映画侍さんの映画レビュー・感想・評価

映画侍

映画侍

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グラッフリーター 刀牙(トキ)(2012年製作の映画)

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面白い。格闘技と町内会とSFの融合だ。
刃牙で町おこしする街と、気功で生き返る若者。失踪した父親。最強を目指す過程で
身についた超能力。東京の下町でありそうなシーンに、バキが誕生する。

狂武蔵(2020年製作の映画)

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映画の価値感を変えてしまった。
物語でない、格闘シーンの実況中継だ。
闘いは、フェイクであるが、武芸者の立場を体感できる。日本映画の新発想だ!

出口のない海(2006年製作の映画)

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悲壮感が見られない。
戦時である情景が見えてこない。
ストーリーは後世に残すべき史実だ。
現代人に戦争の悲惨さを、伝える作品
としては価値がある。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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問題が発生する。原因を探る。

発見する。まだ知られてなかった公害だ。

水銀汚染であった。被害者が団結する。

しかし、行動にでても、跳ね返される。

そこで、米国のカメラマンが登場する。

シャッ
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タバコ・ロード(1941年製作の映画)

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アメリカ南部の煙草農家の惨状を描く。
たとえ、運命が傾こうとも、信仰の力が救ってくれる。逆境でも、信じるパワーが順境に変えてくれる。最後に人は、与えられるのだ。

大コメ騒動(2019年製作の映画)

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生活の必需品、米を預かる主婦たちの行動。 婦人の武士道が見えてきた。
団結すれば、願いは叶う。ウーマンパワーが炸裂する。

近江商人、走る!(2022年製作の映画)

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自然発生した経済システム。近江商人になるのには、マニュアルは無い。 経験と行動で日本有数のビジネス・スタイルを作り上げた。誰よりも早く情報を掴む。金を産むゴールデンルールだ。 走る、走る。歴史に名を残>>続きを読む

大名倒産(2023年製作の映画)

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感動である。高田総裁が、我が郷里の鮭をお召し上がり下さったのは。
地元の者であれば、最初のシーンに釘付けになるはずだ。
財政の問題からはずれて、楽しめた。

(2020年製作の映画)

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反復する軽快な歌のセリフになる「糸」。
男と女は出会い、別れを繰り返しながら、糸で結びつく。これが運命だ。

戦国自衛隊(1979年製作の映画)

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過去も未来も存在しない。最後のシーンに答えがでている。アグニ(火)が燃えているだけだ。この火は、戦いのエネルギーに変わる。刀か銃か?サニー千葉の演技が光る。

日本侠客伝(1964年製作の映画)

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人間の道を描いている。不正に憤り、正義を貫くため、命を投げ出す。法は通用しない。男の美学だ。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

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新幹線を使ったテロ。想定外だ。
名優、高倉健と千葉慎一が共演する。
犯人役の高倉健、列車運転手役の千葉慎一。いずれも、異色の配役だ。
持ち場のシーンで、彼らの目が光り出す。
新幹線にしかけられた爆弾を
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白鯨(1956年製作の映画)

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1956年公開時は、私がまだ生まれてない。この俳優がグレゴリーペックか。
片足を喰われてしまった船長が、鯨相手に
リベンジをする。
キリスト教の思想が、所々に見られる。
白鯨は悪魔でない。ただの鯨だと
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影の軍団 服部半蔵(1980年製作の映画)

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忍者は傭兵である。敵につくも、味方に
つくも条件しだいである。
伊賀と甲賀が、目的達成のために闘う。
忍者は身体能力ばかりでない。先を読む力、知性、判断力が備わっている。
幽閉された幕府の世継ぎを、見
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野性の証明(1978年製作の映画)

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運命とは時空だ。時と場所が一致して
しまう。素性を知れてはいけない、優秀な
特殊工作隊員が、山奥で殺人事件に出会う。偶然に来た土地なのか、運命なのか。
名優、高倉健にとってピンチだ。
最後は娘役、薬師
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華氏451(1966年製作の映画)

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現代の様相を暗示している。
テレビにより無気力にされた人間。
一方、読書によりパワフルになる人間。
支配層は、テレビを与える。
国民はテレビに従うからだ。
政策でも、チャンネルに流し続けるだけ
でよ
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戦争と平和(1956年製作の映画)

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小説では、読破することが難しい長編。
映画なら、ナポレオンとロシア軍の戦闘
シーンを立体化(パノラマ的に)見ること
ができる。 外界は戦争だ。では内界は平和か?
戦場はフランス軍の侵攻で、モスクワは
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(2000年製作の映画)

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日常、どこでもありえる姉妹の確執が、
真面目な姉を、殺人者にしてしまう。
藤山直美は、米国のキャシーベイツの
様に、自然女優だと言える。違和感
がない。演技が現実感を導き出す。
圧倒的なストーリーの面
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郡上一揆(2000年製作の映画)

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IQ映画であった。事実をもとにしたストーリーなので、背景知識が理解のために必要
である。 哲学として、見るならば、
「力なき正義は、無能である。」 が当てはまる史実であろう。

アンナ・カレニナ(1948年製作の映画)

