フラミンさんの映画レビュー・感想・評価

フラミン

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

毎日繰り返される、変わり映えしない日常。
主人公は、孤独で真面目で地味な、昭和を生きているような男。
決まった時間に起きて、仕事へ行って、判で押したような……。休日はコインランドリーから始まって、お決
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イキガミ(2008年製作の映画)

4.0

今から十数年前の原作からの映画化?!
何だか、今の世の中を既に知っていたような内容……。
最初から最後まで、あっと言う間で、すべて目を離さなかった。
山田孝之をあらためてリスペクト。ドキュメントを思わ
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(2023年製作の映画)

4.0

とんでもない映画を見に来てしまった、と途中思った。
しかし、現代の一番の暗部にスポットライトを当ててくれた作品だ。こんなに難しい映画に、俳優人もそれ相応の覚悟を持って出てくれたと拍手をしたい。
誰にも
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

一回見ただけではではわからない。
たくさんメッセージが隠されているようだ。
パラレルワールドの世界観はすぐにわかった。
セキセイインコ愛鳥家の私としては、ちょっと描かれ方に納得できない感があった。

つぐない(2007年製作の映画)

3.5

とても変わった内容の映画だった。
しかし、実生活では、たまにあるかもしれない事象を、物語的に作られていた。
視点がとてもユニークであると思った。
しかし、少し長い。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

アメリカでも日本でも……、そして他の国でも、ずっとこんなことが行われ、そして隠蔽され、例え知っていても声を挙げず、挙げられずの数十年。もしくは、もっともっと遡る悪の所業……。
当時の時制柄で、よくこん
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Winny(2023年製作の映画)

3.4

「正しき者は救われない」
「真実はいつも闇の中」
「挑戦者を生まないようにする日本社会」

そんな中でも、希望を持って無邪気に生きた主人公。悔いはないだろう。見習って生きたい。

吉田羊さん、出演時間
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

この題材を、何とか若い人たちに見てもらうために、二宮さん始め、脇をかためる今時の俳優を起用した監督の意図と、その深い意義を感じた。
アウシュビッツは有名だが、シベリア抑留については関心度が薄い。地味で
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.3

ダイアナのために見に行った。
きっと、ダイアナは空の上から、この映画を一人でも多くの人に見てもらいたい、と思っている気がする。
彼女の真実を知ることが、本当の弔いになると思って。
辛い人生だったのは、
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

予告を見て、即見に行った。
思っていたより、より暗く重かった。 
映像は、カンヌ映画祭で賞を取っているだけあって、とても美しかった。
場面の切り替わりごとに、何が起きたか出来事を説明するセリフを省略し
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.5

おかしさの中に怖さ。

感謝して生きることの大切さ。

今この一瞬一瞬を輝かせたい思いを呼び起こす。

結局は自然と共存が、人間として最高の生き方と知る。

そして、だんだん迫りくる、現実になりそうな
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映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

3.2

わちゃわちゃなアニメ感満載の中、所々、今の世の中のある意味トレンドな内容(トランスヒューマニズム・世界線・平行世界等々)が盛り込まれていた。私的には、Snowmanと共に興味のある世界感が入っていて嬉>>続きを読む

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.8

やはり塚地の演技に始終、目が行ってしまった。嫌味のない人間的魅力のあるキャラクターを表現していた。
知的障害者のグループホームで少しの間働いたことがあるが、映画の中のグループホームも自然で、いかにも実
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

初めて007を見た。
映画の企画が、2017年頃から始まっていたと聞いたので、預言の書ならず「予言の映画」?!

