フリッパー0702さんの映画レビュー・感想・評価

フリッパー0702

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野獣(2018年製作の映画)

3.0

少年が背負った十字架は
映画「クロース」と同類のものなんだろうけど
内容としては、クロースの下位互換かな…。
(素人が偉そうにすみません)

最後に出てくる大人も設定のためにいる様にしか見えなくて、そ
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.8

聴いてる映画紹介系ラジオとかで
めっちゃ評価されてました。

あんまり好きなタイプの話じゃないし
最後もどうなるか観んでも分かるけど
食わず嫌いせずに観てみましたよ。

なるほど、これは良くできた作品
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

12分なのに、12分だから?なのか
短い尺でもしっかり見るものに考えさせる作品になっているなって思いました。

ナレーションが長澤まさみさんってなってますが、私が見たのにはナレーションとか入ってなかっ
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

神聖領域なのに、世俗にまみれた権力争いを展開する話でしたね。

面白いんだけど、最初に脱落する枢機卿がマイノリティ側の人だったりして「結局、こういったスキャンダルは、白人以外の役目かよ」ってちょっと冷
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Viewers:1(2021年製作の映画)

3.0

デデデデのアナザーストーリーみたいでした。

140秒でもこれだけ描けるんやって驚きですね。

幽霊の日記(2025年製作の映画)

3.5

ホラーなのかと思ってたら、SFでした。
これは、なかなかの完成度ですよね。

こういうの観るとショートフィルムの意味ってあるよなって思います。

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.7

最近ウィスキーが趣味になってきたところ
こういう作品をみつけ鑑賞。

お仕事映画としてとても面白かったです。

幻のウィスキー「独楽」を復活させるべく、奮闘する姿はグッと来るし、あと一つ何かが足りない
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.1

矢野顕子さんの「LOVE LIFE」から着想を得て
この映画を作ったらしいですが、どう解釈したら
この物語になるのか理解不能ですね。
(これ、褒め言葉です)

作品は、本当に最低で最高でした。

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.7

カンヌとアカデミー賞を制するって
完全に今年度世界一ってことですよね。

映画館で観るのためらってたけど
アカデミー賞が背中を押してくれて
鑑賞できたのが良かったです。

前半はわかりやすいコメディで
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.3

物語終盤、息子は成長の余地を感じましたが
母親の方はどうなんだろうな。

本人はそんなつもりはないのでしょうが
母親の言動は少し「TAR」の権力性を思わせます。

私も「こうだ!」と思ったら、突っ走る
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Valimo(2007年製作の映画)

3.0

これで作品として成立していると感じさせるところが、アキ・カウリスマキって感じがします。

Broken Rage(2024年製作の映画)

2.5

うーん、たぶん敢えての作りなのでしょうが…。

映画作品として、前半部の方が笑えたかな。

次の作品へ向けての、実験だったんだと考えます。

ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

女性が年上でタイムリープして、若い頃の夫と…ってパターンはあんまり見たことなかったな。

あらすじや予告編だけ見ると「大丈夫か?」って感じでしたが、そこはさすが、松たか子さん。
相手役の松村北斗さんも
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.3

とても心に響く作品でした。

是枝監督の「怪物」ってあるけど
ある意味、それの上位互換ですね。

ただただ仲のよい2人。
大切に想ってるだけなのに、なぜ周りは、社会はそれを「それって…」って普通じゃな
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

4.0

私も日に2〜5杯は飲み、家では数種類の豆をストックして飲む程度の愛飲家です。

趣味と言ってもいい題材のドキュメンタリーなので、興味深く観られましたよ。

自分もただ飲む珈琲から、より美味しく飲む意識
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

とても面白かったです。
ですが、もっと政治的な話かと思いきやでした。

副題の「アメリカ最後の日」は日本だけですかね。
だとしたら、それがミスリードを誘ったかな。

最後、若手のカメラマンが、どっち側
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Bico(2004年製作の映画)

-

なんて事ない記録映像的なドキュメンタリーですが、何か惹き込まれるよなって思ってたら…。

監督が、アキ・カウリスマキでしたか。

労働3部作は一つしか観てないので
残りも観てみようかと思います。

精神(2008年製作の映画)

