まり、会話の
>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.9

飾り立てた演出では得ることのできないどっしりとした現実味のある引っ張られ方。振れ幅は大きくないけれど確かに揺すぶられ、心の奥に疼きのようなものを感じる。

豊かさってなんだろう。
1日たりとも携帯を離
>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.1

佐々木その人がどんな人間かをきちんと見ていて受け止めてくれる友達がいてよかったな

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.8

ミッドナイトスワン

こんな深さを見る覚悟で見なかった。
エンドロールが終わるまでうまく呼吸もできない。喉元までいっぱいの感情にふるえる。
最後のカット、入らなくてもよかったのにと思ったのだけれど、こ
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.7

なんか元気出た。
また後日レビュー書きます。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.2

あらすじやポスターからもっと暗い、静かな映画を想像していた。音楽などがあまり入らない会話劇で進んでいくようなイメージをしていたが、実際はよりエンターテインメントで、それがうれしく裏切ってくれたように思>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.3

最初の本人同士の会話の間がおもしろかった。
だんだん仕組みがわかってくると、もう説明大丈夫ですよとなる。もうちょっと不親切でもよかったかも。

時空警察の安っぽさ笑えた。

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.7

観た。とにかく観た。最後まで観られてよかった。ちょっともう一回観なくちゃいけないかもしれない。まだ追いつけてない。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

文章にしか載せられない真実というのが誰しもあって、それを聞くのは家族だったり、自分だったり、全く知らない誰かだったりする。
華やか(に見える)世界からある人が亡くなった時、その真実を知っている人がそれ
>>続きを読む

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

4.6

生涯自転車に乗れなかったおじさんがその事実をうまーく隠されてしまいながらまっすぐに生きる話。
終始クスクス笑いながら見た。
途中、私ってミスタービーン見てたんだっけ?と思ったくらい。
コロコロ変わる表
>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.5

芸術家の瞳が捉える世界の姿にどうしたって憧れているから、その視点が私の思考の介入をうまく遠ざけてくれた。潤んだ視界は彼の心にするりと入り込んだよう。揺れていた画面がぴたりと止まる瞬間が何度かあり、その>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.2

上りはキツいがそこから開ける景色があった。
とりあえずしんどい45分を耐えてくれ、とだけ書いておく。

どんな自分でも、どんな環境でも、1人の味方がいることの強さとそこから生まれる希望は人に前を向かせ
>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.5

タイトルやフライヤー画からは想像もしなかった心抉られるストーリーが真ん中にある。

韓国映画を見たのはパラサイトが初めてで、これが二つ目。

暗い時代にも人の心にひっそりと息をしていたであろう芸術の光
>>続きを読む

ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

4.1

未文明の地の映像を見るたび、文明への道ってほんとうに一本道なんだろうかと考える。

何かあった時にこどもに責任を押し付ける隣人夫婦には天罰あれと思った。自責をしない人の醜さをとことん見せつけられる。
>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.1

壮大過ぎて、私の求めてたドキュメンタリーの感じではなかった。
切り取り方は限りなく美しく、その映像美に詩的にならずにはいられないほど。海外のネイチャー系ドキュメント番組を見るのに近い。一つの家族を追う
>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

3.2

テレビをつけたらちょうど始まったので、気になっていた映画だったからそのまま観た。
LGBTそのものよりも、いかに自分を偽らずに生きてゆくのか、ということに焦点が当てられた作品だった。同性愛だろうがなん
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.3

地上波にタイトルを見て、ずっと見たかったんだよなとwowowの録画を再生。思っていたよりずっと現代的だった。なんというか、決してホットではないよね。クールってのとも違うけど。クラシカルなミュージカルで>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.7

途中からほぼ泣きっぱなしだった。

その人のことを皆が想っているはずなのに、皆が悲しくなるような決断が最善になってしまうことってあって、なんていうか色々、救われた気持ちになった。

ほんとうの親子では
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.6

鹿賀丈史さんがジャンバルジャンやってた頃に帝劇で何度も見たミュージカル作品。音楽も歌詞も脳に染み付いているくらい好きだけど、映像作品になったら果たしてどうだろう…と思いつつ、当時一緒に舞台をよく見てい>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5

馬鹿みたいな感想だけど、こわかった。こわいけれど、私は大人だから目を背けないこともできる。こどもたちにこのままを見てほしいとはどうしても思えないのだけれど、私たちは今、きちんと見て受け止めなければなら>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

4.2

同じ空間で一定数の人が淡々と話すことで進んでいく展開だが、見ているこちらの心の内はぐるんぐるん動いて、瞑想のように、深い深いところまで、いつの間にか入り込んだ。
きっとその罪を知れば、この人たちが救わ
>>続きを読む

スウィート ヒアアフター(1997年製作の映画)

4.0

むかしむかし見たのを思い出して、また観たくなる。
女の子が歌っていた美しいメロディと透き通る声が忘れられない。
冷たくかなしい物語が静か進んでいくが、最後にハッと息を飲んだのを覚えてる。

はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

-

老人の冒険的なものが続いてしまったので、いったん途中でやめ。

ドキュメンタリーは好きなんだけれど、もしかしたらこの撮り方が好きじゃないのかもしれない。まだわからない。

---

バラエティ系のドキ
>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.4

"嫌な言葉は口にしない"ような頑固さとはミスマッチなブルーグリーンのおしゃれな帽子。

ドラマチックなお別れをした人なんて、私にはいないけれど、死ぬ前にこの人だけにはもう一度会いたいという人は、いる。
>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.3

五感の全てを開きっぱなしで観た。
映画一本が一曲の音楽のよう。

現実が作り物の悪夢のような今、このくらいのスペクタクルな夢物語がかえってすんなり心に入り込んでくる。


これは映画館で見るべきだった
>>続きを読む

南極物語(1983年製作の映画)

-

幼い頃、父に連れられて映画館で観ました。(参考:当時の絵日記)
タロとジロは生きていた、と覚えているけど副題なんだろか。

"覚えている中ではじめて観た映画"という話題を見て、考えてみたところ、私はこ
>>続きを読む

>|