詩さんの映画レビュー・感想・評価

詩

映画(34)
ドラマ(0)
アニメ(0)

理想郷(2022年製作の映画)

4.0

壮大な景色の中の陰湿な悲劇、見えるものと内容の差異がより不気味さを引き立たせてた。気持ち悪くて、恐くて精神すり減らされた。長回しのシーンがすごく印象的。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.7

ほんとうのこと話しても、ほんとうのこと聞いても自分も相手のことも分かった気はしないから、嘘ついてその時楽しい方を選んじゃうのかも。分かるって難しいよね、急に居なくならないでって言うかなえさんにグッとき>>続きを読む

遠いところ(2022年製作の映画)

3.8

クズすぎて、イライラとまらなくて正直見てられなくなって何回もスクリーンから目背けた。
でも、これが現実なのか、、。
物語が進む度に「まだあおいちゃん未成年だよ、、」って、彼女の鋭い目が全て物語っていた
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.8

すごいものを見たという気持ちでいっぱい。
ネット社会でのうのうと生きてるうちに、自分は物事を一面的にしか捉えることが出来なくなってしまっていたんだと気づかされ苦しくなった。
坂本龍一さんの音楽が的確で
>>続きを読む

せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.6

せかいのおきくかおきくのせかいか、、モノクロとカラーか、モノクロからカラーに変わる瞬間感じることはあったよね。
なんでこんなにコミカルな動きとモノクロって相性いいんだろうって改めて思った。
おきくちゃ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

面白かった〜自分にはハマりまくりだった。
一見マルチバースって難しそうなんだけど全然だった。マルチバースって言葉をすごく理解できたし、何故マルチバースが存在するのか自分なりに腑に落ちた。
最高に狂って
>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.9

死ぬのが怖くて泣いていた小学生の頃思い出した。マイケルがパパのことじっと見て沢山のこと知ろうとしていた姿に泣いた。死とか親とか普通とかそうじゃないとかに気づくのってしんどくなるけど、最もマイケルが成長>>続きを読む

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.7

「お金が無くても月に2本映画を見る、俺の意地だな」ってまさに自分じゃんと思いながら、なんか意地だよねわかる。自分の居場所なんだよね映画館って。

バビロン(2021年製作の映画)

4.8

映画っていいよね〜最高
映画の世界はエキサイティングでエキセントリックでエロティック!スクリーンに映る映像は刺激的だった。そんな世界に憧れを持ち続けて良かったなって号泣。登場人物が映画好きしかいないか
>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.6

ここ最近3作品連続戦争映画を見てかなりメンタルやられて疲労してる。
最後の会議が終わった会議室に映された、そのままにされた椅子やグラス、何も書かれていないメモ帳から直接戦場には立たず命令しか下さない上
>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

5.0

言葉にできない感情、衝撃。余韻に浸らないと勿体ないと思って早足で家に帰ったけど、映画中は泣いて、映画館出てから家に帰るまで、ずっと涙堪えてた。
大島渚という監督の作品を今の自分の目で見て感じたこと大切
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

5.0

映画館で観れる幸せを実感した!!

IMAX3DHFRとDolbyCinema3Dで見てきた。どちらも良かったけど、DolbyCinemaと3Dの相性良すぎた、ほんとに没入感凄い
映像だけじゃなくてス
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

全ては、カロライナに眠っているというTaylor Swiftのエンディング曲、この作品にバッチリ合っていて良かった。この曲とラストシーンからカイアの人生観を感じた。
幼い頃から変わらないあの目とあの走
>>続きを読む

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.7

食によって四季を感じることができる日本、劇中に出てくるご飯がどれも美味しそうで、そしてほんとに美味しそうにみんな食べてて、見てるだけで幸せだった。
沢田研二さんいい男すぎる。

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

公開当時は映画館で見れなくて、でも小学生の頃DVDで見たあの時の衝撃と興奮は忘れられず、今回映画館で見るという夢が叶って本当に嬉しかった。それくらい、3D技術が素晴らしくて、圧倒的映像美が3時間の映画>>続きを読む

ツユクサ(2022年製作の映画)

4.2

小林聡美さんが見たくなって、映画館に見に行ったらまたまた最高な映画に出会えました。

日本映画の良さってこういう映画だと改めて思わせてくれる作品でした。

何度もクスッと笑えてニタニタして、温もりを感
>>続きを読む

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

3.9

アクションシーンが最高にかっこよかった!!!SFとアクション要素がとても多くて良かった!4作品目も楽しみです。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

真面目に行きたいけど周りがそうさせない。ほんとに今の世の中って生きづらいんだなと。1度レールを外れた人生を進むと後戻りなんか出来なくてとにかく進むしか無くて、でもその先にある現実が辛かった。ヤクザ映画>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

役所さん演じる三上という人物の心情や感情の変化に合わせて見てる自分も嬉しくなってガッツポーズしたくなったり、心が痛くて抉られていく気持ちになったりしてほんとに役所広司さんの演技が素晴らしかったです。>>続きを読む

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

音楽が少ない映画っていいなと思った。終わり方が印象的だった。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.1

登場人物全員に対して辛いなという感情を抱いた。
恭一と今ケ瀬が並んで距離も近く肩に手を伸ばしながら道を歩いているシーンで、通行人の女性二人組からの視線はとても印象に残った。
恋愛のことになると、常に言
>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

良かったです。
映像に絵本のような描写もあり見ててすごく不思議な世界でワクワクしました。
勇気を貰える映画でした。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

約3時間しんどかった

モノクロの映像がドキュメンタリーのようで当時の実際の映像を見ている気分で、説得力があった。

後から知れば知るほどすごい作品だなと。

滑走路(2020年製作の映画)

4.1

東京国際映画祭にて観ました。
すごく良かったです。
世代も場所も違う3人、それぞれが衝突する悩みや不安、それは私達も生きているうちに起こる様々な障壁がすごくリアルに描かれていて、共感し、そしてその3人
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

日本で一番好きな映画監督である黒沢清監督の作品ということでとても楽しみにしていた作品。
終始薄気味悪い世界だけれども、その中にある美や愛、憎しみなどの表現がすごく良くて、さらに日本の古い妖怪話に通じる
>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

4.0

今までのしんちゃん映画とは少し違ったテイストだけどしんちゃんらしさが存分に出てくる、メッセージ性の強い映画