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キリスト教により、離婚が禁止されていた
時代に、本能のままに生きたアンナ・カレニナ。人間の欲望はキリがない。男女間でも言える。より良好な方へ向かう。
その果ては、何なのか。最後の選択に至る。trage
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若草物語(1949年製作の映画)

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アクション映画しか見なかった私が、
ようやく恋愛モノに感動できた。
若草物語だ。貧しいながらも、愉快に生きる姉妹。姉が、男を見つけた妹にアドバイスする。惚れるとは、寝られず、食欲も
なくなる。あなたは
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にんじん(1932年製作の映画)

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国、時代を遡っても、家庭内の問題は
普遍的なのだと知った。
夫婦の不和。子供の虐待がテーマだ。
子供が最後の手段をとる中、駆けつけた
父親に助けられ命を救われる。
芽生えたのは、父と子の愛だ。夫は暴虐
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浅草・筑波の喜久次郎 浅草六区を創った筑波人(2016年製作の映画)

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パッケージに騙された。大御所、北島三郎、松平健、星由里子まで起用した
浅草六区の成り立ちの映画だと思った。
タイムスリップにする題材でない。
幼稚園の学芸会に名俳優は似合ない。

八甲田山(1977年製作の映画)

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極寒の地、シベリアでの戦いを想定した
八甲田山での訓練だ。人間が極限の環境
で生き抜かれるかがモチーフとも言える。
軍部の指令は必ず達成すると兵士は
精神力で挑むが、自然の猛威に勝ち抜ける
のか。明治
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MUSASHI(1996年製作の映画)

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漁村で育った武蔵。殺された母親の仇討ち
のために、自然を相手に育成した、
無手勝流の最強剣術だ。 琉球国の海賊との
闘いが興味深い。キラーカーンの技は、
武蔵から学んだのだろう。モンゴリアン・
チョッ
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長州ファイブ(2006年製作の映画)

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幕末、5人のサムライが国の混乱状態を打破しようと、密航までしてイギリスに向けて旅立つ。
着いた先は、花のロンドンだ。あまりの
母国との文明の差に呆然とする。
グラスゴーで造船技術を学ぶ、主人公が
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半次郎(2010年製作の映画)

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西南戦争の時、西郷隆盛の片腕になった
強者がいた。その名は、半次郎。武芸は
無手勝流とみた。木を叩いて、育て上げた
剣術だ。有り余った若者のエネルギーを、闘いで発散させる。
最後は、まるでランナーズハ
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関ヶ原(2017年製作の映画)

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悲壮感が欠けている。戦場の兵士は、訓練させた動きだ。命懸けの、戦いであるはずの関ケ原ではない。挿入された音楽が、煽るだけの歴史映画だ。

のぼうの城(2012年製作の映画)

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弱能く剛を制す。老荘思想を実戦に取り入れた武将が、日本にいたとは驚きだった。
強健な石田三成の攻めを、柔軟な方法で迎え撃つ。民から、のぼう様と慕われた人格だ。殺された百姓の、犯人の首を切ることを交渉の
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柳生十兵衛 世直し旅(2015年製作の映画)

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心、技、美。柳生石舟斎の教え。「明日は今日の我に勝つ」
新陰流を継承した、十兵衛の世直し旅を描く。
幕府から難件の調査の指令を受け、敵の
本拠地に乗り込み、風魔忍者と対決する。
妖力との息詰まる闘い
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真田幸村の謀略(1979年製作の映画)

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真田幸村役、松方弘樹の眼光の鋭さが、
迫真の演技を見せる。
男の世界の映画には、欠かせない名優だ。
娯楽映画としても、完成されている。
最後まで飽きさせない。最後のシーンは、
猿飛佐助が、密教を極めて
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利休にたずねよ(2013年製作の映画)

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1日限りの花の命。思い煩わず咲く。
憂いて何になると、散っていく。
利休もそうだ。美を追求し、美しく
息だえる。まさにこれが、茶の道だ。

次郎長三国志 甲州路殴り込み(1965年製作の映画)

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危機突破マニュアルだ。ズバリ、それは団結力がものを言う。
災難を潜り抜け、最後は弔い合戦へ。
男の中の男、司令塔、清水次郎長は
最愛の妻を見送り、敵地へ向かう。
鬼気迫る殺陣のあとは、権力にも向かって
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士魂魔道 大龍巻(1964年製作の映画)

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50年前にtwisterを映像化できたとは
驚きである。カンサスで日常起こる、竜巻
を正確に描写した映画とも言いたい程だ。
大坂夏の陣の後の混乱に、自然な形で自然現象が現れ、人間に無常感を悟らせるラス
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

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伏線につぐ、伏線が続く。最後のどんでん返しは、スピルバーグでも無理。しいて言えば、猿の惑星だろう。3時間耐久が必要だが、見る価値は大。

次郎長三国志 第三部(1964年製作の映画)

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企業の最高経営者のための映画と
言いたい。組織が発展するのは、統率が
出来ているから。息の荒い子分の素直さ、
EQの高さにも注目した。敵方の女房と
駆け落ちした子分が、次郎長一家だった
と知られ、殴り
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