55cameraさんの映画レビュー・感想・評価

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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

さすがのノーラン作品でもここまで独りよがりな設定で観客置いてきぼりでは、途中で止める人の気持ちも解ります。
時間逆行の映像的な驚きも薄かったし…。

それでも、観終わると結構好きな映画でした。

身も
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.0

ビデオを何度か観直していたものの劇場では初鑑賞。
時間や予算の制約を逆手に取った軽快な撮影と大胆かつパズル的な編集センスが際立つ。
ダークナイト以降の超大作も好きだし、最初に彼を認識したメメントの鮮烈
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

2.0

どの役者も良かったし、困った大人たちが若い二人を守ろうと結託する話と捉えれば
後味は悪くないし、実際飽きずに観終わりました。

しかし色々詰め込んだ割に脚本の描写不足は否めず
展開が成り行き任せなのが
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.0

原作は「もし理不尽な事故で家族を失ったら」という恐怖に駆られたスティーヴンキングが、それを振り払うため書き上げ、恐ろし過ぎる故に出版を見送っていたという触れ込みだったと記憶します。
愛ゆえの哀しみ、さ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

IMAXでの鑑賞が大正解。
超大作にしか出来ない物量を使いこなすヴィルヌーブ監督の映像、
シャラメ、ゼンデイヤら勢いのある若手スターの好演
前作が好きだった私にとってはほぼ期待通り、
反面、想像を超え
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.9

素晴らしい。
発端は日本発のプロジェクトでも、完成した映画は紛れもないヴィム・ヴェンダース作品。
初期作から通底する世界観と、小津への憧憬が最善の形で合わさって昇華された、集大成と言って良いのではない
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

傑作。
大友克洋「童夢」からの、オマージュどころじゃない引用は気になるが(権利関係ちゃんとしてるんだろうな)
それでも皆ひと癖あり、問題を抱え、不安定に揺れ動き、追い詰められていく子供たちの人物描写は
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

久々の再見。
まずは原作小説の味を再現するだけでなく、魅力的な映画へと完璧に再構築されているのが凄い。
個人的に続編のハンニバル以降は小説、映画ともイマイチ、露悪的で冗漫なレクターものに変貌していくの
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

失踪した俳優フリオをめぐり、元映画監督ミゲルが様々な人物と語り合う前半が長い。
彼を探さなければ、という切迫感も薄く、
皆がどこか諦め、淡々と過ぎた時間について語り合うばかり。
このまま、過ぎ去ったも
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

地球外の映像美と、時空を超えた父娘の結末に泣かされる。SF映画の醍醐味が詰まった、ノーラン監督の作品中でも屈指の力作。
人間臭い箱型ロボットもキュート。
数年振りに再見して、娘マーフの兄ちゃん役が「D
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.5

全くノーマークだったけど、間違いなく2023年日本映画の傑作。
カッコつけず、小細工せず、真っ正面から撮られた、グッと来る熱い映画。
主演のアフロがハマり役。呉城久美さん演じる「ぶっちゃけ終わってる」
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.5

劇映画なのにドキュメンタリー風のアプローチ。実験的でぎこちなく、独特の味わいがあって愛らしい。是枝監督はこの頃の作品が良い。初主演の井浦新さんはじめ役者陣も初々しい。