遺跡でカーチェイスとか、後半の展開などなど、スケールの大きさが、きっと今までの007を
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.9

こんなに心をえぐられるような内容だとは思わなかった。
佐藤健が素晴らしかった。
彼はカッコイイ&イケメンだけではないことがわかる。深い深い意志が感じ取られる俳優だ。
加えて、永山瑛太の芝居がニクいほど
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

私はどちらかというとドキュメンタリーが好きなので、こういう分野の映画をあまり見てこなかった。
3時間真剣に見たが、文学作品が好きな方には、たまらなく魅力的な作品だろうと思った。

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.8

高齢者施設の中も、一般世間と全く同じ世界があるのだと知った。性格、価値観、健康状態、家族状況等々様々な人たちで構成されている。歳を重ねても、恋する心を持つ人もいれば、人嫌いな人もいたり、個性はそれぞれ>>続きを読む

テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

2.9

"理解されずの人生だったテスラを描く映画"と言うことで、期待して行った。
が、ところどころにコミカルさを入れた演出は、テスラに対して失礼な気がした。面白味のあるコミカルならば良いが、ちょっと・・・。
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滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie(2020年製作の映画)

4.5

Snow Manってサイコー!
コンサートと、歌舞伎と、バラエティーと、シリアスドラマが全部映画に詰まってました😄
全員が努力と集中力との実力派なところに魅了され、ticket代が高かったけど、充分返
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.2

テーマが素晴らしいので、凄く期待して行った。前半は予告通りに後半を期待させるものだったが、後半えっ?終わり・・・?と言うのが、私の正直な思い。
蒼井優と高橋一生は、とても頑張っていたと思うし、調度品な
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

私の理想とする家族!実在する浅田家。横並びの家族。誰をも支配せず、温かく見守る。さらりと大きな愛。
ニノのキャラそのもののような映画。
軽くて面白くて優しくて、時に泣ける。
見に行って良かった!これか
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黒いドレスを着た女(2012年製作の映画)

2.9

人は愚かなので、大変なことになったり、失ってから大切なことに気づく、と言うベタなお話。最初と最後が突拍子もなくて何だか驚く。それにしても「本当の愛に気づきなさいよ」と主人公に何度も心の中で叫んでしまい>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.9

ただ偶然に起きることってない。
彼らの努力が人一倍だったからこそ、世界中から認められたんだ、とわかった。彼らの新しさとカッコ良さが先行して、ファンは彼らの音楽を聴いていないように4人には思えてしまった
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.5

最終的に伝えたいことが、よくわからなかった。ダブルミーニングで進んで行ったことはわかるが。フランス映画的な終わりを目指していた感じなんだろう。二宮和也さんの演技は、とても良かったと思う。

アンソニー・ロビンズ あなたが運命を変える(2016年製作の映画)

2.5

凄い!と思う。気づきを得る人も多いだろう。
しかし、私の何かが疑問符を投げ掛ける。マウンティングと強制感、新興宗教感?が、疑問の答えかも・・・。
劇薬の即効性。使い方次第。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

ベンのような高齢者になりたい。老害などと言われる存在ではなく、若い人たちの支えになるように歳を重ねたい!そして、自分のプライベートも決して諦めないで自然体で楽しんで。お手本にしたい映画でした。

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.5

少年たちの見つけた小さいキューブ。世界の大問題をスピルバーグは提示している。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.9

あの日、この方々50名の、まさに決死隊お陰で、私たちは助けられていたことを初めて知った。IT、コンピュータは全く使わず、身体と気力のみで、この国難を乗り切ってくれていたなんて。
反対に、政府・官僚・行
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.9

JOKERと真逆なハッピーエンドの映画。
人に承認されることの嬉しさを描いている。一人でも多くの人を承認していきたい、と思った。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

人間社会を極端だけど、正しく描いていた。
子どもの頃に虐待とか、親のエゴで育てられると、人生逆転がなかなか難しい。中には、大逆転する人も極々たまにいるけど、劣等感を植え付けられてしまうから、多くは周り
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

「ビフォアシリーズ」の手法とほぼ同じで、ドキュメント的な作り方。リアルな日常こそ、ドラマがあると言うことなのかな。よく12年間撮り続けましたね。あっぱれです!

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