-

「どうすればよかったか?」を見て、精神科のドキュメンタリーを探すとこちらに到達。

観察映画、想田監督。
どこかで聞いた事ありますね。

私はこの作品内では、健常者側なので
全員ではないですが、見てて
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

すごかったですね。

私はいかに私が信じたストーリーしか認識できないのかと、気付かされて、自分の胸が痛みます。

是枝監督の作品は「誰も知らない」を筆頭に結構好きな作品が多めなのですが、今作もその一つ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある問題を抱えた主人公に裕福そうなお婆さんが、タクシーに乗って来て、色々振り回されるけど、それがカウンセリング&問題も解決ってなる映画かと思いきや…。

まぁ、その通りなんだけど、このお婆さんの半生が
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.5

「リバー、流れないでよ」が面白かったので
これらも鑑賞。

先に「リバー、…」を観たからなのか
私は「リバー、…」の方が好みでしたね。

アイデアとかはこちらの方が優れている様な気がするけど、作品の完
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

4.0

とても面白かったです。

俺たちが観たいアメリカ映画!って
感じがしましたよ。

昨年公開されてたんですね。
これは劇場で観たかったです。

あと、マーケティングって本当に大事だよな。
私もモノ作りの
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ただ、トイレ掃除をしているおじさんの暮らしを映してるだけなのに、面白いとは…。

後から思い返すと、ここでの清貧って、作られた清貧だよなってなるけど、少なくとも見てる間は、そう思わなかったので、その辺
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.0

アトロクの年間ベストで名だたる方々がタイトルに挙げてるので、鑑賞しました。

三角関係だけど
どっちかというと男2人の話ですかね。
終盤のサーブの使い方は、感心しました。

面白かったけど、私的には年
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.3

ウェス・アンダーソンが短編4作を作ってたそうなので鑑賞。

観る順番が正しかったのかわかりませんが
当作は前作3作の要素が全部入った作品でした。

グランド・プタペスト・ホテルを思わせる
お洒落な絵作
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(2023年製作の映画)

3.2

ウェス・アンダーソンが短編4作を作ってたそうなので鑑賞。

気のせいか、ベネディクト・カンバーバッチが出ると、リッチな絵になりますね。

クスッと笑えて、今までの短編の中では1番、監督らしい作品かと個
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白鳥(2023年製作の映画)

2.5

ウェス・アンダーソンが短編4作を作ってたそうなので鑑賞。

ネズミの話より、文学的な作りですかね。
あんまり刺さらなかったです。

作品は映像なしのラジオドラマでも成立するかな。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソンが短編4作を作ってたそうなので鑑賞。

嘘だとわかっててもチョコを食べるのに「げっ!」ってなります。

作品は舞台?みたいな感じでした。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

子供時代、何かの気配とか感じてたんですよね。
当作は、その答えを教えてくれた感あります。

超能力も大人が気付かない、ギリあり得るんじゃね?を突いてきますね。(昔クロニクルって作品あったけど、あっちは
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.8

ん〜、つまらなくはなかったけど…,

ミステリ要素結構強めに作ってあるけど、犯人誰なのかすぐ分かるので、もう少し誰が犯人か引っ張れたら、もう少し面白かったかもしれませんね。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

ものすごいスケールの作品でしたね。

前作の全然進まなかったのに対して、今回はかなり進んだので、映画としても面白かったです。

一応家の大画面でも「うおぉ!」ってなったので、劇場で観てたら、テンション
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

-

これは…なかなかの見るべき作品でしたね。

最初に驚いたのは、決して大きな劇場ではないですが、立ち見が出ていて、注目度がすごかった。

作品は、姉が統合失調症を発症したと思われる年から18年後、そこか
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

皆さんが言ってる人間ドラマの描写問題ですが
まぁ、気持ちは分かるけど、当作では舞台設定かと私は割り切れたので、全然大丈夫でしたね。

そこが許せるかどうかなんでしょうね。

ゴジラ描写は結構すごくて、
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オン・ザ・ロード~不屈の男 金大中~(2024年製作の映画)

4.0

金大中、生誕100年で作られた記録映像作品?

第二次大戦後から、1987年の公民権回復までを描いていました。
大統領就任が1998年だから、大分前で映画は終わってましたが…。

いやぁ、すごかったで
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